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【続・認知症ミツコ】入所1カ月②

認知症ミツコさんが、札幌の有料老人ホームへ入所してから1カ月。
ほぼ毎日更新される姉からの定期連絡。
もちろん、入所後の母情報です。

全然落ち着いていません。
さすがに
「帰る〜帰る〜」
「こんなところに連れてきて💢」
「私を病人扱いして‼️」
とかいうのはなくなりました。

しかし。
夜中のウロウロは依然として続いているし、お隣の部屋にも入るそうなので、お隣の部屋の方は鍵をかけて生活しているとのことです。
やばい、やばい。
間違いなく迷惑行為です。
それだけではなく、少しだけ慣れてきたようで職員の悪口も言い出しているようです。
「あの女どもが攻撃的でぶん殴ってやりたい」
(私の声⇒え?? 攻撃的なのはアナタですよね。)
とか
「若造が生意気だ」
とか。

姉に文句を言っているらしいのです。
あぁーーーーーーっっもう!!

少し落ち着いてきたのかな、と思ってたから少し凹んだよ(by.姉)

ですよね?私も凹みますよ。
これも認知症の症状だと思えばいいのでしょうが、
本当はこんな性格だったのかな?
性格悪すぎじゃない?
などと、ついつい考えちゃいます。

先日友達から、
「認知症も病気なんだから、病気を治すために薬を使うことは普通のこと。」
と言われて、すごーく気持ちが楽になりました。
そうだよなぁーーー。
高血圧や糖尿病だと、薬を飲むことに抵抗がないのに、安定剤となると躊躇してしまいます。

認知症の人が薬を飲んだらすごく大人しくなる

というのも聞いたことがあるし、心のどこかで「可哀想だな」って思っているのですよ。
でも、本人がそれで安定するのであれば薬も必要なんですよねー
姉も、
「ぐっすり眠れた次の日は比較的クリアらしいから、投薬も必要かなあと思ってきた。」
と言っており。
札幌の脳神経外科を予約しているので、その時に相談して考えることにしました。

入所したら終わりではない。

しかも終わりがない‼️

まだまだ続くよ、どこまでも。

姉の家のメル。癒し~

<これまでの経緯>

2022年6月5日
無事に東京から札幌の有料老人ホームへ入所しました。

母 : ミツコさんの認知年表
1937年1月 北海道生まれ 85歳(2022年現在)
2005年12月 配偶者 (私の父) 他界
2007年3月 好きな人(=パートナー)と東京で暮らし始める
( ~14年間、東京下町でパートナーと暮らす )
2021年4月 東京駅にある銀行からお金を全部下ろすと騒ぎだす
2021年4月頃 難聴がひどくなり、話が通じなくなる
2021年6月 銭湯に行かなくなる
2021年8月頃 料理ができなくなる
2021年9月頃 コーヒーすら淹れられなくなる
2021年10月 なんとなく痩せてきた
2021年10月 江東区の地域包括ケアセンターへ相談
2021年12月 医師の訪問、認定員の訪問 
2021年12月 要介護2の認定
2022年2月 江東区へ特別養護老人ホームの申し込み
2022年3月 デイサービス開始するものの、一回行ったのみ
2022年3月 札幌の施設も視野に入れて動きだす
2022年4月 札幌へ転居することを決め、施設探し
2022年5月 姉宅の近所にある介護付き有料老人ホームを契約
2022年6月 札幌へ転居、介護付き有料老人ホーム入所


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