祖母のこと
私の祖母は去年、103歳で大往生しました。
若い頃から農業で鍛えた足腰で、最後は膝が曲がってしまっていたけど、手押し車を押して自分で移動していつも元気なおばあちゃんでした。
私が小さい頃、父が結核になり、母は家計を支えるため働き通し。母は忙しいのでほとんどずっと祖母の家に預けられ、過ごしていました。
祖母の家は田舎の農家で、番犬のゴロと、ネコのミミッコ、インコと金魚もいたなー。それにニワトリ小屋と、ビニールハウス、いちじくや柿の木などなど。子どもの私には楽しいことばかりのばあちゃんちでした。ばあちゃんはいつも朗らかに笑っている優しい人で、嫌なことがあってもいつも「ワッハッハ~」と笑い飛ばしていたなぁ。
ばあちゃんは、私と一緒にいろんなこと、たくさん遊んでくれました。
田んぼの脇の用水路でスルメで釣りしたり、(雷魚が釣れたこともある!)
梅仕事を横で張り付いてみてたり、
ずんだを作るのに枝豆を弾いてすりこぎゴリゴリしてみたり、
熟れすぎたり傷ものの大量のトマトをミキサーにかけてジュース作ったり、餅ついてみたり、
ニワトリ小屋に卵探しに行ったり…
そりゃあもう楽しいことがいっぱいだったなぁと今思います。
お金はないけど、すごく豊かな子ども時代過ごせたなぁ。幸せだったなあ感謝感謝。
ばあちゃん亡くなっちゃったけど、私の守護霊になってさ、すぐ後ろで見ててよーって思う。
一番孫まだまだがんばるからね〜