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ぬけだすなら足し算より引き算してみよう
半分以上が私りゆの振り返りです。
要点なんじゃ!!って人は3スクロールくらいしてから読み始めてみてね。
このプロジェクトに関わりたくて、コミュニティーに居続けようと思ってたんだよなあ。
そういいながら眺めていたのは前田デザイン室の投稿。
この前田デザイン室に入ったのは、とある別のコミュニティーのオフラインイベントのお手伝いをしに行ったとき。会場にいたコミュニティーのオーナー前田さんに「入らない?」と誘われたのがきっかけだった。
その場で私はスマートフォンを取り出し入会した。
「月末だから来月になってからでもよかったのに」と言われたの、ちゃんと覚えてます。(笑)
前田デザイン室に入って直後大きなプロジェクトのお手伝いにも関わらせてもらった。コミュニティーの方々も優しかった。ご飯も一緒に行かせてもらった。お酒の席でiPad取り出してデザインの話を詰めだすの、面白かったなあ。(笑)
私が憧れていたデザイナーという仕事をしている人たちの会話、その人たちが見ている景色をあんなに細かく見れる機会をもらえたことが財産だった。
中学美術の授業のワイン瓶を書く課題で、向かいの男の子が表のラベルをずっと見ていて動かしたら一瞬で戻されるから、裏側の原料表記と辛口レベルが書いてある真っ白なラベルを忠実に再現し、瓶底の緑色感を影や光も含め全力でこだわり書き上げて提出した課題がB評価で評定に3をつけられた時、美術はダメだと悟った。
人はバランスよくわからなくて、ノートに登場するのは基本棒人間。
カラーパレットとか色彩、重ね塗りとかグラデーションづくりとかは好きだったんだけど、それだけじゃどうにもならなかったんだよね成績はね。
見るのは大好き。でも自分では作れない。作ってもなんか満足いく感じにはならなくて。でも色彩とかカラーを見るのは好きだから画用紙屋さんにたまにフラッと立ち寄って眺めて幸せな気分になって。ごくたまにクーピー引っ張り出して絵をかいたりもしていた。5時間くらいは没頭していたはず。
そんな自分が普通に生きてたら、触れたくても触れなかった世界だったから、前田デザイン室で広がる世界や会話は本当に楽しかった。
そんな前田デザイン室で私がずっと関わりたいと思っていたプロジェクトが『ぬけだ荘』プロジェクト。
「現状を変えたい人がその不満を公言し、試行錯誤する過程を記録して1年かけてぬけだしていく」というものだったから、私自身もぬけだし宣言noteを書いてモヤモヤを公言し、いろいろ試行錯誤してみた。
試行錯誤の記録はマガジンでまとめてました。よかったら見てみてね。
このぬけだ荘プロジェクトを通してラジオパーソナリティーにも挑戦させてもらった。
#りゆトークというソロのラジオを配信していたから、複数人で行うラジオのパーソナリティー担当させてもらった時はとても嬉しかったなあ。
そして活動を続けて思ったこと。
それは私ここじゃないかもしれない。ということだった。
この場所はすごく心地が良くて、自分じゃ知れない世界を知ることができて、とても楽しい場所。でも私のやりたいと思い始めたことはデザインというより、話したり、歌ったり、体を動かすことで人を楽しませることだった。
あと単純に気付いたこと。
もっと勉強したい。もっとおしゃれしたい。ということ。
大学4年間ちょっとへそ曲げてた私は勉強を疎かにしてた。頑張る方法はいくらでもあったはずだけど、へそ曲げて勉強以外の色々なことを試していた。それに本当は海外にも行きたかったんだよな、私。
おしゃれはもっと単純。メイクしたら家で怒られたから。かわいいと思って自分のアルバイト代で購入した服を着ていたら「意味わかんないその服だらしない」とやたら非難されるとか。
気にしなくていいじゃん!と言われたらそれまでだけど、会うたびそう言われるならやらない方がよかった。というか行動する気力が起きなかった。
お金もかかるし、労力もかかるってこともあったといえばあったけれど、
自分が好きで選んだものを、きれいになりたいと思ってやってみたことを真っ向から否定してくる人が目の前にいたら、やらなくなるよ。つらいもの。
そういうものを、今更だけど、いや今だからこそ、叶えにいこうと思った。
学生から社会人になって、できることも増えた。
社会人になって、自分がやっぱりやりたいと思ってたことを認識した。
新しい生活にも慣れて、自分の理想と今の状況をちゃんと比べることができて足りないものを感じることができた。
なら、きっと今なんだろう。
そう思った。
本当は全部カバーできたらよかったんだろうけど、今の自分に足していけたらよかったんだろうけど、それはお金や時間の制限もあるから難しかった。
それなら、引き算だなと思った。
引き算は簡単。
新しいものを入れるために自分の中を整理していくだけ。
そして今挑戦したいものを、開けたスペースに入れていくだけ。
スペースから出したものは諦めるわけじゃなくて、今入ってるものが完成したらスペースは空くからそこにまた入れればいい。
もう必要なくなっていたら、その時はその時必要なものを入れればいい。
だから私もスペースを整理して交換こして、新しい一歩を踏み出します。
そうして変わった、より誇れる大好きな私で皆さんとまたいつかお会いできますように。