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巨大植物の森学基礎
ニャオ―ハ―! リユルン(@riyulun)です
時に、皆さんは現在エクストラレギュレーションで禁止を喰らっている巨大植物の森 の凶悪性について どれほど理解があるでしょうか
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登場して約7年半の月日が経った現在、特に新たにポケカ界隈に入ってきた人は このカードが引き起こしたヤバさについて知らない方もいるかもしれませんね
今回は そんな巨大植物の森のヤバさについて語る記事となっております
参考になっていれば❤のタップをよろしくお願いします
目次
・ダーテング
・ラフレシア
・ジュナイパーGX
・オマケ1:クワガノン
・オマケ2:ジュプトル
ダーテング
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巨大植物の森は進化前が草タイプなら対応してしまうので、
このダーテングも コノハナが草タイプのカードであれば すぐ進化できてしまうのです
そんなわけで、先攻1ターン目に きょだいなうちわの試行回数を稼ぎまくって、相手の場のポケモンをすべてなくして勝利する、
なんてデッキができるように…
(しかも当時は先攻でもサポートが使えた)
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このデッキタイプは 相手に ほぼ何もさせずに勝利してしまい、ポケカの面白さを著しく削いでしまう側面もありました
この事件により、何てコトないカードだったダーテングが禁止、殿堂レギュレーションでは殿堂ポイントが3つけられることとなりました
(後に 禁止措置が解除されたものの巨大植物の森が禁止となり、今日のエクストラレギュレーションに繋がっています)
ラフレシア
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おたがいのプレイヤーがグッズを使えなくなる特性:イライラかふんが非常に嫌らしい特性ですが、巨大植物の森を使えば何と先攻1ターン目からロックすることができるのです
似たような特性のオーロットとは異なり
ベンチでも発動するので 1度立ってしまえばグッズが使えない状態で もがき続ける確率が高いところがポイントですね
この際に ズルいポイントとして、サポート:AZを使うことで一時的にグッズロックを解除、
グッズを使った後は再び巨大植物の森で
ロック再開という動きができてしまうんですよね
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ジュナイパーGX
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「強化拡張パック サン&ムーン」収録
巨大植物の森の効果で 1回の番で数匹立たせることもあり得たジュナイパーGX、
特性:フェザーアローにより相手のポケモンのHPを ずけずけと削っていく戦法で一世を風靡
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また、ガマゲロゲEXと組んだ通称[ゲロジュナ]なるデッキタイプは グッズロックを押し付けて(相手の行動を遅らせ)、着々とダメージを稼いでいくという、
これまた嫌らしいデッキとなり 流行ることとなりました
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さて、巨大植物の森により活躍したカードの紹介は以上となります。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました
「たった3例」と思われるかもしれませんが、この3例の活躍は ポケカ史に残る嫌らしさで、巨大植物の森というカードの印象を作ったと言っても過言ではありません
(特にダーテングは禁止されるにまで至った)
さて、この後はオマケとして 巨大植物の森に関係ある ちょっと残念なポケモン達を紹介していきます
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オマケ1:クワガノン
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1エネで攻撃しつつエネ加速できるワザ:チャージビーム、
相手のベンチ全員を狙うことのできるGXワザ:ギガトロンGXを持つクワガノンGXですが、
1ターン目からチャージビーム、狙いたいですよね…!
そう、もし巨大植物の森が対応していたら…!
アゴジムシは むしタイプ、
デンヂムシは むし・でんきタイプ、
クワガノンは むし・でんきタイプであることは皆さん当然ご存知の常識ですが、
これに則り、草タイプのデンヂムシのカードが1回でも出ていれば 巨大植物の森に対応していたんですよね
しかし、今日まで草タイプのデンヂムシ(またクワガノン)は1回も登場していません
オマケ2:ジュプトル
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今で言うところの ハヤシガメのひだまりのこうら と同じ効果の特性:たいようのめぐみ を持つ こちらのジュプトル、
明らかに巨大植物の森と組み合わせれば
強そうですよね
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しかし このジュプトル、ジュカインGXが収録された強化拡張パック「フェアリーライズ」の発売日は2018年8月3日、
それでいて巨大植物の森を始めとしたXYのカードがスタンダードレギュレーションから外れるのが2018年9月7日
そう! この組み合わせは (スタンダードレギュレーションにおいて)たった1ヶ月しかできなかったのです
ちなみにポケモンカードチャンネル[公式]では その巨大植物の森×ジュプトルの動きを
(他の対戦が新スタンダードに対応してるにも関わらず)投稿されていました