ポケモン対戦初心者へのバイブルその1 [3値の理解]
おはようございます。リユルンと申します。
「インターネット対戦ってやりがいありそう―!」と感じている人の中には 「でも敷居が高そう…」と恐くなってしまう人もいることでしょう。
インターネット界隈で使われる用語を解説したり、基礎から教えたりすることで
そんな人達がランクバトルの世界に踏み入れやすくなるよう この記事を書こうと思いました。
始めに、このように 初めての世界に触れる時のモチベーションについて大事なことを伝えます
確かに理解することは多いです。なので
「一気に知識を詰め込もうとしないでください」
知識を詰め込んで 頭がパンクすると[楽しむ]ことを忘れてしまいます。
頭が疲れたら休むなりして ゆっくりでいいので1つ1つ理解していくことをおすすめします。
この記事を途中で読むのを止めても全然構いません
初めの頃は 俗に言う旅パで、そのままの努力値でランクバトルに挑んでも全然いいと思います。
ランクバトルというシステム上、自分と同じレベルの人と当たるでしょうしね
あと今世代からめざめるパワーが廃止になったので、面倒な めざパ厳選をする必要がなくなり、非常に気楽になりました
また、 レンタルパーティなんてシステムもあるので満足に育成したポケモンがいなくても大丈夫です。
https://www.pokemon.co.jp/ex/sword_shield/howtoplay/191108_rental.html
それでは本編に参ります
今回の内容
・3値ってなあに?
・ステータスの計算式
・3値ってなあに?
3値とは、種族値・個体値・努力値の3つの値のことを言います。
あ、[3値] [種族値] [個体値] [努力値]はとても広がっている言葉ですが非公式の呼び名です。
・種族値とは
種族値というのは ポケモンそれぞれに持っているステータスのことです。
ポケモンの種類が同じなら皆同じです。
人間と他の生き物では、走る速度が明らかに違いますよね。その種族としての差を値で表した、みたいな例えが よく使われます
このステータス画面にて、Xボタンを押した時に表示される 黄色の部分が種族値の指標になります
また、H A B C D Sといった略称が使われますが、それぞれ
H=HP
A=こうげき
B=ぼうぎょ
C=とくこう
D=とくぼう
S=すばやさ の意味です。
HはHPのH、SはspeedのS(すばやさ、Subayasaの頭文字と覚えても可)と頭に入っていれば後はアルファベット順と同じです。
よく 種族値を覚えていたり、種族値クイズに答えたりする実況者の方の光景がありますが、これも
一気に覚えようなんて思わないでください。キリがありません。
対戦をやり続けたら、よく見るポケモンの種族値ほど明確に覚えてますよ。それは
また、覚えるにしても 「だいたいこのくらいの数値」で充分だと思います
・個体値とは
今度は ポケモンの個体毎に持つ 違う値です。
勉強ができるけどスポーツがあまりできない子がいたり、
スポーツができるけど勉強があまりできない子がいますよね。
前者は 勉強に関する個体値が高く、スポーツに関する個体値が低い。
後者は スポーツに関する個体値が高く、勉強に関する個体値が低い、と例えられます。
この画面で+ボタンを押すと現れる、「さいこう!」「きたえた!」「かなりいい」等と表記されている部分が 個体値と呼ばれる部分です。(シュートシティのバトルタワーにてモンスターボール級になると機能が解放されます)
個体値は0〜31の32段階あり、最高の31が俗に[V]と呼ばれます。
(なんでVと呼ぶのかを解説すると話が反れるので最後に書きます)
・努力値とは
公式には「基礎ポイント」と呼ぶ値が 努力値です
例えば 先ほどの勉強が苦手な子も努力すれば良い成績がとれますし、
元々勉強が得意な公式は努力すれば もっともっと賢くなれます。
ステータス画面にて、Xボタンを押した時に表示される薄い青色の部分が基礎ポイント(努力値)です。
最初は どこも努力値は0ですが、2箇所まで最大(252)に伸ばすことができます。
そして、その基礎ポイントを与えることを、
[努力値を振る]と表現するのです。
マックスまで努力値を与える箇所を[極振り](読み方は[ごくぶり]でも[きょくぶり]でもどっちでもいいです)や[252振り]、また[ぶっぱ]と表現されます。
…そういえば この[極振り]という表現を使ったコミックがあるようですね
(話が脱線しましたが) 逆に 全く努力値を与えない箇所を[無振り](これも 読み方は[むぶり]でも[むふり]でもどっちでもいいです)と言います
・ステータスの計算式
これら3つの値と 性格による補正(とレベル)を元にして 6つのステータスの値が定められるのです。
また、このステータスの値は[実数値]と表現されます
詳しい計算式はこちらになりますが、(特に初心者の人は)覚える優先度は低いです
HP以外
《(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+5》×性格による補正
HP(ヌケニンはこの式関係なく1)
(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+レベル+10
実はこの式を 展開していくと、種族値を調べるだけで(レベル50時の、性格補正は考えない)極振りと無振りのステータス(実数値)がすぐ計算できるのです
証明は最後にのせますが、HP以外は
極振りの場合は種族値に52を足した値が、
無振りの場合は種族値に20を足した値がステータス(実数値)になります
逆にHPは
極振りの場合は種族値に107を足した値が、
無振りの場合は種族値に75を足した値がステータス(実数値)になります。
けれど、ランクバトル始めたばかりの人達は実数値うんぬんは気にしないでいいです
正直私も すばやさ以外はダメージ計算ツールに任せてますから。
育成するポケモンの 2つの得意分野に極振りすればいいです。
「その得意分野はどうやって理解すればいいの?」「性格補正は?」というお話は 次回以降にしたいと思います。そろそろ休憩を入れた方がいいと思いますしね。
この記事を見て、対戦への興味が湧いてきてもらったら幸いです。
取り上げてほしい話題などありましたら、コメントも宜しくお願いします
それでは。
次回→ ポケモン対戦初心者へのバイブル その2[どんな風に育成しよう?]|リユルン @riyulun #note https://note.com/riyulun_8win/n/n104418b4d7dc
・個体値31を[V]と表現するお話
11進数以上では、10以上の数の表現をする場合、10=A、11=B、12=C…といった風にアルファベットを用います。
例えば13進数で12を表す時、そのまま12と表現してしまうと 13×1+2=15(10進数)ということになってしまいますよね。
そして、32進数以上で31を表現するアルファベットはV。
なので、個体値MAXの31がVと表現されるようになったのです
・レベル50の実数値計算の証明
[HP以外] 極振り(性格補正は考えない)の場合
種族値をxとすると、上記の式は
《(2x+31+252÷4)×50÷100+5》=《(2x+31+63)×50÷100+5》=
1
(2x+94)×―+5 = x+47+5 = x+52
2
無振りの場合
《(2x+31+0)×50÷100+5》=
1
(2x+31)×―+5 = x+15.5(小数点以下切り捨て)+5=
2
x+20
[HP] 上記の式より HP以外のステータスの計算式から 5を引いて60を足す(=55を足す)だけ
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