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【続・認知症ミツコ②】老いは必ずくる
2024年5月
要介護2の母。
有料老人ホームからグループホームに無事にお引越し完了。
グループホームへ引っ越した当日の夜も、問題なく過ごせたようです。
ただ、姉が聞いた話では、当日はパンツを履いていなかったらしい。
まさかのノーパンでした!!
着替え&シモが怪しくなってきたのでしょうか。
しかし、尿漏れは少しあるものの、間に合わないとかではないそうです。
そのあたりは、まだ大丈夫かと思っています。
私は昨日、東京に戻り、旦那と食事しながら母のことを報告しました。
「いずれ俺も来るよな。怖いな。」
と、ポツリ。
私は、ここ1年の経験から「怖い」ということはなくなりました。
もうその時には怖いという感覚にはなっていないのだから。
皆に迷惑をかけて申し訳ない、ということすら思わないはず。
ただ、みんなの厄介者になった姿が最後となって、この世から消えるというのは嫌だな~と考えたりします。
誰しも平等に老いは来る。
どんなにお金持ちでも美しくても。
私はもうすぐ55歳!
四捨五入するとアラカンですね。
グループホームのホーム長が言っていました。
「80代は若いよ」
少し前の私だったら、そうかな?と思うところですが、ここ1年の間に沢山の高齢者と接して考え方が変わりました。
確かに80代は若い
80歳まであと25年。
80歳まで生きているかもしれないし、死んでいるかもしれない。
それは誰にも分からない。
最近思うのです。
あと30年も生きるのであれば、このまま立ち止まって生きていたくないなぁと。
静かにのんびりストレスなく暮らすのではなく、少し苦労するぐらいでも前に進みたいです。
認知症の母を持つことによって、私の考え方が大きく変わりました。
これまで、様々な介護本を読んできましたが・・・
こちらの記事でも書きましたが、本の中に
「介護は、親が命がけでする最後の子育て」
というフレーズがあります。
母を見るたびにこの言葉を思い出し、ゆっくり噛みしめています。
<これまでの経緯>
2023年5月
有料老人ホームからグループホームへお引越ししました。
母 : ミツコさんの認知年表
1937年1月 北海道生まれ 88歳(2025年2月現在)
2005年12月 配偶者 (私の父) 他界
2007年3月 好きな人(=パートナー)と東京で暮らし始める
( ~14年間、東京下町でパートナーと暮らす )
2021年4月 東京駅にある銀行からお金を全部下ろすと騒ぎだす
2021年4月頃 難聴がひどくなり、話が通じなくなる
2021年6月 銭湯に行かなくなる
2021年8月頃 料理ができなくなる
2021年9月頃 コーヒーすら淹れられなくなる
2021年10月 なんとなく痩せてきた
2021年10月 江東区の地域包括ケアセンターへ相談
2021年12月 医師の訪問、認定員の訪問
2021年12月 要介護2の認定
2022年2月 江東区へ特別養護老人ホームの申し込み
2022年3月 デイサービス開始するものの、一回行ったのみ
2022年3月 札幌の施設も視野に入れて動きだす
2022年4月 札幌へ転居することを決め、施設探し
2022年5月 姉宅の近所にある介護付き有料老人ホームを契約
2022年6月 札幌へ転居、介護付き有料老人ホーム入所
2023年5月 グループホームへ入所
母の認知症始まり~有料老人ホーム入所までの経緯は、kindle本でも読むことができます。
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