もっと知りたくなった獺祭
日本酒って飲みにくい。そんな私のイメージをひっくり返したお酒「獺祭」
その獺祭の蔵見学をしました。
錦帯橋から車で30分ほど走った山の中に突然現れた近代的な建物が獺祭の本社。
機械化が進んでいて、蔵というよりは工場のようだと聞いていたけれど、これまで小さな蔵しか見学したことがないので、あまりの違いに驚きました。
全て純米大吟醸で大量に生産し、一年を通じて生産できて、と聞くと無機質に思えますが、省力化できるところはして、でもあえてアナログなところは大事に残しているという印象でした。
そう思ったのが、こちらの分析データ。
壁一面に張り出され、ほかのタンクと温度や酵素を比較できるようになっています。数値は手書きで記入。張り出すことで視覚的に他のタンクと比較できるでしょうし、これは私の勝手な推測ですが、ここへ記入しに来たときに他の人とちょっとしたお喋りや意見交換もしやすくなるのではないでしょうか。
1時間の見学でしたが、実際に生産に携わっている方が丁寧に実践的に案内して下さったので、通りいっぺんの案内ではなく興味深い時間でした。
帰り際に、酒粕アイスを食べ、季節限定酒を予約して、そしてもっと獺祭について知りたくなったので、英語の勉強を兼ねて漫画も購入。
盛んにビデオで流れていたニューヨークのDassai Blueの蔵見学もしたいものです。