地方都市で“地方創生”に挑戦してきた女子大生の考える、これからの「地方暮らし」「都市暮らし」
◆そもそも地方と都市ってどういう定義?
「地方創生がしたい」とか、
「地方暮らしに憧れる」とか、
「地方」って言葉を
よく耳にすることは結構あるけど、
そもそも「地方」ってなんなのか。
考えたことってありますか?
内閣府では、
東京圏以外を地方と定義しているそうです。
とはいえ、
大阪や名古屋、札幌、神戸、
そして私の住む福岡など、
地方都市と言われる場所もあったりして、
結局、感覚は人によって様々です。
だから、
「地方」と「都市」ってどんな違いがあるのか。
自分なりの定義を持つことができてやっと、
「地方暮らし」や「都市暮らし」について
考えられるのではないかと思います。
※ちなみに、地方を辞書で引くとだいたい2つの意味が出てきます。(goo辞書)
1 ある国の中のある地域。
2 首都などの大都市に対してそれ以外の土地。
◆私の考える「地方」とは?
地方創生という言葉が使われ始めた時期から、
地方創生をテーマに活動してきたWAN。
そこで今年で4年活動をしている私にとって、
「地方」とは?を考えてみました。
私の考える「地方」とは、
「都市」の対義語ではありません。
私は、たくさんの地方が集まって一つの国ができていると思います。
つまり、上で挙げた辞書の「地方」の意味のうち、1つ目の意味で捉えています。
◆これからの「地方暮らし」「都市暮らし」の考え方
このコロナ禍で実感している方が増えていると思いますが、「都会にいれば何でも手に入る」「都会は外に出ればたくさんの人に出会える」「都会は夜も休日も開いているお店がたくさんある」といったこれまでの当たり前が覆されつつあります。
もちろん、これから自粛が解除されれば、
また街が賑やかになる日はやってくると思います。
でも、テレワークをしたり、
デリバリーを活用してみて、
その便利さを実感した人も大勢いるはずです。
だから「もとに戻す」のではなくて、
「選択肢を増やす」という考え方が求められている。そんな話もよく耳にしますよね。
自粛によって自宅で過ごす時間が増えたいま、
「地方」と「都市」の違いはますます小さくなってきている。
ではこれからの「地方暮らし」「都市暮らし」はどうなっていくのでしょうか?
これもきっと「選択肢」として捉えることで
ポジディブに考えることができるのではないかと思います。
◆私の基準は「どうありたいか」。
「なりたい職業は何?」
と聞かれることがあります。
最近まで私は、
この質問に答えられない自分がとても嫌でした。
でも、いろいろな人と話をしているうちに、
私は、すでに命名された特定の職業につきたいわけでも、決められた「何か」を裁けるようになりたいわけでもない。「ありたい姿」があって、そこに近づくために働きたい・生きたいのだということに気がつきました。
この考え方がひとつの正解だ、
とは決して思いません。
でも、もしいま、
将来のための選択に迷っている人がいるのなら、
「ありたい姿」ってなんだろう?って考えてみてほしい。
それは、仕事に限ったことではなくて、
毎日の生活が、どんなだったら幸せなんだろう?
私って何を幸せに感じるんだろう?
ということをじっくりと考えるんです。
そうして「ありたい姿」がぼんやりとでも見つかれば、それを実現するための環境・場所が必然的に絞られてくると思います。
そう、場所選びは、ひとつの手段。
そんな考え方があっても、
良いのではないでしょうか?
◆自分にフィットする場所探し
ここまで、私の場合はありたい姿があって、それを基準に場所を考えています!というふうに、
私の考えを書いてきました。
ではこの考え方で進めるとして、
自分にピッタリの場所を見つけるにどうしたら良いのか??
これについても、私の場合どうしているか?
を書いていきたいと思います。
まず、本や記事を読んだり、
たくさんの方と話をして知ること。
そして、自分なりの意見を持って発信すること。
を大切にしています。
経験者の方々のお話は、
もちろん必ず役に立つし、
それなしでは何も考えられない。
けれど、それをそのまま真似しても、
それが成功したり、正解であるという保証はありません。
なぜなら、
「地方」も「都市」も、
刻々と変化する社会の一角。
つまり、常に変化をしていて、
数年後に今とは全く違う状態になっていたとしてもおかしくない。
だから、単に過去の事例を知り鵜呑みにするのではなくて、変化を前提に「未来」を想像し、自分なりの意見を持って多くの方との対話をすることがとても大切だと思います。
文字で書くと、
すごく難しそうだけど、
“もっとこんなふうになったらいいよね”
“そのためにはどうしたらいいかな?”
と未来を想像するたいうのは、
とてもワクワクすることではありませんか?
最初から地方や都市を、
これまでの方法で分断してしまうのではなく、
もっとワクワクする未来を想像して実現していく。
そうして考えているうちに、
自分はこの場所でこんな役割を果たすことによって、これからの日本や世界のために頑張りたい!!
そんなふうに、働く場所や働き方も決まってくるのではないかな?と私は考えています。
◆未来の自分の選択肢を増やすために。
どんな人が地方暮らしにフィットし、
どんな人が都市暮らしにフィットするんだろう?
それにはきっと、明確な答えはありません。
なぜなら、
一つ一つの「地方」は千差万別で、
しかも、「地方」の考え方は一人ひとり異なるから。
でもだからこそ、
ここまでつらつらと書いてきたような
自分のありたい姿を持つことはとても大切なのではないかと思うんです。
そのありたい姿を実現することで、
あなたが幸せになれば、
きっとあなたは周りの人を幸せにできる。
そう思います。
幸せの循環を作っていくためにも、
まずは自分が幸せな状態を目指そう。
これから先、
「地方暮らし」や「都市暮らし」のような考え方があり続けるかはわからない。
けれど、
今のそれがどんなもので、
これからそれがどうなるのか?
をいろんな人と考えていくことで、
未来の自分の選択肢を増やすことができる。
私はそう思うから、
これからもたくさんの考えに出会い、
未来のことを想像し実現に挑戦していきたいと思います。
ちなみに今回の記事を書くきっかけになったイベントがこちら▽
未来の話を若者で語り合う時間がとても楽しかった‥!!!
もしよかったらサイトも覗いてみてくださいね★
最後までお読みいただきありがとうございました♥ サポートいただいたからには、もっともっと頑張りますっ!💨 これからもよろしくお願いします!