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拡張パックのタイトル選手権(ポケカ)
おはようございます。リユルンと申します。
拡張パック(、強化拡張パック)のタイトルには ある程度パターンがありますよね
「オルタージェネシス」など パッケージのポケモンのワザの名前がタイトルになっているパターン、
「双璧のファイター」など [〇〇の〇〇]パターン、
「魔天パーフェクト」「蒼空ストリーム」など 漢字+カタカナのパターン
では、これらの中で最も多いパターンは何なのでしょう? 疑問に思いませんか?
…思いませんか そうですか…
でも折角なんで 見ていってください(強引)
今回、タイトルのパターンを 大まかに7つに分類しました
その7つがこちらです
・〇〇の〇〇 (ex.双璧のファイター)
・パッケージポケモンのワザ名や特性名
(ex.オルタージェネシス)
・([〇〇の]以外の)修飾語+名詞 (ex.ひかる伝説)
・英単語2つの組み合わせ (ex.フュージョンアーツ)
・漢字+カタカナ (ex.爆炎ウォーカー)
・拡張パック第1弾、〇〇コレクション等
・その他
結論から述べると、この7つの中で最も多いパターンだったのは…
「〇〇の〇〇」 計36種
でした!
これまでの 拡張パック、強化拡張パックは 合計して124種だったので、
およそ29%のネーミングが「〇〇の〇〇」ということになります
汎用性が高い構文だということが分かりますね
シリーズごとに分けて見てみると、第3世代まではそんなに存在しないものの、それ以降は安定して登場しています
次点で
パッケージポケモンのワザ名や特性名
計27種
でした!
実はこのパターン、BWシリーズから ようやっと登場したパターンなのですが、
BWシリーズの ほぼ全般、XYシリーズのほぼ全般、サン&ムーンシリーズ3年目のほぼ全般を占めているため、この順位にまで登りつめました
ちなみに、他に シリーズのほぼ全般を占めるパターンは 「〇〇の〇〇」(ADVシリーズ)と
「([〇〇の〇〇]以外の)修飾語+名詞」(eシリーズ)です
さて ここからは、それぞれのパターンに当てはまる拡張パックを並べてみましたので、「興味あるよ―!」って方は見ていってください
シリーズの略称説明↓
・初代→ポケットモンスターカードゲーム
・★neo→ポケモンカードゲーム ★neo
・★VS→ポケモンカードゲーム ★VS
・e→ポケモンカードゲーム e
・ADV→ポケモンカードゲーム ADV
・PCG→ポケモンカードゲーム
・DP→ポケモンカードゲーム DP
・DPt→ポケモンカードゲーム DPt
・LEGEND→ポケモンカードゲーム LEGEND
・BW→ポケモンカードゲーム BW
・XY→ポケモンカードゲーム XY
・XY BREAK→ポケモンカードゲーム XY BREAK
・S&M→ポケモンカードゲーム サン&ムーン
・SS→ポケモンカードゲーム ソード&シールド
〇〇の〇〇
計36種↓
(初代)化石の秘密
(ADV)砂漠のきせき、天空の覇者
(PCG)きせきの結晶、ホロンの研究塔、ホロンの幻影、蒼空の激突、ロケット団の逆襲、伝説の飛翔、まぼろしの森、さいはての攻防
(DP)時空の創造(ダイヤモンドコレクション、パールコレクション)、湖の秘密、怒りの神殿、秘境の叫び、月光の追跡、夜明けの疾走、破空の激闘
(DPt)時の果ての絆、フロンティアの鼓動、ギンガの覇道
(XY BREAK)破天の怒り、爆熱の闘士、冷酷の反逆者
(S&M)アローラの月光、新たなる試練の向こう、覚醒の勇者、超次元の暴獣、禁断の光、裂空のカリスマ
(SS)伝説の鼓動、仰天のボルテッカー、双璧のファイター、白銀のランス、漆黒のガイスト
パッケージポケモンのワザ名や特性名
計27種↓
(BW)サイコドライブ、ヘイルブリザード、ダークラッシュ、リューズブラスト、リューノブレード、コールドフレア、フリーズボルト、プラズマゲイル、ライデンナックル、ラセンフォース、メガロキャノン
(XY)ワイルドブレイズ、ライジングフィスト、ファントムゲート、ガイアボルケーノ、タイダルストーム、エメラルドブレイク、バンデットリング
(S&M)タッグボルト、ナイトユニゾン、フルメタルウォール、ダブルブレイズ、ジージーエンド、スカイレジェンド、ミラクルツイン、オルタージェネシス
(SS)ムゲンゾーン
([〇〇の]以外の)修飾語+名詞
計15種↓
(初代)闇からの挑戦
(★neo)めざめる伝説
(e)裂けた大地、神秘なる山、海からの風、地図にない町
(ADV)とかれた封印
(DP)ひかる闇
(LEGEND)よみがえる伝説
(XY BREAK)赤い閃光、青い衝撃、めざめる超王
(S&M)キミを待つ島々、光を喰らう闇、ひかる伝説
英単語2つの組み合わせ
計8種
(BW)ドラゴンセレクション
(S&M)ドラゴンストーム、チャンピオンロード、フェアリーライズ、ダークオーダー、リミックスバウト、ドリームリーグ
(SS)フュージョンアーツ
漢字+カタカナ
計8種
(S&M)迅雷スパーク、超爆インパクト
(SS)反逆クラッシュ、爆炎ウォーカー、一撃マスター、連撃マスター、魔天パーフェクト、蒼空ストリーム
拡張パック第1弾、〇〇コレクション等
計17種
(初代)第1弾拡張パック
(e)第1弾基本拡張パック
(ADV)第1弾拡張パック
(LEGEND)ハートゴールドコレクション、ソウルシルバーコレクション
(BW)ブラックコレクション、ホワイトコレクション、レッドコレクション
(XY)コレクションX、コレクションY
(S&M)コレクション サン、コレクションムーン、強化拡張パック サン&ムーン、ウルトラサン、ウルトラムーン
(SS)拡張パック ソード、拡張パック シールド
その他
計:13種
(初代)ポケモンジャングル、ロケット団
(★neo)金、銀、新世界へ…、遺跡をこえて…、闇、そして光へ…、
(PCG)金の空、銀の海(「〇〇の〇〇」×2ということでこちらに分類)
(DPt)アルセウス光臨
(LEGEND)頂上大激突
(S&M)闘う虹を見たか、ウルトラフォース(USUMからとったネーミングだと予測できるためこちらに分類)
(SS)VMAXライジング、イーブイヒーローズ、25th ANNIVERSARY COLLECTION
あとがき
タイトルのネーミングの 最も新しいパターンである「漢字+カタカナ」は[迅雷スパーク]で ようやっと登場していたんですね
日本語から 急に英語に変化するパターンは 比較的 馴染みが薄いと思っていましたが、納得がいきました
このパターンが確立されていくのか
それとも 徐々にオワコン化していくのかは分かりませんが、
新鮮なネーミングにより 脳裏に残らせる効果は考えられそうです
新鮮なネーミング、で言うと[その他]の部分にあたるものは新鮮で印象的ですよね
[…]がつく★neoシリーズ、
漢字しか使わない「頂上大激突」、
唯一の疑問形「闘う虹を見たか」。
安定したネーミングの路線を外れることにより
名前のインパクトが大きい(→購買意欲をそそらせる)ため、
時たま こんな斬新なネーミングも生まれるのだと思われます
そして、「魔天パーフェクト」「蒼空ストリーム」「白銀のランス」「漆黒のガイスト」には
パッケージポケモンのワザや特性の要素を 部分的に盛り込んであります
これは 新しいパターンの始まりと呼べるのかもしれません
(筆者のTwitter↓ https://twitter.com/riyulun?s=09 )