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リコロイのサブタイトル学会
ニャオ―ハ― リユルン(@riyulun)です
時に、以前サブタイトルに関しての記事をいくつか書いたことがありましたが
今回は いわば こういうののリコロイ版。
どんな傾向があるのか 調べて書き記したくなったわけです
・2024年最後の話、第78話「激闘エンテイ!炎のおたけび!!」までが対象
・「はじまりのペンダント 前編/後編」は1セットとしてカウント
・過去シリーズのデータは↑の記事を書いた時点でのデータを そのまま参照している
目次
・!、?について
・VS、対が全然ない
・ポケモンの名前やトレーナーの名前が入った回について
・文字数について
・あとがき
!、?について
これらは ついているとタイトルを派手にできる、ついていないと落ち着いた雰囲気や意味深だとかシリアスな雰囲気を出せるわけですが 使われた回は計33。
割合としては約42.9%となりました
参考までに 無印カントー編は約53%、新無印編は約76%※
※これ以外のシリーズは ほとんどついている
これらよりも さらに ついてない回が多いわけです。
半分以上も ついていないわけで リコロイに沿っているイメージありますね
特に(お話全体を俯瞰するにあたって)重要な回がついてない、逆にいえば通常回ほど つきがちなのでは、というのも色々眺めて思いました
あと あとがきの項で述べる タイトルだけじゃ分からない類のものは まずつかないですし
VS、対が全然ない
第56話「リコVSチリ!バトルの先に」、
第67話「輝けテラスタル!リコVSロイ!」 この2回しかありません
というのも、今まではジム巡りしまめぐりが必須レベルで自然と公式戦をする機会が多かったのに対し リコロイでは全体のベクトルが そうじゃないので
実際 上の2話どちらとも 公的なバトルを行いがちなテラスタルデビュー編ですからね
逆に言えば ジムでのバトルが計7戦(フリッジジムでは2回戦ったので)もあったのに それらでは一切使われてないのです。
誰と誰の勝負なのかよりも(精神的に)大事なことをサブタイトルに込められがちなのかもしれませんね
ポケモンの名前や
トレーナーの名前が入った回について
ポケモンの名前が入ったものは以下の計36話。
第3話「ニャオハとなら、きっと」
第5話「みつけたよ、ホゲータ」
第7話「特訓!キャプテンピカチュウ」
第11話「オリーヴァの森」
第14話「とべ!カイデン!!」
第16話「クワッスとなら、できるよ」
第17話「カイデンとホゲータ、秘密の大特訓!」
第18話「そらとぶピカチュウ、どこまでも高く!」
第19話「マホイップのホント」
第21話「ひとりぼっちのミブリム」
第23話「もえあがるガラルファイヤー」
第26話「テラパゴスの冒険」
第32話「ラプラスの想い、仲間を想い」
第33話「咆哮の黒いレックウザ」
第35話「荒野のふたり フリードとキャップ」
第36話「パフュートン仲良し大作戦!」
第37話「ホゲータ、ワルになる!?」
第38話「SOSはワッカネズミから?」
第39話「カヌチャンとこだわりのハンマー」
第40話「さよなら、ニャオハ?」
第42話「変身!海のヒーローイルカマン」
第44話「レックウザ捕獲計画」
第47話「リコとニャローテ、心を込めて」
第50話「映えろテラスタル!ダンス・ダンス・クワッス!!」
第51話「トゲトゲニャローテ!?不思議な花ばしら」
第52話「カイデン、強風注意報!」
第53話「ミブリムとこの世ならざるもの」
第57話「わたしの知らないテラパゴス」
第58話「看板ポケモンはドドゲザン!?」
第59話「おどれクワッス!碧きチャンプルステップ!!」
第62話「ホゲータとぼくの歌」
第70話「カヌチャンのハンマーは1日にしてならず」
第72話「追跡!バサギリを探せ!!」
第73話「孤高の戦士バサギリ」
第76話「ソーナノ?ソーダヨ!」
第78話「激闘エンテイ!炎のおたけび!!」
割合にして約46.7%であり、これまでのシリーズが50〜66%であったことを考えると これまた低い。
リコロイドットのポケモン初活躍回や六英雄回は多分全部そうなってるわけですが、
こういうのを除くと 1ポケモンが主役の回というのが少ないのかも…?
実際 その話限りでしか登場してないポケモンに限ると計5話しかありません
(ワッカネズミは登場してないけど登場したことにしてる)
ポケモンは言葉での感情表現ができないのもあり、生態的な側面から話を作るしかない、そうなると一般回になる→1つ1つが繋がりがちなリコロイだと そういうのをはさみ辛い のかもしれません
(むしろ今までのアニポケが一般回をやりやすかった説)
ただ はさみ辛いだけであって ちゃんと一般回があるの、いいですよね
ずっとシリアスだと疲れますし、
一般回があるから大事な回を大事な回と認識できるし、
ポケモンの生態は見て学ぶのが適当ですし
そして人物名については計13話ありました
第10話「ネモとコルサと」
第20話「カブさんのバトル修行」
第29話「オリオとモンスターボール職人」
第35話「荒野のふたり フリードとキャップ」
第47話「リコとニャローテ、心を込めて」
第49話「ドットとぐるみん」
第56話「リコVSチリ!バトルの先に」
第61話「響け魂!ライムへの挑戦」
第63話「氷の戦い!冷たい瞳のグルーシャ」
第65話「リコとアメジオ」
第67話「輝けテラスタル!リコVSロイ!!」
第76話「ソーナノ?ソーダヨ!」
第77話「ランドウ、故郷へ帰る」
以前 記事を書いた時には それぞれのトレーナー毎で算出していたので適切な比較ができそうにないのですが
それはそれとして面白いのが リコロイドットがサブタイトルに入ってるのがテラスタルデビュー編のみ。 他の区分けが その3人以外。
まぁサブメンバーとは言え 話の主役級でしたからね
ただリコはテラスタルデビュー編にて4回も入ってます。
わざわざサブタイトルに入れるということは そのトレーナーに焦点を当てた話である可能性が高いわけですが、該当の4話は確かに そうと言え、特にリコはヒューマンドラマをやりやすいですからね
じゃあ一層「なんでテラスタルデビュー編以外はサブタイトルに入ってないんだ」となりますが
逆に主役の3人は主役の3人だから、ただ話の主軸ってだけではサブタイトルに入り辛いのかも?
それぞれが せいちょう又は大きな転換点を迎えるようなシリアスな話じゃないといけない?
文字数について
平均を調べてみたところ約12.6文字。
これは以前調べた過去アニポケシリーズの文字数について↓最も短い無印より さらに短いものとなっています
1位:XY 約19.2文字
2位:BW 約17.9文字
3位:AG 約17.0文字
4位:サン&ムーン 約16.8文字
5位:サイドストーリー 約15.1文字
6位:新無印 約15.0文字
7位:DP 約14.8文字
8位:無印 約13.4文字
変に飾らないシンプルなタイトルとか 直接的に内容の要約ではないタイトルが増えていることで短くなっているのだと感じます
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あとがき
さて、変に飾らないシンプルなタイトルとか 直接的に内容の要約ではないタイトルとか抽象的なタイトルがリコロイの特徴みたいなところあります
「仲間といっしょなら」がカレー回だし
六英雄のオリーヴァに関するタイトルが「わたしが選ぶ未来」ですからね
人物の心情に何かしらがあることを演出しやすいのですが、
タイトルだけだと どんな話か想像できなかったり読解が難しそうな印象を与えるので、
特に全日本人が見ることになるアニポケは塩梅が大事なのかもしれません