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海外で体外受精:採卵後DAY 6 培養最終結果

これまでの経過:チェコのクリニックBで採卵された9個の卵が、DAY 1に7個の受精卵になり、DAY 3には6個に、DAY 5には5個に。
そして今日で培養はおしまい。というか、報告を読むころには既に結果が出ているんですが。


DAY 6 発育過程のおさらい

PGT-A(着床前染色体検査)をする人だけかどうかはわかりませんが、栄養外胚葉(TE細胞)という将来胎盤になる部分の細胞を採取するため、DAY 6のゴールは、拡張中胚盤胞(XB)か孵化中胚盤胞(HB)です。

DAY 5-6の発育過程

DAY 6 顕微受精の胚

最終的には、1人だけ、HB(孵化中胚盤胞)になってくれました。
他2つは、前日から成長が見られないので、発育停止してしまったと推測できました。

タイムラプスレポート(顕微授精)

画像は培養結果の速報からさらに数日後にアップロードされていたタイムラプスレポートなるもので、精子所見からこれまでの結果が載っていて、今周期のまとめ、といえます。
凍結された胚の写真もついていました。↑のリーフレットの写真みたいな感じでした。
ごく普通の結果レポートに見えるけど、タイムラプスにお金を払わないともらえないレポート、ということなのでしょうね。

DAY 6 体外受精の胚

こちらも、「合格」は1人だけ。
残りは初期胚盤胞にさえならなかった。

タイムラプスレポート(体外受精)

クリニックBでは体外受精の胚にはPGT-Aはしないというポリシーなので、この子は未検査のまま凍結されました。

採卵周期 最終結果

9個もあった卵も、胚盤胞になってくれたのは2つだけでした。
9個中2個ということは、採卵からの胚盤胞到達率、22%です。
受精した7個中からは、28.6%、 数字はシビアです。

途中までどんなに順調に思えても、3日を超えると脱落が増えて、5・6日目の壁を超えるのは思った以上に大変だということを思い知りました。

そして、この先にさらに、PGT-Aの壁が。
40代だと70〜80%が異常胚。PGT-Aに出した胚は1つだけ。
先が思いやられますが、落ち込んでてもしょうがないので、期待せず、帰国して日常生活に戻りました。

検査結果が出るまでここからさらに2〜3週間です。


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