【ガンダム入門その１】5分で分かる！？ガンダムの世界観-宇宙世紀って？-

みなさんこんばんは。
突然ですが皆さんは「機動戦士ガンダム」という作品をご存知でしょうか？恐らく全く知らないという方も多いでしょうし、見た目だけは知ってる！という方もいらっしゃると思います。

そりゃあ、俗に言うファーストガンダムであるガンダム史の一番初めの作品
「機動戦士ガンダム」は1979年のアニメですし、シリーズもとても多いですから無理もありません。

というわけでこれから、皆さんのガンダムへの入り口として、
何部かに分けてガンダムの物語をざっくりと紹介していきます！

今回の記事では、ガンダム入門シリーズその１と致しまして、『そもそもガンダムってどういう話なんだ！？』っていうところを解説していこうと思います。
それでは、どうぞ最後までよろしくお願いいたします！！

※注意事項

1:「宇宙世紀」の時系列順に、ガンダム正史と呼ばれる主要4作品を紹介・解説、最後にその後のお話と同じ時間軸で起こっていたサイド・ストーリーたちを紹介していきます。(紹介だけ)

2：物語の細かい内容までは解説しません。それは実際に見てみてね。

3：僕が知る限りのことを解説します。もっと詳しい解説は色々な方がやってらっしゃると思いますのでそちらを参考にしてください。

4：こんな人向けです！
・ガンダムを見たことがない…
・見たことないけど、知識だけはつけておきたい…
・ガンプラとか最近流行ってるらしいけど、何も知らない…
・見てみたいけど、なんかハードル高い…調べるのも億劫…

【まず初めに】ガンダムって、難しい？

この記事を読んでみたい！と思って下さった方は、恐らくガンダムに対してちょっとした壁を少なからず感じていると思います。
皆さんガンダムに対してこんなイメージを持ってないでしょうか。

「ガンダムって、時代背景とか色々覚えること多そう…」

このイメージに対して、答えから言うと…まぁ多いと思います。
まぁSFは大体そうですが、現実と全然違う世界のお話ですから、その分理解しないといけないものは多いんです。

というわけでここでは、ガンダムの時代背景について、めちゃくちゃシンプルに解説していこうと思います！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　なるだけ簡単を意識して…。

≪第1章：宇宙世紀って、何？≫

Q. そもそもガンダムってどういう時代の話なの？
A. 宇宙世紀0079に起きた、一年戦争のお話です。

・・・いやその宇宙世紀って何？一年戦争？って話ですよね。
そこからお話します。




まずざっくりと、物語の舞台は割と未来の世界。地球に人類が増えすぎたことで環境問題が深刻化して、まぁ要は
地球が人類を支えることが出来なくなってしまったような時代です。

そこで危機感を持った人類は、今まで多くの争いの種だった国籍を廃止。
地球全体を統括する地球連邦政府を樹立して、人類全体を纏める方針を取りました。

↑地球連邦軍のマーク

こうしてなんとか地球人類を一つに纏めたあと、連邦政府はとりあえずどうにかしてこの増えすぎた地球に住む人の数を減らそうということで、

人々を宇宙に浮かべた大きな人工の居住区【スペースコロニー】へと移住させる計画を発動しました。
(コロニーの意味は英語で植民地…おや？)

↑イメージとしてはこういう宇宙の中に小っちゃい地球がある感じ。


こうして人々の一部が、地球を捨て宇宙に住む新たな時代が到来します。
そんな新たな時代の元号として設定されたのが

「宇宙世紀（Universal Century）」

というわけです。

≪第2章：一年戦争って、何？≫

Q. なるほど、じゃあさっきの『一年戦争』って何？
A. 簡単に言うと「あるコロニーの独立戦争」です。

コロニーの独立…？宇宙に浮いてるんだから自由なんじゃないの？
いやぁ、これがそう上手くはいかないんですね…。



なんだかんだで時は79年後、宇宙世紀0079。
この時代にはもう、人類の大半がスペースコロニーへの移住を完了しており、コロニーも増え太陽系の各地に点在しているような状態になりました。


でもここで重要なのは、それらコロニーは決して地球から独立出来た訳ではなかったという点です。

スペースコロニーへ移住完了…といっても、そこは何にもない宇宙。呼吸する空気すらありません。そんな中に放り出された人たちは結局、

巨大権力である地球連邦政府の援助を受け、従わざるを得ない状況でした。

そんな中ある日、地球から最も遠いコロニーであるサイド3（下図のS-3）が、こう言います。


「地球連邦のやつらは、宇宙に住む人の気持ちが分かってない！それだけでなく、我々をないがしろにしている！私たちは連邦から独立すべきだ！！」

と。

こうしてこのサイド3というコロニー…というかこのサイド3で政治的権力を持っていたザビ家の人達が、自分たちをジオン公国と名乗りだします。

そして彼らは地球連邦政府に対し独立を宣言、宣戦布告をした…。
この独立戦争がガンダムの時代設定『一年戦争』というわけです。



Q. でもジオン軍ってコロニー1個で、連邦は他全員が味方なんだよね？勝てる訳なくない？バカなの？
A. 最初はそう思われてました。でもジオンは善戦するんです…。

え、どうやって？ってなりますよね。実際劇中でも、ジオンの戦力は連邦の「30分の1」と言われてたりしてます。
しかしここで出てくるのが、皆さんお待ちかねの『ロボット』なんです。

このジオン軍、実は極秘裏に新しい人型兵器、『モビルスーツ』(以下MS)というのを開発していたんですね。
そのジオンが作ったMSとして一番有名なのが、この

ザクです。(正確にはザクⅡ)この名前は皆さん聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

このMSは、人型であるところの利点を活かして様々な武器を使用でき、さらに機動力も高かったので、当時大型宇宙船しか戦力を持ってなかった連邦軍に、それはそれは大ダメージを与えます。

具体的にはというと…

コロニーを地球に落とされて、地球上の人がめちゃくちゃ死んだり、
地球の一部も占領されたりしました。



Q. え、じゃあ連邦軍負けちゃうの…？
A. いいや、連邦軍にも秘密兵器がある…！というか作る！！


もちろん連邦軍側もただやられっぱなしではありません。
人型ロボット兵器が強いっていうんなら、俺達も作っちまえ！ということになるわけです。
そこで出来るのがこの…

型式番号RX-78　ガンダムというわけです！

ジオン軍の脅威に対抗すべく開発したこのガンダムは、めちゃくちゃ高性能なMSだったので、ここから戦局が大きく変わっていく…

というわけですね。



≪-今回の解説はここまで-≫

・・・とまぁ、ここまでが、ガンダムの世界観の説明です。

アニメだとこれ全部がナレーションだけで説明されて、本編はここから始まります。(設定ギチギチすぎるだろ！！)

しかしここまで読んでくれた方の中には、「あれ？アムロは？シャアは？」と思う方もいると思います。有名なキャラですもんね。

その辺の解説については次回


【ガンダム入門その２】5分で分かる！？ガンダムの物語-アムロって誰？-


で説明したいと思いますので、もし興味を持っていただけましたら、そちらをお待ちください。

≪今日のまとめ≫

1．ガンダムは宇宙世紀のお話

2．宇宙世紀っていうのは、宇宙に人が住み始めた時代のこと。でも宇宙での生活は厳しく、格差が広がっていた

3．そんな中とあるコロニーが独立を宣言、ジオン公国として一年戦争を始めた

4．その戦争の中で、MSという最新兵器が開発され、その戦火は広がっていく…



こんなお話でした。今見てもすごい設定ですよね。
植民地と宗主国の格差が原因で起こった独立戦争というのは、実際の歴史でもあったことで、ガンダムのリアルさ、面白さを引き立たせる要素だと思います！

この解説で少しでもガンダムの理解が広がって、アニメも見てみたい！次の解説も気になる！と思ってくれたら幸いです。

それでは。