滝沢歌舞伎ZEROファイナルライビュ行ってきた日記
※盛大にネタバレしています。
※スノ担ど新規のペーペーが滝沢歌舞伎について何か語ろうというのではなく、な、なんか凄いもの見ちゃったー!わ、わー!!という気持ちをただぶつけただけの私の日記です、何卒ご容赦ください。
Snowmanに転げ落ちたnoteを書いたのが去年の12月。それから4か月が経ちましたが日々元気に立派なスノ担目指して推し活しております。推し活というとちょっと違うな、なんかもう生きる事が彼らを好きでいる証明というか……(いきなり重い)
そしてこの時から手に入る範囲のあらゆる音源、映像をかき集め摂取しまくったんですが(世の中に出ているものはほぼ全部揃える事ができた自分を褒めたい)、実はその中でも着手するのが一番最後になったのが滝沢歌舞伎だったんです。
やっぱりライブの円盤とかCD特典のドキュメンタリーや、YouTubeやこれまた特典のみんなでわちゃわちゃゲームやってるのとかね、見やすいし分かりやすいし幸せだし誰が見ても何回見てもSnowman大好き!ってなるもんね。
実はSnowmanにハマって一番最初に見たのが以前から契約してたアマプラで見れたROTだったんですが、あれってめっちゃ滝沢歌舞伎じゃないですか。特にシーズン1のやつ。
なので一番最初に触れたのは滝沢歌舞伎だったのだけど、う、うわーとなってしまい……余計後回しになってしまった……。
何がうわーって、今まで1ミリもジャニーズに触れずに生きてきたので所謂“ザ・ジャニーズのエンターテイメント”ってどういう情緒で見ていいのか分からず……上裸で太鼓叩かれても“全員布を纏って?そして楽な体勢で叩いて?そんな高所で回りながら叩く意味を教えてください(涙)いやほんまに何させんねん”という気持ちにしかなれず。辛い事を乗り越える推しって尊いけどどう見ていいか分からないと言いますか。
それに歌舞伎について知識がなさすぎて、凄い事は分かるが凄い事しか分からん、というバカ丸出しの感想にしかならず……それなら歌って踊ってる彼らを見たい!となってしまっていたのでした。
でもやっぱり、Snowmanと滝沢歌舞伎って切っても切れないし、過去の雑誌とか(特にmyojyo様の素晴らしきメンバー個別1万字インタビュー!)掘れば掘るほどやっぱりちゃんと見るべきである、と覚悟が決まりまして。
とりあえずこれまた以前から契約していたネトフリで“滝沢歌舞伎ZERO2020TheMovie”を鑑賞したのだけど。ほんとにクッションを抱きしめながら見た笑。
そこでまたスコーーーーンと落ちたのが『Maybe』という演目。
なんかほんとにすごいよねSnowman……絶対どこかに落ちるキッカケが潜んでいる。なんなん。魔法なん?
Maybeはふっかと阿部ちゃんの歌でラウール君が即興で踊る演目なのですが、な、なにこれ!って、ほぼ息もできず瞬きもせず見続けて、気付けばドバドバと涙が……この気持ちをどう表していいか、こんなに長く生きても言葉が見つからないのだけどやっぱりエモーショナル、かなあ。とんでもなく、エモーショナル。胸を打たれる。
その場で感情を爆発させながらも己の体をコントロールして表現するラウールと、それに相反するように感情を抑えた歌声ときっちり振付されたダンスをするふっかと阿部ちゃん。ああ、なんていう事だ。
そこには2020年のこの3人でなければ醸し出せない空気が満ちていて、タッキー映画撮ってくれてありがとうって本当に思った。なんならコロナ禍ありがとうとさえ思った。
そしてMaybeのおかけで苦手意識のあった滝沢歌舞伎が大好きになり(我ながらゲンキンであるが好きなものが増えるのは喜ばしい事なので)組曲も花鳥風月も鼠小僧も五右衛門も腹筋太鼓も大好き!って口にするオタクになれたのでした。
余談ですが、2019年の円盤になっているMaybeがこれまたとんでもなく素晴らしく、この年は佐久間さんも踊っていて、いやもう佐久間さんの表現力も抜群で……思い出しただけで涙が出る。
映画とはまた違う、舞台独特の緊張感と高揚感が素晴らしくて、やっぱりスノ担としては死ぬまでに新橋演舞場で滝沢歌舞伎見たいよねえと常々思っていたんだけど。
ついに今年滝沢歌舞伎がファイナルという事で、そりゃまあしょうがないかという気持ちもありつつ、去年の滝沢歌舞伎がまだ円盤になっていない恐怖からどーしても、どーしても見たい!見せてください!なんでもします!!!って涙目になっていたんだけど、新橋演舞場に行く事は叶わず……しかし!なんと!映画館でライブビューイングが開催されると!!!
でも滝沢歌舞伎の映画館でのライブビューイングって未知数すぎませんか。映画館って大きくても500席とか?普通で200席くらい?
私は大阪住みなのですが、大阪に同士どれくらいいらっしゃる……?え、全然足りんくない!?
しかもFCの当落発表の日、私スカパラのライブでして。しかも12月にギター加藤くんがコロナで延期になりやっと決まった振替公演で。
そんなライブなんて年に数回……多くて十数回しか行かないのに、そんな日にぶつかる!?しかも当落発表20時……そしてそこで落選していれば21時から各映画館で座席確保しなければならないという鬼スケジュール。私、絶賛なんばHacthでライブ中。なんてこった。
そこでオットと、界隈は違うけど信頼のおけるオタ友ちゃんに「私から連絡なくてもとりあえずチケット戦に参戦しておいてもらえないだろうか、もう確認せずに取ってくれていいので」とお願いし、大阪に複数ある映画館、ここがいいけどここでも可、みたいな、あとはもうあなたの感性を信頼してます!頑張って!という丸投げをさせてもらい……笑。
ほんとに持つべきものはオタ活について話が“あうん“で通じるオットと友。
ライブが終わってみれば2人とも別日できっちり取ってくれた上にFCも1日当たっていたので、なんと3回行ける事になったのでした!!!
日にちがかぶらないようにだけ細心の注意払った私偉かった!いやほんとに偉かったのは未知のチケット戦丸投げされて怒りもせず時間を割いて協力してくれて勝ち抜いてくれたオットと友ー!本当にありがとう……!
そしてなんと、去年はなかったMaybeが演目にっ!神様ありがとう……!しかもボーカルが渡辺くんだって……え、そんなのしんじゃわない!?みんな大丈夫!?
しかもきのうって、ドームの当落だったじゃないですか……13時からの公演だったから当落が分からないまま(しかも今この瞬間分かっているのでは?って思いながら)ライビュ初日参加してきたのでした!どんな情緒だ!笑!
ようやく感想ですが、まず出てきたのは
「Snowman今日これもう1回やるのか……た、た、大変すぎるー!」
でした。2回公演の昼の回だったので。
あと、
「これ新橋演舞場の最前列なんかで見たらまじで命取られるかもしれん、ライビュで良かった……」
という事。
それくらい、もう、なんだか凄かったー!!!凄いもの見ちゃったー!!!生って凄いヤバい、ライブビューイングってこんなんだっけ!!!
とりあえず始まった瞬間に涙が溢れ(後から音響がいまいちだったって感想も見かけたんだけど、私が行ったMOVIX八尾はビリビリするほどの抜群音響で臨場感半端なかったです!)息つく暇もなく展開されるステージにただただ圧倒され、すぐそこで生きてる推しに胸を熱くし、発される言葉、動かされる体に感動し(たまにニヤニヤして)ああ本当に素晴らしい体験でした。
Snowman演出ってどういう事だろーって思ってたけど、観たら『あぁ、これはSnowman演出ですね』って納得した。ラウールがインタビューで「今回の歌舞伎はスタイリッシュで僕好み」って言っていて、滝沢歌舞伎とスタイリッシュってある意味ま反対じゃない?と思っていたけど、いやこれはスタイリッシュだわって思った。
なんか……音響がいちいちクラブですか?って感じだったし笑、一幕制になったからかすべてがギュッとコンパクトになってそぎ落とされてて、うん、スタイリッシュだった!私もこれ好き!
念願のMaybeは本当に本当に素晴らしかった。ふっかと阿部ちゃんの歌声も好きだけど、やっぱり渡辺くんの歌唱も素晴らしく……あと歌にかけるしょっぴーの気合にも感動した。そんで衣装が可愛かったし、お月様が可愛かった。なによそのギャップ……ほんまそういうとこやで、渡辺翔太……。困る。
ラウールくんもほんっとに素晴らしかった。大人になる過程でずっとMaybe踊ってくれて本当にありがとう。
ラウールってダンススキルがあるあまりにフィジカル優先で踊ってるように見えるけど、本当は歌詞の世界観を丁寧に表現するダンサーなのかなって生で初めてそのパフォーマンスを見て思った。
Maybeも花鳥風月もラウールが口ずさみながら踊るからグッときてめちゃくちゃに泣いちゃったもん……。
あと(演目順じゃなくて思いついた順に五月雨式で書いてて申し訳ない、自分でも情緒の混乱ぶりが笑える)やっぱりステージ上での岩本くんの頼りがいが半端なかった……!これ私出演してたら(は?)無事に終わった瞬間「ひーーくーーん!涙」って抱き着いちゃうんじゃないかと思った。
ふっかの戸板バッタンも殺陣もすんばらしかったし(ふっかは絶対に失敗しないっていうこの安心感はなんなんだろうか)新曲の抜け感も良かったし、お丸ちゃんも可愛くてギリギリで会えてよかったよ涙。
生化粧の時にお丸ちゃん目黒くんに「お初にお目にかかります」(わた婚)ってウザ絡みして「(今日からライブビューイング始まるから)袖でふっかさんが一番緊張してた!」ってばらされてて可愛かったな~笑。
生化粧、とりあえずみんな汗ひかないと無理なんじゃないの……ってハラハラしたし、しょっぴーの白粉前の保湿がめちゃくちゃ丁寧で「女子!みんな見て!」って思った笑。
あと目黒くんが不器用すぎてちゃんと仕上がるのかハラハラ見守ってしまった……全部一番遅くてきゅんとした……ひーくんなんてもう仕上げてはけてるのにまだ髪もやってなかった笑。
阿部ちゃんの女方、阿部ちゃんって背高いのにどんな努力してるんだろうと思ったら泣けたし(とにかく情緒ぶっ壊れたから何かつけて泣いた)道明寺良かったなあ。でも踊ったらバキバキなのが阿部ちゃんの凄いところ。
舘様の歌舞伎の素晴らしさ半端なかったー!一人だけ歌舞伎役者まざってた。あそこまでなるのにどれだけの鍛錬を重ねたのかと思うとまた涙。
舘様がSnowmanにいてくれて良かったって全員思ってると思う。舘様ありがとう……!「みやだてぇー」って掛け声(客席からじゃなく囃し方さん?たぶんステージのプロの方のお声だったと思う……)めちゃくちゃ似合っててかっこよくて痺れた。
Maybeからぶっ壊れた涙腺、その後の組曲でも花鳥風月でも五条大橋でもぶっ壊れたままで、ようやく泣き止んだ……と思ったら最後の最後でさっくんがめっちゃ泣いてたからまたもらい泣き。あれはあかん。
さっくんのフライング美しかったなあ。しかも水の中飛んでるんやもん(?)みんな言ってるけどお七も美しかった。あれはタッキーリスペクトなんやろうなって思ってまた涙。
あーーーそう!最後のLOVEで、なんかみんなわちゃわちゃしてて可愛くて泣き笑いになってる時にとんでもないフェイクが聞こえて「え?だれ?」って思ったら(全体が映らないから分からなかった)目黒くんで、ううううううわああって心臓止まるかと思ったらそこにかぶせるように渡辺くんのフェイクが来て、ちょっと信じられないくらい凄かった。
あの舞台の最後になんであんな声出せるん……あれもう1回聴きたい。
向井くん、五条大橋でうずくまってたの(見た瞬間涙噴き出した)あの1回だけなのか、毎回やってるのかも確かめたい。五条大橋の演出ほんとにヤバい。明日またライブビューイング行けるなんて、なんて幸せなんだ。ありがたや。
腹筋太鼓で完全に自分のグルーヴで叩いてるラウールくん良かったな。
ずっと和のエンターテイメントに自分は向いてないんじゃないかって悩みがあったって言ってたけど、最後で自分のものにできたんじゃないかな。
ジュニアの子たちもすごい活躍で、え、この子たち参加したの今年からってほんまに?ってなった(IMPACTors残念だったけど彼らの未来に幸あれ……!)特にバレエやってたSpeciaL松尾龍くんすごかった。バレエって毎日バレエダンサーとして鍛錬してなくてもあんなに踊れるもんなの……?
そしてやっと、なんでSnowmanが9人でいてくれるだけでこんなに幸せな気持ちになるのか謎が解けた気がした。舘様もライブだけやってたんじゃこの関係性は築けなかったって言ってたけど、本当にそうなんだろうなって思う。
たとえば夫婦で親を看取るとか(例えが極端)、それくらいの“力を合わせて誰一人欠ける事無く何かを乗り越え成し遂げた”体験が9人の今を作ったんだと思うと、スノ担の端くれとしてギリギリで滝沢歌舞伎を感じる事ができて本当に良かったと思う。
ライブビューイングに踏み切ってくれた関係者の方ありがとうございます!
そしてやっぱり、言っても映画館に行けないみんな達もいるのでぜひ円盤化を!切にお願い申し上げます!!!
あのステージが語り継がれるだけじゃなくて、現物として残してもらえますように。
そして千秋楽までこのまま突っ走れますように!!!!
私も千秋楽のライブビューイングチケット取れますようにー!!!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?