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【続・認知症ミツコ】入所1カ月①

認知症ミツコさんが、札幌の有料老人ホームへ入所してから1カ月。

2022年6月4日 無事に飛行機で札幌へ転居しました

いくらか慣れてきたせいもあるのか、職員の悪口なども言い出しているらしいです。
時には暴言を吐くことも。(泣)
認知症というものは、なかなかこちらが思う通りにはなりません。
行ったりきたりですね。
慣れてきたのでは??
とは思っているのですが・・・子供が成長するのとは訳が違うようです。

記憶もそうだけど、今まで見ることのなかった行動や言葉が出てくることもあります。
その人が本来持っていたものなのか、違う面が現れたのかはわかりません。
私たちから見ると、性格も変わってしまったように感じてしまいます。

それが認知症ということなのでしょうね。

私は今、東京で生活しています。
生活の中でも札幌の施設のことが頭から離れません。
「今日は何をしているのかな?」
ふと、全然関係のない作業中にこんなことを考えています。

先日、姉が面会に行った際、
「晩御飯の30分前から食堂の席に着いている母を見て、切なくなった」
と言っていました。
状況が痛いほど目に浮かんで、私もなんだかぎゅーっとしました。

でもね。
本人はあまり感じていないのかもしれない。
なぜなら認知症だから。

なるべくそう考えるようにしてます。
一応、1カ月以内には再び札幌には行く予定で、脳神経外科を予約してあります。
今後は、薬の処方も考えなくてはいけません。
施設に入所したらそれですべて解決という訳ではないとは思っていましたが、まだまだ気持ちがついて行かない私。

ホッとしたようで、そうでもない。
私は東京にいるのに、母はいない。
・・・徐々に慣れていくのでしょう。


<これまでの経緯>

2022年6月5日
無事に東京から札幌の有料老人ホームへ入所しました。

母 : ミツコさんの認知年表
1937年1月 北海道生まれ 85歳(2022年現在)
2005年12月 配偶者 (私の父) 他界
2007年3月 好きな人(=パートナー)と東京で暮らし始める
( ~14年間、東京下町でパートナーと暮らす )
2021年4月 東京駅にある銀行からお金を全部下ろすと騒ぎだす
2021年4月頃 難聴がひどくなり、話が通じなくなる
2021年6月 銭湯に行かなくなる
2021年8月頃 料理ができなくなる
2021年9月頃 コーヒーすら淹れられなくなる
2021年10月 なんとなく痩せてきた
2021年10月 江東区の地域包括ケアセンターへ相談
2021年12月 医師の訪問、認定員の訪問 
2021年12月 要介護2の認定
2022年2月 江東区へ特別養護老人ホームの申し込み
2022年3月 デイサービス開始するものの、一回行ったのみ
2022年3月 札幌の施設も視野に入れて動きだす
2022年4月 札幌へ転居することを決め、施設探し
2022年5月 姉宅の近所にある介護付き有料老人ホームを契約
2022年6月 札幌へ転居、介護付き有料老人ホーム入所


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