海外で体外受精:採卵後DAY 1-2 受精結果 タイムラプス培養って意味あるの?
チェコのクリニックBでの採卵翌日午後。
待ちに待ったDay 1レポート(受精結果)が患者ポータルサイトにアップロードされていた!
DAY 1 顕微受精の結果
昨日の時点で、顕微にまわした卵4つのうち、3つが成熟卵(1つは卵自体がダメ)だということはわかっていましたが…。
3つとも"2PN"…つまり正常受精してくれた!
4つ中3つ、と考えると卵が受精卵になった率は75%ですが、受精に使われた卵を母数にすると、受精率は100%!
DAY 1 体外受精(ふりかけ法)の結果
ふりかけ法のほうは、5つのうち4つが正常受精していました!
1つは"deg"(degenerated、退縮した)ってことは卵側の問題か。
チェックしたときに受精してなくても、次回見るときまでに受精して成長が始まるということもあるからです。
この時点でバツがつくってことは受精に適さない卵だったのでしょう。
ってことはこっちも、私の卵のうち受精する力のある子を夫の精子が受精させた率はおそらく100%。
ひとまず男性側に受精障害はないということでしょう。
DAY 2 進捗状況は…
患者ポータルに朝から張り付いてチェックしていると、培養レポートのタイムスタンプが更新された!
ところが中を見ると
「本日は胚の発育状況のチェックはありません。今日時点での情報は必要ではなく、不要な干渉を避けるためです」
的なことが書いてある…
えーっと、培養器を開けなくても発育状況を観察できるのがタイムラプスじゃなかったんでしたっけ?胚の写真がリアルタイムで見れないうえに、進捗報告も通常と変わらないって。
それなりにお金出してるんだから、もうちょっと患者目線でのサービスしてほしいですよね。
タイムラプス培養の生殖医療界での位置づけ
そういえば生殖医療学会ではどういう位置づけなんだろうとESHREの2023年生殖医療付加処置ガイドライン を見返してみたら、特に害はないけど、出産率を上げるという目的では「推奨しない」って。
いや、自分たちで勝手に追加したんだけどさ…次は使いません!
体外受精パックに最初から含まれてて、除外しても安くならないってとき以外は、やめておいたほうがいいです!
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