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ちょ、ちょっと…円盤のあのイベントについて整理させて…

 ヤッホゲータ! リユルン(@riyulun)です

 時に、藍の円盤の最後とも言える てらす池のイベントは衝撃的なものでした

 というのも このイベントによっておかしな点が浮上するのです

 今回は そのおかしな点について色々喋ってたり状況の整理をしていけたらと感じます


目次

 ・パラレルワールド、タイムパラドックスについて

 ・時間軸の整理、またそれによって起こる矛盾について

 ・仮説の提唱


パラレルワールド、タイムパラドックス
について

 パラレル(parallel)とは「平行」という意味、パラドックス(paradox)とは「矛盾した事情」という意味です

 平行世界というワードだと分かりにくいですが、イメージは「ほとんど同じだけど少し違う世界」ですね

 基本的には 互いの ちょっと違う世界を認知できないので交わることがない世界→平行世界(パラレルワールド)と呼ぶのです

 で、そんなパラレルワールドから人間がやってきた例としてシャンデラ効果

 もといマンデラ効果というのがあります

 これはピカチュウの尻尾の先が(本当は全部黄色なのに)黒かったり キットカットのロゴに[-]があるかないかに違う感覚を持つ人がおり、
 その理由はパラレルワールドから来たからだとする説です

 また、本来はありえない年号の硬貨が発見されたが どう検証しても本物である(→その硬貨が発行された世界の人がやってきた説)という事例が起きたことも

 そして このパラレルワールドという概念は今までのポケモンソフトでも いくつか 触れられたことがあります。

 ヒガナ

 隕石を退けるための次元転位装置に対して「ここではない別の世界が滅ぶことも考えた?」といった旨のセリフを吐きますね

 ウルトラビルディング

 ウルトラビルディングは いかにもハウオリシティな雰囲気を漂わせており、衰退してしまった世界線を思わせます

 RR団

 USUM、エピソードRRでは悪の組織ボスが伝説のポケモンを(マスターボールで)従えている世界、私達の観測していない世界からやってきてます。

 また、本編では野望が終えたアカギやサカキですが、パシオではそうでない時空からやってきていることが示唆されています


 タイムパラドックスの前例はポケウッドの映画「タイムゲートトラベラー」、ポケダン探検隊が当てはまりますね

 「ループするはずだけど そのきっかけはどこにある?」というのがポイントです

 「タイムゲートトラベラー」

 フィクションですが一応紹介、

 タイムマシンを作った主人公博士が未来の世界に飛ぶと そこには高度に発達したむしポケモンがニンゲンを支配していたという世界が。

 それは とあるアイテムによって引き出されたわけですが、
 バッドエンドでは そのアイテムを持ち帰ってしまったが故に むしポケモンが発達する未来を辿ります。

 …ん? じゃあそのアイテムは一体どこからやってきたの?

 ポケダン探検隊では ほしのていし を迎えた暗黒の未来から来たジュプトル達が 朝陽が見られる世界に変えようと過去に飛んで奮闘するわけですが、

 じげんのとう に ときのはぐるま を差し込むことで時間が安定し、未来を変えることとなりました

 しかし 未来を変えたら 暗黒の未来からジュプトル達がやってきたのはおかしいですよね(→安泰の未来なのだからタイムスリップする必要がない)

 この問題により 暗黒の未来のポケモン達の消滅が始まっていきます

 しかしご都合展開と言うべきか神の情けで消滅はまぬがれることになりました。

 これらの展開も地続きの世界だと考えるとおかしな話です


時間軸の整理、
またそれによって起こる矛盾について

 用語の説明や事例紹介で長くなりましたが 一応ここからが本題

 我々プレイヤーはゼロの大空洞にあるメモを見て「てらす池に行けば何かあるのかも?」と思い、向かいますよね

 そして てらす池にて該当のイベントが起こります。

 しかし このイベントを「過去の博士がやってきた」と解釈すると いささかおかしな点が

コライドン/ミライドン(以下コラミラ)という名前を主人公は博士AIから教わっているはず。 (AIも
本人から教わってるだろうし) じゃあ起点はどこ?

 ※異なるソフトからコラミラが交換された際にも図鑑が名前を認識しているが、
 それは そのプレイヤーがコラミラの名前を知っているから または違うバージョンのコラミラは既に名前が知れ渡っていると解釈できなくもない

元はといえば博士が大空洞ヘの道を切り開き、
そこを探検したから これが書かれたのでは?
最後にこれ。 交換したスカーレット/バイオレットブック(以下スバイレットブック)だが、
思えば本編でペパーが既に手に持っていた※ような?

 ※つたない字で博士の名前が刻まれている辺り 世界で1つしかないと考えられる。

 それを交換に出したのに博士が亡くなった後のペパーが持っているのはおかしい

 また イベントを終えると強制セーブからのアカデミーに戻る展開も何かしらを演出しているような気になります


仮説の提唱

 まずはコラミラの名前ですが、都合のいい事実として

 ソルガレオ・ルナアーラの加護無しにウルトラホールを通った(であろう)リラさんは 記憶が ある程度消えています

 ということは、同じ原理としてテラパゴスの時空移動による弊害でコラミラに関する記憶が失われたのではないでしょうか

 記憶がなくなることを象徴するように かつてエリアゼロを探検したヘザーは こんなことを書き記しています

 続いては大空洞に関して、

 元々はゼロラボがあるところが「最奥部」でしたが あおのディスクによって大空洞の存在が明らかに。
 さらに元々博士は 大空洞を知らないようでした

 これも 都合のいいように記憶が消えたと考えれば辻褄が合うのでは…?


 ただ最後、スバイレットブックに関する解釈が難関です
 (もちろん 予備として 名前を書いたスバイレットブックが2つあったと解釈すると楽なのですが)

 しかし、このタイムパラドックスはパラレルワールドを考えると解決できるのではないでしょうか

 そもそも スカーレットだとハバタクカミにトドロクツキは出現するけどムウマやタツベイ系統は出現しない、
 バイオレットだとテツノコウベやテツノイバラが出現するけどモノズ系統やヨーギラス系統は出現しない※辺り、

 テラスタルの結晶またテラパゴスによる移動は時間だけでなく異空間をも移動できる力を持つのではないでしょうか

 ※第6世代にてXでライボルトナイトが手に入るがラクライ系統が出現するのはYという似た事例があるが、

 わざわざパラドックスがテーマの1つであるスバイレットで こんな意味深な出現方法をする辺り「時空を移動している」ことのヒントとして設定したのではないかとも考えられる

 そんな異空間移動、実は私達に馴染みがあるのですよ

 そう! プレイヤー毎に少しだけ異なる世界体験はパラレルワールドと言えるのです!

 選んだ御三家の違いや主人公の見た目の違い、そしてバージョン違いなどなど、
 プレイヤー(アカウント)の数だけパラレルワールドは存在します。

 そして各パラレルワールドの人やポケモンを交わらせる方法として通信があるわけです

 というわけで この通信のように博士は別の世界から てらす池にやってきたと考えられるわけですが、それでも どう解釈すればいいのやら…?

 と、 ここで使うのがRR団で学んだパラレルワールド。

 パラレルワールドは 何も プレイヤーが体験できうるものだけが存在しているわけではありません。

 ということで スバイレットブックを主人公に渡してしまったことで タイムマシンの起動を阻止できず※に生態系が乱れた世界線が存在するとしましょう

 ※タイムマシンを止めるカギは博士が持っているスバイレットブック。

 そんなスバイレットブックを渡しちゃダメだろうが 当時の博士は生態系が崩れることを危惧していなかった
 (AI曰く「それも また1つの自然の形」だと言っていた)ため筋が通る

 こんな世界線は プレイヤーとして経験したら たまったもんじゃないので
 プレイヤーがいない世界としてプレイヤーゼロの世界、(プレイヤーがいる世界はプレイヤーAの世界)と一旦称します。

 RR団も このプレイヤーゼロの世界から来ていると考えられますね
 (プレイヤーがいないから計画が上手く進んだ)

 そして ここでカギとなるのが アニポケで見せたテラパゴスの能力。

 (ガラルファイヤーの回で)ルシアスの思い出をリコ達が見ていましたが、テラパゴスには人の思い出を投影する能力もあるのではないでしょうか

 (もちろんアニポケ独自の設定という説は否定し切れないが)

 というわけで こんな解釈はいかがでしょう

 ①プレイヤーゼロの世界の博士が秘宝を調査中、てらす池に移動してプレイヤーAの世界の主人公と邂逅

 この際コラミラの記憶とゼロの大空洞の記憶が消えるが 主人公に教えてもらって事なきを得る

 ②プレイヤーゼロの世界の博士が返ってくるのと同時に プレイヤーAの博士はプレイヤーゼロの世界の博士が見た記憶を自身の夢として認識。

 ③博士はそれぞれの世界に戻り、プレイヤーゼロの世界では生態系が崩壊、
 プレイヤーAの世界では主人公達の活躍によりタイムマシンを制止できた

テラパゴスに投影能力がないとしたら ②で
プレイヤーAの世界の大空洞に飛び、メモをした後 プレイヤーゼロの世界にワープすることになった説


――――――――

 さて、今回の記事は ここまでとなります


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