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千夜アリアについて語ろう

どうも。

我儘DAY1の千夜アリアで連れていかれた六花です。
いや~~~~~、
アーカイブを見返してると
現地のあの記憶、熱狂が蘇ってきて
再び筆を取りました。
皆さんはどこが心揺さぶられましたか?
自分はVOY@GERもやばかったし、
day2のプラスチックアンブレラ、Damascus Cocktailも破壊力があって心に残りましたねぇ…
あとはハナマルバッジで盛り上がってついUOを折っちゃいましたね…ほんとにつらつらと蘇ってくる…

さて、

ここからが本題です。
やはり自分が、印象に残っているのが

千夜アリア

です。
というわけで、この記事では千夜アリアについて過去のコミュなど振り返りながら語りたいと思います。
ぜひ、千夜アリアを聴きながら読んでみてください…!!
一応念のためですが、咲耶GRAD、Landing point、STEPの内容に触れていきますのでネタバレ注意です!!!!!
あと、自分なりの解釈が含まれていますのでそこはご了承ください!!




まずは、よく皆さんが千夜アリアを話す上で欠かせない


連れていくよ───

この咲耶のセリフパートって
咲耶と千夜アリアを語る上ではどうしても
避けて通れないんですよね………
ということでガッツリ語ります!!!!!
まず咲耶は幼少期、母親がいなく、
父親と暮らす所謂一人親家庭だったことがSTEPのコミュや、PSSRカードである
【幸福のリズム】など
さまざまなコミュから
窺い知れることができます。

そして、咲耶が幼いとき、
彼女の父親は仕事で夜遅く
帰ってくるため、
彼女は寂しい思いをしてきたのです。
そして、そんな父親と母親と
間接的な表現ではありますが、
死別をしていることがわかります。
また、咲耶がモデルをしていたころは、
彼女の姿が掲載されていた雑誌の様子や彼女のルックスから分かるように、咲耶はモデル時代、
「咲耶様」と呼ばれ、
いわゆる王子様のようなキャラで人々から尊敬や憧れを抱かれていた訳なのです。

当時の雑誌

彼女はそのことについてどう思っていたのかというと、
まず、咲耶の根底には人から咲耶に求められるようなものすべてに応えたい
という彼女なりのポリシーがあります。


咲耶GRAD編

ですから、咲耶のことを「咲耶様」と慕ってくれるファンのこと嫌とは思っておらず、むしろ側にいたいと考えています。しかし、咲耶のイメージが良くも悪くもファンにとって畏れられてしまいます。

このことがほかの人との縁を大切にしたく、さまざまな人と話したりすることによって人々を笑顔にしたいと感じている咲耶にとっては畏れられてしまうのは少し寂しく感じてしまっていたということが咲耶のSTEPシナリオから分かります。

そのようにして、咲耶は孤独で寂しい思いをしていたため、
彼女はアイドルになるまで、寂しい思いをまるで「千夜」のように長い時間
感じ続けていました。

そんなある日、
町中でモデルの撮影をしていると、
「アイドルに興味はないか」と
プロデューサーにスカウトされます。
これが、咲耶にとって咲耶様というイメージから変われるのかもしれないと感じ、咲耶にとって大きな転機となります。
そして、この大きなイベントは
咲耶をL'Anticaの仲間、あるいは
283プロダクションの仲間、
ファンのみんなという咲耶が寂しい思いを
しないような場所へとプロデューサーが
「連れていって」もらえたというところです。

それを感じてもう涙………

ほんとに咲耶がみんなと会えてよかった…

と感じますね…

咲耶ぁ…


そして、そのような経験から、
いま孤独で寂しい思いをしている人に
対して、
連れていくよ」というセリフにすることによって
過去の自分のように、
寂しがっている誰かのそばに
いつも寄り添っているような存在である
ということを伝えている
のではないでしょうか。
このような咲耶の思いは
彼女のソロ曲である千夜アリアのフレーズの至るところに見受けられます。
たとえば、2番のサビの部分である

とめどない寂しさ知るほど
側にいたくなるよ
暗がりの空へ響いていく歌が
その胸を温めていますように

という部分や、落ちサビの表れていて、
とめどない寂しさ」を知っている咲耶
だからこそ人一倍寂しさの感情に対して
敏感であるわけですし、
そうした過去の咲耶のように、孤独で寂しい思いをしている人にこそ
「側にいたくなる」咲耶の気持ちと
自分の「千夜アリア」が響き渡りますようにと願いをこめているのではないのでしょうか。

この咲耶の孤独を感じていて
寂しがっている人の側にいたい
という気持ちは咲耶のLanding point編
からも汲み取れることができるん
ですよ!!!!

では、簡単に内容の説明のほうを。
咲耶のLanding point編では咲耶が学校に歌を披露しに行くための下見に行くという場面があります。
そのときにある女の子と出会い、
彼女はは父親のお迎えを一人待っていました。その姿が咲耶の幼少期と重なったのでしょうか、咲耶はその女の子に話しかけ、一緒にお話がしたいと言います。
しかし、その女の子はたくさん時間がかかってしまうからと最初は断ります。ところが咲耶は、

咲耶は「時間のことなら問題ないよ」
「むしろ君と待ちたいんだ」と答えます。
そして、ここめちゃくちゃ大事なのですが
……私も、君のような経験をしたことがあってね その時、誰かにそばにいてほしかったから…かな…
と答えます。
このように、咲耶は長い時間、寂しいと感じていた経験をしていたから誰かにそばにいてほしかったことがはっきりと分かるわけです!!!

また、今回のライブの朗読劇で、
咲耶は役として結華を突き放すような台詞があるのですが、
本心はやはりモデル時代に寂しい思い
をしてるから
結華に寄り添うような気持ちを表現したい。
そのため、役としての立場を一旦忘れて劇中の役としての結華に寄り添いたい気持ちを千夜アリアに込めたのではないかなぁと思いましたね…

次に2番の歌詞の一部分である

もしも今日が朽ち果てても
そこで終わりじゃないから
鮮明な心を明日へと渡してみたい
傷も期待もまだらなままで

というところに注目していきたい
と思います。

これは、
咲耶がモデルをやめて、
アイドルになったとしても
咲耶がモデルを経験していくなかで培われた見せ方などのスキルは終わりを迎えず、その「鮮明な心」をアイドルという「明日」へと渡すことを示している、そんな風に感じましたね…
しかし、彼女がアイドルをやめたことによって、モデル時代のファンは失望してしまうこともあります。
そこに大きく踏み込んだのが
そう。

咲耶GRAD編

なのです。

ここでは、先述したモデル時代のファンの手紙が咲耶のもとに届くところからはじまります。そのファンレターには、モデルを辞めた咲耶がアイドルへ転身したことに対する驚き、また、アイドルとしての咲耶を応援できることに対する喜び、そして、アイドルとしての咲耶とモデル時代の咲耶の印象が異なるということについて綴られており、さらに、こう綴られていました。

モデルの頃の咲耶様に戻ってほしいです

このファンレターを読んだ咲耶は、
自分がアイドルになるという選択肢
によって傷つけてしまった人もいたという
事実に気がついてしまいます。

そして、悩みに悩んだ末に咲耶はプロデューサーに対して、


昔のモデルとしての「咲耶様」には
もう戻ることはできない。
ということを話します。
そして、

「いつか、偶然でも構わない、あの子がまた私を目にし、その時の私が、彼女の望むものであったなら───その時はまた───」と話しています。
ここまでの内容を踏まえた上で
もし、キミの望む姿であったとするなら
叶うなら今の、
そして、未来の
アイドルとしての「白瀬咲耶」を
再び見てくれないか、
応援してもらえないか、
キミと一緒にいてくれないかということが千夜アリアのサビの最後の部分である

叶うなら
未来へは
君と

というところに詰まっているのでは
ないでしょうか。

終わりに

こうして見てみると、ますます咲耶の魅力に、そして、千夜アリアという楽曲の魅力に堕ちますね…

咲耶…好きだ…

また、過去コミュを見返してみて、新たな発見があったりして、とても楽しかったです!
みなさんもぜひ、過去コミュを読み返しながら担当のソロ楽曲に思いを馳せてみてはいかがでしょうか…!!

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