移植後Day 9:鈍痛と不正出血とフライング検査の行方
TWW(Two Week Wait、結果待ちの2週間)の半分を夫の実家や親戚まわりで過ごしたのが幸いして、帰国して仕事に戻った頃には、OTD(Offical Test Date、クリニックに指示された検査日)まで残すところ5日!
微妙な痛みと茶おり
Day 7である月曜まではなんの症状もなかったのですが、Day 8から微妙な下腹部の痛みが始まり、ティッシュにうっすらピンク色のおりものが…。
Day 9も生理前みたいな微妙な感覚が時々、そして茶色のおりものが続きました。
通常の生理周期での茶おりは、高温期の終わりに黄体ホルモンが下がってくると起こるらしく、私の自然周期ではよくあることでした。
前回、自然周期でやった移植では、何もしなかったら生理が始まってしまい、Day 12の時点で初めて検査して陰性だったので、それまでに一度は着床したのか、着床さえしなかったのかがわかりませんでした。
だから、今チェックしないとまた何もわからず後悔する、と思いました。
Day 9フライング検査
夫は「待ったほうがいいと思うけど、それで気が済むならやったら」と。
一人でやるのは心臓がもたないので、夕食後、落ち着いた頃に検査に参加してもらうことにしました。
排卵検査薬とセットで買った、One Stepという使い捨てスティック型の安い検査薬です。
1分程度で結果が見え始めるとのことで3分後に見ると、薄いけど陽性反応が出ている!
これまでに妊娠判定テストはことごとく陰性だった私には初めての出来事です。
夫は「当然だろ」と特に驚いた様子も喜んだ様子もなく「まだ確定じゃないからね」と冷静でした。
血液検査のジレンマ
クリニック指定の検査日(OTD)は移植から12日後(Day 12)です。
自宅でできる尿検査が安くてお手軽ですが、クリニックからは体内のhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)濃度がわかる血液検査を指示されていました。通常の健康保険内ではできないとGPに言われていたので、自費でやるしかありません。
イギリスでは、数日余裕を持って事前予約をしないと採血できないのし、一番安くて50ポンド、しかもロンドンに行かないといけない。
地元での最安は62ポンド。でもそれはオンライン価格で、電話で予約して当日払うのだと75ポンド。さらに結果が出るのは4営業日後、ってそれじゃ遅すぎる。近くにある翌日結果が出るところは80ポンドです。
前回は、OTD直前に出血が始まってしまい血液検査に散財するまでもなかった。 というわけで検査は保留。
Day 12 線が薄い…
OTDであるDay 12になり、前回の陽性で少し気が大きくなっていた私は、夫がまだ寝てるうちに検査を決行。妊娠なら、血中のhCG濃度は日に日に増えるはずなので、濃い線を期待していました。
ところが、なかなか線が現われない…
線が出てきたのはいいけど、見るからに前回より薄い。
検査した条件が同じでなかったのはうかつでした。
前回は夜、今回は朝。水分の摂り方も量も違うとはいえ、3日も経ってるのに濃くならないってことは、ホルモンが増えるどころか減ってるのでは。次の検査では線が消えてなくなっちゃうのでは。一瞬着床したけど育たなかった、化学流産かもしれない。
週末をはさんだ月曜朝、次の日に結果がわかるクリニックで採血を予約したので、それまでに本格的な出血が始まらないことを祈るしかありませんでした。