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検査前の養生食
大事件です。
3日後に大腸検査を控えて今日から養生食となります。実は11月中頃に下血して緊急に検査をし、それ以降もちょこちょこ下血を経験しつつ更に詳しい検査が必要となって3日後の大腸検査を迎えます。
しかし下血って・・・
11月の中頃、それは何の予兆もなく始まりました。普通の1日で、仕事もして翌日の準備も済ませて何もかもが終わり、夕食にはCMで有村架純さんが食べていたシーチキン丼を忠実に再現したものを食べ、お風呂で温まって眠ろうとした時でした。急に左下腹部が痛くなってトイレに入るも激痛で、冷や汗が床に滴り落ちるほどでした。
「もしかしたらこのまま救急車?」
「まだお尻拭いていないのに?」
「いつの段階でパートナー呼ぶの?」
「冗談抜きでこの恥ずかしい姿で救急車に?」
色々なことが頭をよぎりながらも痛い。とにかく痛い。しかし一旦痛みの波が治ったところで深呼吸をして布団に戻ったものの汗で服がびちゃびちゃで、夏のお昼間のように汗が絞れるほど服が湿っていたので疲労困憊の体を引きずりながら濡れタオルで全身を拭いて着替えました。ちょっと落ち着いた。このままゆっくり眠れたら・・なんて甘かった。更なる腹痛が襲ってきてもう一度トイレにこもる。さっきは寝室横のトイレだったのでパートナーを呼ぶことも可能だったが、今度は店舗のトイレに入ってしまったためパートナーとはかなりの距離がある。というか床はコンクリートで寒い。が、痛みでまた冷や汗がどっと出る。1時間ほどで2回目の痛みの波が去り再度着替えをして、やっと眠れた。疲れた。
翌日の朝はいつもと同じに目が覚めた。特に異常がなかったはずなのにトイレに行って驚いた。ブツが赤い!! こんなことあるのかと目を凝らしてみてもやっぱり赤い。あら人生初体験と特に深く考えずに職場の人に「下血したー」と伝えてみたところ大炎上!! やれ病院だすぐに予約だと騒ぎ出して驚きました。なんで?そんな重大なこと?軽ーい気持ちで報告したのに私の方が驚きました。と共に不安も押し寄せてきて終業後にかかりつけ医を受診。なんと今から救急車で救急病院に行くか明日朝一で総合病院に紹介するかどちらかになるという緊急事態でした。そのまま絶飲絶食になるため2時間の点滴を受けて帰宅。その頃にはなってやっとことの重大さに気付かされる私なのでした。
さらに翌日は仕事を休んで紹介状を持って総合病院へ。紹介状はあるし予約はしてくださっていたもののものすごい患者さんの数、おまけに高齢者様ばかりとあって番号を呼び出されても応答が遅い、応答しても行動が遅くてそりゃ混むわけだと納得しながら血液検査→MRI検査と回ってやっとドクターに辿り着きました。本来なら下血が治るまで入院して点滴治療を行うのが筋らしいですが、幸運(?私は入院したくなかったので・・)なことにこの日は満床で入院できず自宅療養となった。この日いただいた結果としては大腸検査が必要なこと。その予約はなんと年明けになること。もしも今回よりも多い鮮血出血がみられた場合は緊急を要するので救急車で来院することを告げられて帰ってきました。
それからは週一の割合で下血を繰り返しながらなんとかクリスマスとお正月を越し、現在に至るです。そしてやっと検査3日前になり今日から検査前食となります。白米・うどん・食パンを中心に野菜や果物やお菓子は控えて差し障りのないものだけを食べます。卵が食べられるのは嬉しい限りです。コーヒーも控えるので豆乳になりました。この食生活を3日間続けて4日目に検査です。もちろん下剤もいただいているので15日な下剤を飲んで寝ることになります。基本下剤は飲んだことがないのでドキドキです。検査どうなるのか・・結果はどうなるのか・・不安しかありません。面白いもので、食べるなと言われると食べたくなる。食べろと言われたら食べたくない。人間って不思議ですね。