仲が良いがいい 【エッセイ】
仲が良いことが良しとされる世界がある。
私たちが現存するこの世界は大半がそんな世界である。
しかしは仲が良いことがいいことに対して反対意見を提示したく思う。
仲が良いとは仲間であるということで、仲間であることは仲間意識があるということで、仲間意識があるということは同調圧力があるということ。
仲が良いということがいいことであることは否定はしない。
しかし仲が良くないということが悪いこととするのは間違っている。
私は人とあることを境に仲良くしなくなった。
仲間を作るということは思考を傾かせるということ。
それが悪いわけではない。
どんな人間も完全なる平行の思考を持つことは出来ない。
傾倒しすぎてはいけない。
仲良くなるとはそういうことであることを皆さんには知ってほしい。
仲良くも悪くもない人とうまく接してほしいと、仲良い人間ではない私は思う。
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