人生万事塞翁が馬
人生万事塞翁が馬
これ、私の座右の銘なのです。
人生の幸不幸は予測できないものだ・・
という意味。
中国の故事成語が由来となっています。
・・・
昔、中国の北の砦のそばに住んでいた
ご老人の馬が、別の地へ逃げてしまいました。
周囲の人々はおじいさんを気の毒に
思っていましたが、おじいさんは
「これは幸運が訪れる印だ」と言いました。
数か月後、その馬が足の速い立派な馬を
引き連れて帰ってきました。
周囲の人々はこれを幸運だと思っていましたが、
おじいさんは、
「これは不幸が訪れる印だ」と言いました。
その後、おじいさんの息子がこの馬から
落馬して足を怪我してしまいました。
周囲の人々は気の毒に思っていましたが、
おじいさんは、
「これは幸運が訪れる印だ」と言いました。
その後、起きた戦争で健康な若者が徴兵される中
けがをした息子は免れ、親子ともども無事でした。
・・・
このように、人生の幸不幸は一見ではわからず、
予測しがたいものだというたとえとして
使われるようになったのだそうです。
これまでの人生でつらいことがあったとき、
家族がつらい思いをしている時、
この言葉を思い出して、人生万事塞翁が馬だよ!
って声掛けしてきました。
特に娘にはつらい思いをしたり、悩んだり
している時には、塞翁が馬、塞翁が馬と
励ましてきました。
今、私は夫との関係がとんでもないことになっていて、
過去一番に踏ん張らなくてはならない局面にいますが、
たまに娘と電話で話すと、人生万事塞翁が馬だからね~と
励まされます。
娘にそういわれると、本当に塞翁が馬な気がしてきて、
また頑張れる、踏ん張れると思う母なのでした。