体外受精 NK細胞が多いからステロイド、って本当?
ギリシャから戻って1週間から10日ほどで、クリニックAの医師から直接子宮内フローラ検査とシカゴテストの結果が送られてきました。
子宮内フローラ検査
正常(ラクトバチルス菌がたくさんいた)…だったけど、不妊や子宮内膜炎を起こすことのあるウレアプラズマという菌が検出されたので抗生剤で対応しないといけないと。
ちょうどギリシャの薬局で買っておいた抗生剤が今回処方されたドキシサイクリンで、これを14日間、夫も7日間、腸内細菌補助のサプリと一緒に服用することになりました。
シカゴテスト
異常値がいくつかあったのだけど、中でもNK細胞の数が多かったことにだけ触れて、免疫抑制する必要があるので体外受精周期に入る前にプレドニゾンというステロイド剤を5mg飲み始めるようにと言われ、これが引っかかった。
抗生物質も腸内細菌のバランスを崩すから本当は飲みたくないけど、正当性はわかるから嫌々従ったんですが。
ステロイドは直感的になんか違うと思ったんです。
もうこの頃には、疑問があればまずは資料や論文を検索するという習慣がついておりましたので、調べるとシカゴテストは血液検査なので末梢血のNK細胞(pNK)しか見ていない。
uNK細胞は、妊娠成立と継続に重要な役目があるとか。これ抑制しちゃっていいものなのか、非常〜に疑問に思ったのですよ。
そもそも、NK細胞に関する文献では「不育症」「反復着床不全」「流産」と限定されてるんですね。
私、そのどれにも当てはまりませんけど?
それと、これは別クリニックに行って気づいたことなんだけど、ていうか子宮内膜を引っ搔いて検体採って子宮内フローラ検査したのに、なんでそのときuNKの細胞診検査しいひんかったん?
関西人でもない私が関西弁で詰めたくなるほど、調べれば調べるほど、末梢血NK細胞の関連性が怪しくなってくる。
クリニックでやった検査の徹底性も正当性も疑わしく思えてきます。
いつも通ってる鍼の先生に不安を話すと、治療家つながりで、機能性医学(一言でいうと代替医療もひっくるめて統合的に根本治療を目指すアプローチ)系統で生殖・不妊に特化した栄養士がいると紹介され、急遽相談することにしました。