人間の羽根
秋になると、小鳥は換羽期に入って羽根がどんどん抜けて生え変わる。
この時期になると、小鳥は体力の消耗が激しいようであまり動かなくなるし、新しい羽根が生えてくる時の体表の違和感でイライラが増すようだ。
羽根というのは本当に良くできていて、生えてくる部分によって役目が違うので柔らかさも強さも絶妙なバランスで生えている。
飛行するための羽根は力強くしっかりとした芯にしっかりとした羽毛が並んでいるし。
身体を守るための羽根は柔らかくふわっとして、細い芯から羽毛が伸びている。
そして、身体のラインに沿った曲線でねじれている羽根もあれば、あのお顔のかわいらしさを演出するために必要とされる超極小のミニミニな羽根まで。
細部まで計算され、デザインされて、存在している。
そして羽根を太陽に透かしてみると、虹色に光ったりする。
小鳥が「羽根よ抜けろ!」「羽根よ生えろ!」と命令するまでもなく。
自然にそうなる。
神的エネルギーそのものの現れだ。
羽根がけっこうな勢いで抜けていき、生えてくるのが間に合っていない時。
飛ぶには飛べるけれど推進力が落ちてるはずだから、いつもよりも体を重く感じているのだろう。
羽根がひらいて生えそろって翼が空気をとらえると。
得意げに飛び回ってほんとうにかわいい。
神様がつくってくれた持ち前の、立派な翼も。
羽根がなければ空を飛べない。。。
羽根が空気をとらえて。
翼が風をとらえると。
小鳥は空を飛んでいく。
自然にそうなる。
人間も?
さて。
神様は人間にも、小鳥に与えてくれたのと同じように。
小鳥にとっての翼や羽根に匹敵する宇宙飛ぶ道具の。
『想像力』をプレゼントしてくれた。
明日から風の時代が本格的にスタートするそうなのだけど。
『自然にそうなる』と受け入れられると『自然にそうなる』人間は。
疑念や染脳で何かと羽根をぶちぶち抜きがちだけど。
これからは小鳥を見習って。
羽根である意識のくもりの方を取り払って。。。
力強くもかろやかに。
時代の風にのって。
宇宙を飛び回ろう🌏✨