【マジンガーZを知らないZ世代】みんなのヒーローから"僕だけの"ヒーロー。

昨日「Z世代のリアル」というテーマでお話しさせていただいていた時、君たちがZ世代なら、私達はマジンガーZ世代です!!というお話がありました。

しかしお恥ずかしながら、マジンガーZをほとんど知らず…

調べていたら、興味深い文章がありました🕵️‍♂️

"現代のように「多くの子が知っているが、知らない子もいる」というレベルの世代共通言語では無く「誰もが知っている」作品だった。なにしろ最高視聴率は30%(!)を超えたのだ。"
ーーあれから40年、僕たちはどう生きてきた?いま再びマジンガーZが“元・男の子”たちの魂を震わせる! (otocoto)


「誰もが知っている」は、私が小中学生の頃にもありました。
ミーハーでない私は、好きでもないドラマを録画して2倍速でみたりして、
話についていくのが本当に大変だったのを覚えています。

あれから10年、「多くの子が知っているが、知らない子もいる」
つまり、知らないことも許容される時代になってきています。

そりゃあ、私たち世代がD&I(ダイバーシティ&インクルーシブネス)の世代と言われるはずです。

でもやっぱり、「あの時のあのキャラがあれをしたシーン」というのが通じた時の嬉しさというのは、人間である以上持ち合わせているのではないかと。

多様な属性の方々と話をしたいのであれば、
一緒にお仕事をしたい相手と同じ視点を持つ一つの材料として、
その世代のヒーロー的存在には注目してもいいのかもしれない、

一方で、これからの多様なヒーロー、つまり憧れの存在をどのように生み出すか?というのも大きな議題になってくるかなと。

自分の好みにあるヒーローをそれぞれが持っていい時代。
だから、誰もが誰かのヒーローになれる、というのが綺麗ごとではなくなる時代といってもいいのでは。

となると、子どもたち・若者が「あの人みたいになりたい!」と思う「あの人」をどこでどうやって見せていくのか?というメディア・プロデュース的なところと、

個々人が大小問わず持っているはずの「ヒーローになりたい」という欲望を叶えていく仕組みづくり、という教育的なところのを、

社会実験的につくっていく。。。

それこそ、私たちNPOの役割のように感じまています。

2021/05/08 10:32

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