推しの話⑥忌野清志郎さん
日本のロック界の歴史を作った・・といえばこのお方、忌野清志郎さん!
RCサクセション時代、すごく単純で、正直な気持ちを歌っていて、あ、こんなに簡単なことだったんだ。カッコつける必要もないんだな。って思えるような素直な曲がたくさんあります。「ぼくの好きな先生~ぼくの好きなおじさん~たばこぉとのにおいのぼくのすきなおじさん!」「宝くじは買わな~いだってぼくは~お金で買えないものを見つけたんだ~」
単純で素直な気持ち、大事にしたいなぁ。
清志郎さんは派手派手なファッションもとにかくカッコいいのです。清志郎さんは絵も描く人だから、色彩も雰囲気も、まるでかっこいい絵画のようで、大好きです。画面に出てくるだけでぱっと雰囲気が明るくなる。まるで大輪のひまわりのよう。
いろんな方とコラボやセッションもしています。矢野顕子さんの楽曲「ひとつだけ」で、矢野さんと一緒に歌っているのですが、矢野さんの鈴のような声と、清志郎さんの朴訥とした、それでいてのびやかな優しい歌声、これまた素直な感じがして素敵なのです。
SUPER BUTTER DOGの「サヨナラCOLOR」と言う楽曲。原曲も大好きなんだけど、ハナレグミと清志郎さんがカバーして一緒に歌っているバージョンも優しくて切なくて、何回も聞いてしまう。ハイトーンボイスが心に響きます。
なんでしょう、清志郎さんのお人柄なのか、歌声が心に響くのですよね。
晩年、お侍さんの恰好をして、お侍さん言葉で「拙者、〇〇でござる。」なんて話してるのをテレビで何回かみたことがありまして、そういうお姿もまあチャーミングなんです。
2009年に亡くなられて、私いまだにファンなのです。