「限界まで追い込んでも、上手くいかなかったときの心境」について考える #内省録
何気なしにふと気になったテーマを取り上げ、自分の経験、思考、価値観と向き合いながら深堀りをしていくシリーズ。内省したものをこうして記録することで、
エンジニアとしての成長のロードマップ
自分が取り組んでいる分野の動向の推察
今後の活動に関する意思決定
のために役立てていこうというもの。要するに、思考・価値観の人間ドックである。
ここ1ヶ月の話だが、おそらく人生でTOP3に入るぐらいにキツい体験だった。このキツい業務をこなしていくなかで、「あ、これ以上やったら、何か一線を超える・・・」という境目を知ることになった。
どういう経緯で、どこまで自分を追い込むことなったかについて、深掘りをしていく。
とにかく時間が足りない
とある搬送ラインの仕事で、機械設計からは4人で進めていた仕事である。社内で各装置の納品・組立・調整等を進めていたのだが、8月上旬に、
急に「そろそろ納品できるんだよな?装置動くか見せてほしいんだけど」とプロマネから言われる。まだ機械の調整中(組立位置とか動作パラメータとか)のためまともに動かず、プロマネがキレる。プロマネから「細かい状況よくわかんないけど、責任持ってなんとかしろ」と言われる。
他のプロジェクトのスケジュールもやばいとのことで、1人が離脱。コロナウィルス陽性とのことで、もう1人も離脱。マンパワー不足が明らかに不足しているため、お盆に休みが取れなくなり、家族に謝る。
ヘルプとして、社内でもっとも機械設計の能力がある人(以後『アニキ』)が参入。ところが、お子さんの保育園がコロナウィルスのため閉鎖となり、出社が不可に。
アニキがリモートをしながらプロマネとスケジュール調整をしてくれたのだが、
アニキ:「普通にやったらあと2ヶ月は必要だけれど、そうもいってられないので、せめて1ヶ月だけでも欲しい」
プロマネ:「それはダメ。責任持って、気合で、2週間で納品状態にしろ」
となる。
1日8時間ペースで2ヶ月かかるというスケジュールが、4分の1になってしまったので、単純計算で1日32時間業務しないと終わらない。ベンチャーなので、もちろんこれ以上のマンパワーはない。
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