【続・認知症ミツコ】夜のウロウロとお片付け
2022.9.6
脳神経外科の受診日。
姉が連れて行ってくれました。
前の脳神経外科受診の際には、暴れてMRIが撮影できないという
自体となりましたが、今回は大丈夫だったとのこと。
比較的落ち着いてきたので、2ヶ月分の薬の処方と経過観察で終了したようです。
前回は、母が他の人の部屋に「こんにちは」と言って入ると書きましたが、やはり黙って入ることもあるようです。
夜中、他の人のベッドの足元に、母が座っていたことがあったそうで。
その方が、「どうしたの?」と聞くと、だまーって出て行ったらしいです。
もう恐怖しかありません!!
その方、よくぞ受け入れてくれました。
施設の担当の方は、「皆さん、最近慣れてしまったようです。」と言っているそうです。
本当、申し訳ないです。
しかし、母の意思で動いている訳じゃないんですよね。
自分じゃコントロールできないものね。
投薬直後は暴言を吐いたりなどの心配もありましたが、言動は少し落ち着いているようです。
とはいえ、相変わらず施設内をウロウロしている母です。
翌日。家族が月一回、お部屋に入れる日のこと。
前回は、私と姉ちゃんの2人で部屋に行き、バラバラに入れられていた物を元の位置に戻してきましたが・・・。
また、1ヶ月の間に様々なものが移動していたようです、
箱ティッシュを全部開けてしまう。
ウエットティッシュも全部開けっぱなしで、全て乾いている。
バッグにパンツや靴下が入っている。
知らないズボンや靴下がクローゼットにある。
洗濯物カゴに関係のないものが雑多に入っている。
以前、姉が面会の際に、
「午前中何していたの?」
と聞くと、
「片付けで忙しかった」
と言っていたようですが・・・片付けって?
自分では、部屋を片付けているつもりなのでしょうか。
実際には、好き勝手な場所にただ移動しているだけっぽい。
ばらばらに置かれたお部屋のものを、姉がまた片付けてきたようですが、来月も同じ作業をすることになりそうです。
人間、脳の力を失うとこういうことになってしまうのでしょうか。
今後も様々なことが起こるのだろうなぁ。
想像がつきません。
認知度の進みが早いので、次の施設のことも視野に入れて、少し考えないとなぁとぼんやり思うのでした。
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<これまでの経緯>
これまでの経緯は、kindle本でも読むことができます。
2022年6月5日
無事に東京から札幌の有料老人ホームへ入所しました。
母 : ミツコさんの認知年表
1937年1月 北海道生まれ 85歳(2022年現在)
2005年12月 配偶者 (私の父) 他界
2007年3月 好きな人(=パートナー)と東京で暮らし始める
( ~14年間、東京下町でパートナーと暮らす )
2021年4月 東京駅にある銀行からお金を全部下ろすと騒ぎだす
2021年4月頃 難聴がひどくなり、話が通じなくなる
2021年6月 銭湯に行かなくなる
2021年8月頃 料理ができなくなる
2021年9月頃 コーヒーすら淹れられなくなる
2021年10月 なんとなく痩せてきた
2021年10月 江東区の地域包括ケアセンターへ相談
2021年12月 医師の訪問、認定員の訪問
2021年12月 要介護2の認定
2022年2月 江東区へ特別養護老人ホームの申し込み
2022年3月 デイサービス開始するものの、一回行ったのみ
2022年3月 札幌の施設も視野に入れて動きだす
2022年4月 札幌へ転居することを決め、施設探し
2022年5月 姉宅の近所にある介護付き有料老人ホームを契約
2022年6月 札幌へ転居、介護付き有料老人ホーム入所