「1億円あったら何に使うか?」について考える #内製録
何気なしにふと気になったテーマを取り上げ、自分の経験、思考、価値観と向き合いながら深堀りをしていくシリーズ。内省したものをこうして記録することで、
エンジニアとしての成長のロードマップ
自分が取り組んでいる分野の動向の推察
今後の活動に関する意思決定
のために役立てていこうというもの。要するに、思考・価値観の人間ドックである。
自分は3年ほど前から、本業とは別に情報発信等の副業を続けている。元々はそんな大義があったわけではなく「まぁ、失敗してもリスクがないからやってみるかー」程度のノリで始めたものである。この活動がいつまで続けられるのか、どこまで大きくなるかは未知数ではあるが、ただこのままよくわからないままノリだけでずっと活動を続けるのは、私的には若干危険な気がする。
活動を続けていけば、コツコツお金が溜まっていったり、あるいは突然大金が入ってくることがあるかもしれない。ただ、普段から「お金を何に使うか?」ということを考えておかないと、そういったチャンスが訪れた時に、それをうまく使いこなすことができないと思うからだ。
よく聞くのが、新卒から定年退職までコツコツ仕事をしていたマジメなサラリーマンが、退職時にいきなり巨額の退職金を渡されたときの話だ。
「お金も時間もあるが、目標を失った状態」になって、特に趣味もないし、会社以外での人脈があるわけでもないから、毎日がヒマでしょうがない。旅行に行ったりもしてみるが、そんな頻繁に行けるわけでもない。そんな毎日に嫌気が差した結果、経験がないのにいきなり変なビジネスを始めて失敗したり、よくわからない投資を始めて大損や詐欺にあったりする。これは、本当によく聞く話である。
個人的に、お金というものは使う時にその人の価値観が最も現れるものだと思う。お金を何に使うかは自由だが、だからこそ自分が価値のあるものだと思えるものにお金を使えるかどうか。そのために今のうちからシミュレーションしながら深堀りをしていこうと思う。
1億円という金額の根拠は「まぁ多めに見積もっても、これぐらいの金額があればそこそこのことができるだろう」という感じでエイヤで決めた。また「億り人」という言葉があるように、1億円という金額がなんとなくキリがいいと感じだからだ。
そんな浅はかなノリで決めたわけが、逆にこれ以上金額が大きくなると、そもそも自分が認知できる領域から外れそうなので、いったん1億円で考えていきたいと思う。
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