2019年によく聴いたアルバム15枚

明けましておめでとうございます。2010年代が終わり、新しいディケイドの到来ですね。10年代最後となる昨年もたくさんの音楽を聴きました。サブスク以降、新しい音楽を聴く機会がグッと増えました。せっかくなので2019年によく聴いたアルバムを再生回数順に一言のコメントを添えて残しておきたいと思います。

1.WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO? / Billie Eilish

2019年を語る上でこれは外せないでしょう。兄妹のベッドルームミュージック的な出自の音楽がメインストリームにがっつりと食い込んでいくどころか、ムーブメントとなってしまうあたりが今っぽくないですか?不穏なビートにウィスパーなヴォイス、ビジュアルも含め新しいスターの誕生の瞬間を見ている気がします。

2.ALL THE LIGHT / GRAPEVINE

旧知の仲であるホッピー神山氏と久しぶりのタッグを組んで制作された今作はバラエティーに富んだサウンドで過去作と比べても華やかな作品。

3.Everyday Life / Coldplay

フィールドレコーディングがふんだんに取り入れられたり、緻密に構築されたサウンドがあったかと思えばデモのようなラフな質感なものもあったりと、本作のテーマである「世界各地の様々な人の日常」を想起させる様々なアイデアが盛り込まれていて、何度聴いても発見があって楽しく、そして何より美しい。

4.amo / Bring Me The Horizon

XperiaのCMで耳にした人も多いのでは?例に漏れず近年はHIP HOPを聴く機会がだいぶ増しましたが、本作でバンドサウンドでしか得られない高揚感が確かにあるのだと感じました。

5.IGOR / Tyler The Creator

HIP HOPと思いきや美しいハーモニーが印象に残る作品。山下達郎の曲をサンプリングしたことでも話題に。

6.Hyperspace / BECK

ファレル・ウィリアムスと作り上げた快作。奥行きを感じる音像と美しいメロディーが印象的。

7.Why Me? Why Not. / Liam Gallgher

前作の勢いそのままにグッドメロディーが冴え渡っている作品。調子良さそう。

8.Traveler / Official髭男dism

すっかり人気者。メロディー、サウンド、言葉選びがどれもツボ。

9.THE ANYMAL / Suchmos

この作風の大胆なチェンジに賛否分かれてると思いますが、個人的にはとてもハマりました。

10.Father of the Bride / Vampire Weekend

久々に名前を聞いたな〜と思ったら『Contra』以降リリースしていなかったらしい。

11.Hollywood’s Bleeding / Post Malone

トレンドを抑えつつ前作よりも幅広い層にリーチしていきそうなポップさを備えた作品。

12.QUIZMASTER / NICO Touches the Walls

実質ラストの作品になってしまいました。めちゃくちゃ良かっただけに残念ですが、今後の各メンバーの動向を注視します。

13.きらめき / 羊文学

前作よりも柔らかな雰囲気をまとっていて、曖昧な季節の昼下がりに散歩しながら聴きたい。

14. Sympa / King Gnu

『Slumberland』で鼓膜を撃ち抜かれ、良く聴きました。本作に収録されていませんが『白日』は今もヘビロテしてます。

15.FEEL GOOD / SIRUP

本作以前にリリースされた2枚のEPが良かったので楽しみにしてましたが、期待を裏切らない作品でした。振り幅が広いなあという印象です。

おわりに

以上、本当はもっと紹介したいものがありましたが、力尽きたのでこの辺で。今年も素晴らしい音楽にたくさん出会いたいなと思います。

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