【FM2024】福山シティFCでサカつくする はじまり
ということで今回の舞台は筆者の地元にほど近い広島県の東端の街、福山。
タイトルにサカつくって入ってるのは福山シティFCの運営団体の初期名称が「福山にプロサッカークラブをつくろう会」だったから。
このクラブチームの歴史はとても浅く、発足は2017年。しかしそこからすべての年でリーグ優勝してるというまさにサカつくやってるチーム。
ただ、日程がこの世のものとは思えない(3日で3試合)ことで名高い地域CLの前にJFL入りを2度阻止されてきた。
まずはJFL入りでJリーグ参入へ一歩近づきたい。
福山市について
福山市、関東・関西の都心部と県庁所在地クラスを除けば地方都市としては最大級の街ではあるのだが実のところ特に印象に残るものがない。十年以上近郊に住んでた人間が言うので間違いない。なんかごちゃごちゃした街を抜けると尾道になっている的な。一応さびれてないし、栄えてはいる。
鞆の浦、工業あたりが売りなのだが、なんとなく景色の面では尾道、工業都市としては倉敷に食われている感が否めない。福山シティFCのサイトからもそんなニュアンスを感じさせる文章が書かれている。それ以外にも近郊に井原の美星とかしまなみの瀬戸田とかキャラが立ってる町が多すぎる。
ちなみに、歌手の福山雅治氏は無関係だが声優の福山潤氏はゆかりがあるらしく、サッカー絡みだと家本政明氏が福山出身。
温暖で晴れの多い土地柄から言ってもスポーツで町おこしは理にかなっている。ホームタウンとしては、福山を中心に尾道・三原から岡山西側の井原・笠岡をカバーしている。県をまたいでいるものの、岡山県南西部の井笠地域と福山のつながりは実質同じ県といいっていいレベルで密接なのでおかしくはない。
これは、県全体がホームタウンとはいえ、基本は岡山~倉敷近郊のクラブチームであるファジアーノと県の西に偏ってる広島のサンフレッチェとは絶妙にすみわけができる地理条件だったりする。
当面の目標
実際に福山シティFCで掲げられているクラブ目標を目指す。
地域のシンボル云々は定義が難しいのでとにかくサポーター数を増やすくらいにするとして、
2030年までにJ1で最低でも4、5位くらいにいる。
アカデミーの強化。代表~UEFACLクラスの選手を複数輩出できるレベルを目指す。イメージとしては久保(途中でバルサへ)、三笘、守田、板倉、田中碧あたりを輩出している川崎。レアルバルサクラスとまではいわないが世界有数である。
と滅茶苦茶高い目標が設定されているのが分かる。J1上位に食い込みながら西の川崎フロンターレ的な存在にチームを強化していけば達成と言える。
現在所属している中国サッカーリーグはJFLの一つ下で5部に該当する。イングランドのナショナルリーグノース・サウス(6部)やドイツのレギオナルリーガの一番上(4部)と大体同じあたりと言ったところだろうか。2030年まで7シーズンなのでJ1まで一気に駆け上らないと達成できない。まあかなり厳しめの目標なので2,3年くらい遅れても良しとする。