[Peek-A-Boo!!]、頭に残るんだよなぁ…!
ヤッホゲータ! リユルン(@riyulun)です
今回は アイカツアカデミー!における楽曲、[Peek-A-Boo!!]について 色々印象的だなと思う節があったことについて 書き記していければなと思います
(この記事を書き記してる間に さらに新曲来たけど)
歌詞を見ていく前に少々ロゴの話を、
LEGENDS Z-Aと同じように 語を繋ぐ-の部分とAを合わせてるのがオシャレですよね
[Peek A-Boo!!]全体の主人公としては ちょっぴり大人っぽいオシャレにも手を出すような子。
纏うコスチュームが変化するだけでも 魔法がかかったかのように、背伸びできるように感じられません?
「て」で終わるワードが多い 韻踏み要素
調子に乗るって言ったら印象悪いかもですが テンションが上がって やりすぎるのは まぁ おかしいことではない
急にアイカツ!らしいというか 一見 深みを感じさせるような歌詞内容
へんしん と へんげんじざい、最初の方の「七変化」ともニュアンスが重なるんですよ
[Peek-A-Boo!!]に限らず ファッションというのは人間が手軽にへんしんできるものだというフレーバー、アイカツ!から学びましたね
あと この部分、「連鎖」と「インフルエンサー」が韻ポイント
追加で インフルエンサーを「狙ってるわけじゃない」んですよね。
世の中、特にSNSの悪いとこなんですが、ちゅうもくのまとになると「ケレン味を出してインプレッション集めるつもりだろ」みたいな意見も飛ぶわけです。
実際 この楽曲も そういう風に見られるかも
しかし そうではなくて ただただ大人になりたいだけ へんしんしたいだけ。
この楽曲の調自体は かわりもの感ありますが ピュアな思考の元に成り立っている、と考えられますね
優等生は いいことなのに それを「マンネリ」と称して「脱ぎ捨てたい」とか言ってのける
あまのじゃくな精神をも感じさせますが これもまた大人っぽくなりたい故だし
いつもの自分とは異なる自分を出すのは実際 気持ちいいですからね
ファッションにおける用語を並べることで「今日は どれにしよう」という気持ちを表現
Bメロ部で へんげんじざい と述べられていたように 選択肢が多い且つ別タイプへの変化もできることが軸となっている感じがあります
「今日は こんな気分」っての、ありますよね?
そう 日によって変化する きまぐれさを へんげんじざい に重ねているわけです
かわりもの感あるながら さっきから「花」とか「星」とか「空」とか、王道ポジティブ楽曲で使われそうなワードも出てくるのが逆に新鮮
しかも ちゃんと歌詞のフレーバーに沿った例え表現が
そして最後の「ね!!」!!
ここで2秒くらい映像と音楽が途切れるの初見時「え、もう終わり!?」とか「え、(ロードの)🌀始まった!?」とか思っちゃいましたよ…
そして ふいうち で始まる2番。
やっぱり ふいうちは強いよ…
写真を見るのにアルバムとかじゃなくてライブラリって表現使うの、デジタルな今を感じますね
会いたい欲をがまんして適切な日付にすることによって 準備やら何やらに最大パフォーマンスを出せることの表現?
「蝶々」と「同調」で ただ韻を踏んでいるだけでなく 映像の背景が しれっと蝶になってるんですよね ここ
そして 1番のこの部分は「インフルエンサー 狙ってるわけじゃない」でしたが ニュアンスとしては似ていて、
世の中の悪い部分なんですが 賛同する者が多ければ多いほど安心感が強まるというか 力を持っているのを感じるというか 自分たちの正しさを証明しているというか…
(本当は 愚か者の方が多く、マイナスのプラスはマイナス理論で 多数派は むしろ正しくない可能性が充分あると考えているのだが)
これ故 多数派を広めようと自然にできてしまうものが「同調圧力」
もちろん 多数の輪じゃないと安心できない、みたいな個人差があるので一概に「そういうのやめろ」とは言えないのですが
少なくとも 圧力をかける、とまでやるのはダメですよね
特に上層部が したっぱに「自分たちの このやり方が正しいから あなたたちも行いなさい」なんて言う光景を想像すれば分かりやすいかもしれません
コホン、話が逸れましたが 世の中というのは嫌でも そういう波が飛んでくるでしょう。
実際わたくしも そういった件でイライラしております。
しかし この楽曲の主人公は あくまでも自分の好きでやっているだけであって
ちゅうもくのまとになりたいとか、多数派に入りたいとか そういう下心は持ってないと思われるのです
だから「同調圧力に 屈しない」。
「屈しない」ってのが 敵がい心を持ってるというか強い心を感じさせる表現であります
アイカツ!が大事にしているセルフプロデュースと重なる部分もありますね
それをそう解釈するのは ひねくれてません!?
暗喩やメタファーとも言われる 隠語、とは直接的には言われてないけど そうであろうと捉えられる例え表現の1種。
つまり、(主人公に対して お節介した者は)「うらやましい」と思っているけど直接的に声に出せない、
でも はきだしたい欲求のために「目立ちすぎて お節介」と理由付けしてる、と捉えられてるわけですね
まぁ しかし、うらやましいと思われるほどに主人公が上手くいっていることの裏返しでもあります
1番のサビと同様 ファッションにおける用語を並べることで「今日は どれにしよう」という気持ちの表現
こちらも 1番サビと同じニュアンスですが「クール」と「シュール」が韻ポイント
特に初見殺し性能が強いCメロ
(今までとメロディーが違うのはもちろん 語が単発で出てくるし)
主人公のへんしん具合を自慢するにあたって 驚きを増幅するために
目をつぶった後に いきなり現れるシチュエーションがある、と捉えられます
徐々に変わるより急に変わった方が驚きますものね
「コケティッシュ」なる語ですが 容易にイメージできるのはバトルシャトレーヌでしょうね
調べたところ 大人っぽい というか気を引くような、というか
セクシーとか色っぽい、というのが4分の3は正解みたいな感じですね。
そう、この楽曲のベクトルに合っています
そしてそれが「常習」、常に できているわけですから やり手なのでしょう
「嫉妬」のほのお まで抱かせるぐらいの
さっき うらやましいとか言ってた表現のオブラートを外した
主人公は やり手ですが 素人も迎え入れるような懐の広さがあるようで
そして以下は1番のサビ前からサビの繰り返し。
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やっぱり歌詞考察は長くなりますね
お付き合いいただき ありがとうございました