海外で体外受精:採卵後DAY 0 患者用ポータルとタイムラプス
チェコで初めての採卵を終えた私たち。
ここから、受精卵の様子が気になり毎日何度もチェックしてしまう日々が始まりました。
結果はすべて患者用ポータルサイトで
クリニック Bでは、検査結果や受精卵の培養状況を患者とシェアするポータルサイトがありました。
「コーディネーターから電話で」「メールで」結果を教えられたという話もよく聞くので、どこでもやってるわけではないのでしょう。
個人情報をやりとりするには、メールでファイル送信するより安全ですし、クリニック側にとってもいちいち連絡しないでいいので効率的です。
自分用の患者IDを入れると携帯にSMSでコードが届いて、それでログインするという仕組みです。
タイムラプスは患者は見れない?!
大きな勘違いをしていたのが、日本円にして35000円ほどかかった、タイムラプスという追加サービス。
てっきり、受精卵の成長状態を毎日オンラインで写真で確認できるサービスだと思い込んでいました。
それがまったくそうではなかった。
普通なら、受精卵の様子をチェックするたびに培養器を開けないといけないのに対して、タイムラプス記録がされるタイプの培養機械に入れることで、いちいち蓋を開けないで済む=受精卵をそっとしておけるという利点があると。
そして成長過程の情報が細かく記録されるので、培養士が私たちの受精卵の様子をより詳しく把握できる、というものらしいです。
いくつか同グレードの胚ができてどれを移植するか選ぶときの参考にはなるかもしれないけど、成功率に直結はしないし、患者にわかりやすい利点はないということがわかりました。
DAY 0 卵子の成熟度
最初にアップされててパニクったのがこのレポート。
9個中6個がダメってどういうことよ?!って思いますよね(笑)
慌てて電話したら、これは顕微授精する予定の卵4つが、卵丘細胞を取り除いたらどうだったかを記録しているだけだとか。
6のうち5はふりかけ法にまわした未確認(というか成熟度は確認できない)の卵のことらしい。
これを読み解くと、つまり4つのうち3つが「M2」といって成熟した状態であり、この3つを顕微授精しますよ、という意味だった。
明日まで待ってくださいねと言われ、大人しく待つことにしました。