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【続・認知症ミツコ】投薬を開始したら

認知症ミツコさんが、札幌の有料老人ホームへ入所してからもうすぐ2か月になるころ。
脳神経外科を受診した際、認知度が軽度ではないとのことで、ごく軽い薬が処方されました。

飲み始めて2日目。
母の様子について、姉から連絡がきました。

食事中に立つことなどなかった母が、立ち上がりウロウロし出したらしいのです。
職員の方が座るように誘導すると、キツイ言葉を発して手を振りほどいたようで。
どんなことを言ったのかはわかりませんでした。
そこまで具体的に施設の人も言わないようです。(怖い)

また、姉の面会終了して帰る際には、
「また後で来なさいね。来ないとダメだからね。」
と、キッと鋭い目つきで厳しく言われたって。

施設の担当医に相談すると、
飲み始めの頃はよくあること(副反応的な?)で、しばらく様子を見ましょう。
と言われたそう。

あーあ。
薬なんて嫌だなあと思いながら、病気を少しでも軽くするためにしぶしぶ決断したのに。
さらに悪化してるんじゃないの??
様子っていつまで見るのかなぁ。
本当に落ち着くのかなぁ。

薬を飲むことで一歩進んだ気がして、一息つけるかなぁなんて思いましたが、そんな簡単なものではありませんでした。

よく聞く話では、
薬を飲んだら、人が変わったように大人しくなる
ということだったけど、それは一山乗り越えてからの話なのでしょうか。

早く結果を求めすぎ?
私たちにはまだまだ情報が足りないの?

特に私は遠く離れているせいもあり、ジタバタするだけです。

これからまだまだ事件が起こりそうだと言うのに、序盤からこれでは思いやられます。

しんどい時間です。


<これまでの経緯>

2022年6月5日
無事に東京から札幌の有料老人ホームへ入所しました。

母 : ミツコさんの認知年表
1937年1月 北海道生まれ 85歳(2022年現在)
2005年12月 配偶者 (私の父) 他界
2007年3月 好きな人(=パートナー)と東京で暮らし始める
( ~14年間、東京下町でパートナーと暮らす )
2021年4月 東京駅にある銀行からお金を全部下ろすと騒ぎだす
2021年4月頃 難聴がひどくなり、話が通じなくなる
2021年6月 銭湯に行かなくなる
2021年8月頃 料理ができなくなる
2021年9月頃 コーヒーすら淹れられなくなる
2021年10月 なんとなく痩せてきた
2021年10月 江東区の地域包括ケアセンターへ相談
2021年12月 医師の訪問、認定員の訪問 
2021年12月 要介護2の認定
2022年2月 江東区へ特別養護老人ホームの申し込み
2022年3月 デイサービス開始するものの、一回行ったのみ
2022年3月 札幌の施設も視野に入れて動きだす
2022年4月 札幌へ転居することを決め、施設探し
2022年5月 姉宅の近所にある介護付き有料老人ホームを契約
2022年6月 札幌へ転居、介護付き有料老人ホーム入所


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