[未来へのSTARWAY]のあの展開について、どちらが基準か無理やり考えてみた
前置き
ニャオ―ハ―! リユルン(@riyulun)です
時に、私は以前書いた感想記事で こんな
注釈をつけたんですよね
ここの考察まで書くの面倒くさかったのもあって 分かりやすさ重視で省略しましたが、
今回は ここの本来の時間軸の考察について書き記したいと思います
どちらが基準、とは?
[未来へのSTARWAY]の構成は 例えるなら
そう、ポケスペDPt編・HGSS編またはXY編・ORAS編みたいな動きとなっていましたよね
その内、視聴者である私達は 映っている
最新の時間軸として未来編を観測していますが、
それは みらいよち ということなのでしょうかか、
それとも その未来編が最新の基準なのでしょうか、
もし卒業ライブPartが基準なら
「星宮いちごは何才?」という問いに対して「19才」と答えられますし、
未来編が基準なら上記の問いには「22才」と答えることとなります
さて、基準は どちらと捉えるべきでしょうか
(先に結論から言った方が視聴者を飽きさせないらしいので)結論から言えば、
[敢えて どちらとも捉えられるような演出をしてある]
(個人的には未来編が基準の可能性が高い)
と考えています
目次
普通に進み、普通に3年半かそくした演出
夏に公開された分の[未来へのSTARWAY]のPartが終わって 1分ぐらい経つと
これまでの楽曲のinstrumental ver.のミックスとともに卒業記念ライブ→霧矢あおい、
ロスへ
という描写が普通に進み、いつの間にか
3年半進むことになりましたよね
(なお観測者である我々が 3年半後という
事実に気づいたのは だいぶ後だと思いますが)
・3年半後…という字幕がない
そう、こういう ある程度の時間が経った時って[何年後]みたいな字幕が出ますよね
アイカツスターズ!の最終回でも[1年後]、
アイカツ!121話「未来に約束!」でも[1週間後]といった字幕が出てきました。
一瞬で多くの時間をスキップするとき、
こういう演出が普通である と考えると、未来編が 基準ではないのでしょうか
・他のシリーズでの例
…いや、ちょっと待ってください、アイカツオンパレード!では3つの時空が繋がっていましたよね
その際に アイカツスターズ!の時空はスターズ!最終回のラストシーンより前の時空に
逆戻りしていました
さらに、アイカツオンパレード!特別編は オンパレード!本編が終了するよりも 少し前の時空でのお話※でした
オンパレ特別編に至っては それが説明されることはなかったでしたよね
(「あれから少し前…」みたいな字幕やナレーションが入るわけでもなかった)
この2例は いわば[未来へのSTARWAY]と
同じ構成で、
私達の時間軸で 後に見た方が 以前に見たものより過去となっています
…じゃあ この2例において、どっちの時間軸が基準なんでしょうと言われたら、
オンパレ時空は 25話(TVアニメ最終回)が基準だと感じます。
何故なら前述の通り(25話より前の話だと)解説されているからです
しかしスターズ!時空は?と言われると…
多分これ人によって解釈が分かれますね
正直 その理由は「何となく」でしか説明ができないくらい難しいのですが、
[未来へのSTARWAY]も同じで、
・人によって解釈が分かれる
・好きなように捉えればよい
でまとめられるのではないでしょうか
卒業ライブ編、回想という感じがしない
もし未来編が基準なら、卒業記念ライブPartになった時に 回想だと分かるような
演出がされても おかしくないはずです
(その演出、漫画とかが分かりやすいですね。
何だか枠の外が黒くて 他と区別がつきやすいやつです)
しかし、卒業記念ライブPartへ行く際の
演出としては、
ソレイユ3人で撮った写真を大きく映し出した その直後、(写真を)撮った学園前の時空へとワープするものでした
これを「いちごちゃんが写真を見て卒業記念ライブを思い出している」と解釈することもできますが、断定はできないような気がします
いかんせん特殊な演出なので
最後は未来編を映している
映画のクライマックスのシーンでは 未来の姿のソレイユが集結しましたよね
これ即ち 最後に映し出された未来の姿を
基準として捉えても何らおかしくないのですが、
うーん…、これもまた…断定はできないですねぇ…
(未来の姿でも、ちゃんと揃ってアイドル
活動できるということを観測者に伝えるために もう1回みらいよちさせた、とも捉えられる)
ここまでのまとめ
というわけで、
色々調べた結果、何も分かりませんでした!! いかがでしたか!?
というのは冗談でして、
さて、メタい話をしよう
[3年半後…]という字幕がなかった演出については、
3年半も経ったことを後になって気づかせる(→観測者を時間差で おどろかす)ため、というのが大きいでしょう
そして、製作者側の視点として
[元々のアイカツ!(無印)をリアタイしていた(今は せいちょうした)子をターゲット層にしており、そこに刺さる つくりにしたかった]→
[未来編を入れることになったが、クライマックスとしては卒業記念ライブの方が適切]
というベクトルのもと ああいう構成になっただけであって、
どちらが基準とかは観測者の自由、
敢えて どちらとも捉えられるように曖昧な仕上がりになったのではないでしょうか
私達はアイカツ!世界の時空を選んで
観測できる
時に、私達はアイカツ!世界に直接 影響を与える なんてことはできませんよね、
その世界にいないのですから
しかし、そんな私達は (こちら側の世界にいるが故に)
[TV、📱や💻、時にスクリーンを見る]という動作を通じて アイカツ!世界を観測することだけなら可能であり、
さらには観測したい時空(→シリーズ、第何話か)を選ぶことができます
うーん… 何というか表現が難しいですが…
(アイカツ!)世界は滔々と時が流れているように見えるけれど、
観測者の世界から見てみれば 過去も未来も同時に存在しており、その中の一端を かいつまんで 外から観測しているだけです
この記事で ずっと[視聴者]ではなく[観測者]という言葉を使っているのもカッコつけたいからこの表現を染み込ませたかったが故のものだったりします
では 問題です
1度見たお話を見返す時、その世界の人々は以前見たものと全く同じ挙動をします。
では、観測者のフィーリングも全く同じなのでしょうか?
答えはNOですよね
例えば[未来へのSTARWAY]を観た後に1年目を見返すと、
「未来(卒業記念ライブ)では ああなってるんだなぁ…」と感じたり
「これって、未来のあれに繋がってるのかも…!」なんて思いながら見ることになりませんか?
その世界の、観測対象の時空の人間なら 分からない未来を知っているのもあって フィーリングが変わるのです
私達は 卒業記念ライブのPartにおいて この先どうなっていくか分かる、いわば みらいよちができましたが、
これは ただ外界の観測者の特権として未来の描写を見ているから起こり得た事象なのです
こんなことで まとめちゃあ この記事全般が調査していたこととが 全くの無駄足になってしまいますが、
モトトカゲの画像に書いた通り
「今」(→この記事全般が追ってきた「基準」)という概念は
そもそも存在しないのではないでしょうか
――――――――
さて、今回の記事は とりあえず ここまでとなります(思った以上に長くなってしまった)
参考になっていれば❤のタップなどしていただけると励みになりますので、よろしくおねがいします
(…言いたいこと伝わったかな、特におまけパート)