海外で体外受精:3回目の採卵周期はリモート勤務活用しまくり
正常胚3つを目指して貯胚に励む私たち、採卵第2ラウンド後の生理周期が終わってすぐに3回目の採卵周期に入りました。
これまでの成績
2023年に入って始めた体外受精。採卵→PGT-A(着床前染色体診断)を2回繰り返しての成績を振り返ると:
1回目 Pervoveris 225iu × 8日間刺激
採卵9個→7個受精
→微授精からの正常胚、6日目グレード2※
→ふりかけ法からの未検査胚、6日目グレード2※
2回目 Pervoveris 300iu × 10日間刺激
採卵14個→11個受精
→ふりかけ法からの正常胚、6日目グレード2※
→異常(と診断された)胚 ×3
染色体異常と判定された胚を移植してくれるクリニックはゼロに近いため、この時点で移植対象になるのは※のついた胚のみですが、未検査胚は可能性が未知なので、いったん対象から外しています。
3回目の採卵旅行
今回は、現地入りした後クリニックのある都市に私だけ移動。採卵までリモート勤務しながら待機して、有給を節約するという算段です。
リモートできない夫は滞在中まるまる休暇をとっています。
エコー検査で来院しないといけない私と違い、夫がする検査はなし。そしてこのクリニックではチェコ語の通訳が必要なときはコーディネーターがしてくれる。ぶっちゃけ採卵のとき以外は不要(笑)
なので採卵直前まで別行動することで、夫は故郷近辺での休暇を満喫、私は仕事と卵巣刺激関連のクリニックとのやりとりに集中できました。
とはいえ宿泊先のWiFiがひどかったので、基本はカフェからのノマドワーク。
朝、気になるカフェを見つけて入ってみないと、しかもWiFiつないでみないと働けるかわからないというなかなかスリリングな設定。
クリニックのあるビルにネットが速いカフェがあったので、来院日は一日そこで過ごしました。
卵巣刺激とクリニックの意外な対応
卵巣刺激に使う薬剤も量も前回と同じ(300iu)、3回目ともなると慣れたものです。
自分はこの卵巣刺激薬への反応が良好で卵胞がよく育つと知っているし、受精の成績も2回続けて悪くなかったので「もし卵胞が少なかったら」「受精しなかったら」という未知の不安はほぼなかったですね。
やっぱり10日間刺激を続けることになりましたが、処方されて購入済みだったのは900iu入りのペン×3本なので、ちょうど注射1回分足りないことになります。
前回は、クリニックから追加購入する際、必要な用量300iuぴったりのペンの在庫がなくて、450iu入りペンを買うはめに。日本円で4万円近く払って、残りの150iuは使用せずというちょっともったいない結果になりましたが、これも結果を出すため、背に腹は代えられない。
今回も1回分足りなかったのが、話が紆余曲折した結果、なんとクリニック側が新品を一本オマケしてくれました。余ってたのか期限が近かったのか、前回の件を覚えていてくれたせいなのかはわかりませんが、こういう体外受精クリニックはなかなかないかも。
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