【ガンダム入門その2】5分で分かる!?ガンダムの物語 前編-アムロとシャアって誰?-
皆さん、こんばんは。
そしてまず最初に、ごめんなさい!!
この一本にファーストガンダムの解説はまとめよう…と思っていたんですが、無理でした!!
ガンダムの物語解説は、前編・中編・後編に分けてお届けさせて頂きます…(許して)😔
というわけで今回は、前回に引き続き、ガンダムの物語についての解説をさせて頂きます!
それではどうぞ!
…とその前に、前回のおさらいを少しだけしましょう。
≪前回のおさらい≫
機動戦士ガンダムは宇宙世紀 ー地球を捨て、宇宙に人が住み始めた時代ー の物語。でも宇宙での生活は厳しく、格差が広がっていた。
そんな中とあるコロニーが独立を宣言、ジオン公国として一年戦争を始めた。その戦争の中、ジオン軍はモビルスーツという人型兵器を開発、投入したことにより、地球連邦側は大打撃。
それをなんとか食い止めるため、攻勢に転じるために開発されたのが、連邦軍製高性能MS ”ガンダム″ だった...
と、ここまで話をしました。
ではここからは、ガンダムのメインストーリー「アムロ・レイとガンダム、シャア・アズナブル」のお話をしていきたいと思います!
≪第1章:アムロって、誰?≫
Q. ガンダムが開発されたのは分かったけど、アムロは元からそのパイロットだったの?そもそもこのアムロって、誰なの (。´・ω・)?
A. いや、アムロは最初パイロットだった訳じゃないし、ただの一般人だよ。
いやおいおい、一般人がなんで乗ってるんだよ?どこでどうやって手に入れるんだよ…?
そう思いますよね。ではその辺の事情について、段階を追って解説します。
【第1節:ガンダムってどこで作ってたの?】
まず、ガンダムはどこで作られてたのか。
答えから言うと、ガンダムはサイド7という所で開発、製造されました。下の地図で言うと左上にあるコロニーです。
しかしこのサイド7、地球連邦軍の総本山か?というとそうでもなくて。
このサイド7、ジオンでも連邦でもない「中立コロニー」なんですね。なので、軍に関係ない民間人とかもバンバン住んでます。
しかし、中立コロニーってことでマークも薄く、近くに地球連邦軍の宇宙総本部があった…なんて事から、サイド7が極秘開発計画の拠点にぴったりだ!となった訳です。
【第2節:なんでガンダムにアムロが乗ったの?】
じゃあどういう経緯で、一般人のアムロ君がガンダムに乗るのか?っていう所なんですけど…まず、
実はガンダムの居場所、結構簡単にバレます。
経緯は省略しますが、ジオン軍はサイド7に連邦のとんでもない新兵器があることを確信。ザクⅡを3機送り込みます。
するとやっぱりそこには連邦の新兵器、ガンダムがあるわけです。
それを見つけたジオン兵パイロットは、ガンダムを破壊しようとコロニー内で銃撃を始めます…
え、じゃあガンダム壊されちゃうの?
そう感じると思います。
しかし、この銃撃から逃げるサイド7の住人の中には、宇宙世紀の運命を変える天然パーマ、アムロ・レイがいました。
このアムロという少年は、普段は別段すごい訳でもない、ちょっとした機械オタクの少年でした。しかしこのアムロは逃げている最中、たまたまガンダムとその操作マニュアルを見つけます。
そのマニュアルを見たアムロは、元々機械オタクだったからか、その才能なのか…一目でその動かし方を把握、ガンダムに乗り込みます。
するとアムロは、これまたすぐにガンダムの操縦をマスター。初戦闘にもかかわらず、ジオンのザクⅡを2機撃墜してしまいます。
こうしてアムロは初めての戦闘にもかかわらず、彼の才能の賜物なのか、ガンダムの性能のおかげなのか…ガンダムの操縦が出来てしまった。
そしてこれをきっかけにアムロは、ガンダムのパイロットとして戦場で戦うことになっていきます。
「え?急じゃない?」と思いますよね。しかしこれには理由があります。
連邦軍にとっては、このガンダムが初めて作ったMSな訳です。
なのでガンダムが製造された当初、MSをちゃんと操縦出来るパイロットがほとんど居なかったんですね。
そこに突然、MSを2機も撃墜出来る人間が現れた。連邦軍にとっては、この少年をとりあえず使うしかないという判断になった訳ですね。
≪第2章:シャアって誰?≫
Q: なるほど、アムロは大体わかった。じゃあシャアって誰なの?
A: ジオン軍の凄腕パイロットです。
あ、そうなんだ。え、でも…それだけ?
まぁ、基本的にはそんな感じです。詳しく説明すると…
このシャアことシャア・アズナブルは、ジオン軍の凄腕パイロットで、しかもかなり出世しており、部下も結構いるんですね。
さっきのガンダムを壊そうとした2機のザクⅡも、シャアの部下に当たる人達です。
しかもシャアは、部下の失敗の責任をしっかり取るタイプの上司だったので(有能!)自らガンダムを撃破しに行きます。そこで出てくるのがこの
有名なシャア専用ザクⅡ、というわけです。
そしてシャアは、ガンダムを乗せた戦艦を襲撃します。最初はガンダムの高い性能にシャアも押されますが、所詮アムロは素人。
ガンダムが撤退したため、撃墜は出来ませんでしたが、完全にアムロに勝利します。
↑圧倒的技量の差で、ガンダムに蹴りを入れるシャア
ここから、連邦軍逆転の切り札として戦場に出るアムロとガンダム、そしてそれを追うシャアの長ーい長ーい因縁の歴史が、始まることとなるのです…
ち・な・み・に
ガンダムの有名な話で、『シャアは3倍速い』とか『赤い彗星シャア』って話、聞いたことありますよね?
これはまさに、さっきのシャア専用のMSのことなんです。服装からも分かるように、シャアは赤がパーソナルカラー。
なのでMSも赤いものに多く乗ったんですね。
そしてしかも、シャアの乗るMSは色が違うだけでなくて、特別仕様。
大体通常のMSの3倍くらいの速度が出せるように調整された機体だったので、まるで「赤い彗星だ」なんて言われたわけです。
≪今回の解説はここまで≫
≪今日のまとめ≫
1: 中立コロニーで作られたガンダムを、たまたまアムロ君が操縦。
2: 一方それを追うジオンのシャア
3: アムロくんはその操縦技術を買われ、そのまま成り行きでパイロットに…
というわけで第2回:アムロとシャアって誰?編でした。
いかがでしたでしょうか?
ただの機械オタクだったアムロくんが、ガンダムのパイロットになった事によって、ここから世界は大きく変化していきます。
また、ガンダムを追うシャアについても、なんとな~く理解して頂けたかなと思います。
というわけで次回の解説では、
・アムロが今後どうなって、どういう経験をするのか?
・『ニュータイプ』って何?
・そして明かされる、シャアの暗い過去とは…という所を解説していけたらと思っています!
乞う、ご期待!
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