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霊獣道場【上級】

ここから先もなんと“全文無料”です!

ようこそ!
【カチャカチャ】&【コザックー】です。



【初級編】【中級編】はご覧いただけましたか?
ここからは今までの2記事を踏まえて、さらに踏み込んだ内容について解説させていただきます。

「まだ読んでいないよー!」という方。
今すぐにでも足を運んでみてください。
絶対に損はさせません!

【初級編】

【中級編】

また、「ゆうしゃ」さんの動画でも霊獣の紹介をしていただきました!
こちらも霊獣について非常に分かりやすく解説されています!
是非ご覧ください!


★この記事で紹介すること★
・日本一決定戦で使用したレシピの紹介
・『奇跡の魔導剣士』を使用した展開
・『原始生命体ニビル』等の要対策カードへの考え方
以上に着目して解説していきます。


1.【日本一決定戦で使用したレシピ】


使用したレシピはこちら
8回戦にてBest4の選手のラビュリンスに敗退し、Best16という結果でした。


これが一番手に馴染む

メインデッキはサンプルレシピとして御紹介したものからほとんど変わらず。
サイドデッキについても強力かつ役割がわかりやすいカードでシンプルにまとめました。



こちらもニューロンのデッキ検索で『霊獣道場』で検索するとコピーできます!

メインギミック


初動が豊富なデッキという訳ではなく、霊獣カードを減らしてしまうと事故率が上がってしまう事から、採用カードは基本レシピの枚数をそのままとしています。
『ペトルフィン』や『相絆』は採用が別れるカードではあるものの、『騎カンナ』がデッキの全ての霊獣カードにアクセスできるため、霊獣ギミック内でできる事の多さ=デッキ全体の対応力の向上に繋がります。

この外、事故軽減の『金満で謙虚な壺』と、先行展開を通すための『指名者』についてもメインに採用したままとしました。

召命の神弓-アポロウーサ

元絵にすると霊獣っぽい

『アポロウーサ』は先行展開や『マスカレーナ』の出し先としての役割の外に、キルを狙う際に障害となる『スピリット・オブ・ユベル』を止めるために採用しました。
また、『連契』等の妨害を使い切った後半に、余ったリンク値を妨害に変換できるのも強いです。

手札誘発


結構入る


メインにアトラクターGうらら泡影粉砕の計14枚。
サイドデッキに6枚の計20枚を採用しました。
全体的に『ファントム・オブ・ユベル』の影響をなるべく受けないようにカードを選択しています。

『ディメンション・アトラクター』『聖王の粉砕』との相性を考える
他のデッキとの構築時の違いとして、クセの強い誘発2種の存在が挙げられます。
構築時は次の点に注意しています。

①墓地へ「送って」発動する誘発に注意する
②炎・闇・水属性の誘発はなるべく採用しない

①まずはデッキ最大の強みと言っても過言ではない『ディメンション・アトラクター』
このカードを採用していると、墓地へ「送って」発動する誘発が採用しにくくなります。
「捨てて」発動できるカードや罠誘発を採用していると『アトラクター』と重ねて引いても安心です。
他のほとんどのデッキに採用されている『エフェクト・ヴェーラー』を不採用としているのはアトラクターとの相性が悪いからという事ですね。
無効系を採用するなら『朔夜しぐれ』の方が採用しやすいです。

②次にこちらも強力な罠誘発である『聖王の粉砕』
範囲は狭いものの、返しの『増殖するG』を防ぐという唯一無二の役割があります。
粉砕発動後は闇・炎・水属性の効果が発動できなくなるため、『深淵の獣』を筆頭に、『粉砕』後に発動タイミングがある誘発は採用を見送っています。
『灰流うらら』は粉砕よりも前に発動するタイミングがあるため無理なく採用できていますが、両方引いた場合は必ず先に『うらら』から撃つように気をつけましょう。

構築上の制約こそありますが、それを差し引いてもなお強力な誘発を採用できる点は、霊獣デッキを選択する理由の一つとなります。
『アトラクター』を採用できるデッキの中ではパワーもトップクラスです!

なお、必ずしも①②両方の要素を満たしている必要はなく、『ドロール&ロックバード』の様に片方の要素を満たしていて、かつ、相手のデッキに大ダメージが見込めるカードは採用に踏み切ることもあります。

誘発の採用順で並べるとこんな感じ。

大体上から入れてく

サイドデッキ


誘発6枠(不純物1)
【PSYフレーム】
γδの2種は単体で強力なカードであることはもちろん、指名者やうららを止めてアトラクターやGを通す事もできるため、手札誘発同士の相性も非常に良いです。
『ファントム・オブ・ユベル』に書き換えられたとしても手札に残ってくれるのが偉いです。
δはγにはパワーは劣るように見えますが、『刻まれし魔の詠聖』『原罪宝』『七精の解門』等、撃ちたいカードが多く、非常に強力な手札誘発でした。

【マルチャミー・プルリア】
残りの手札誘発には、墓穴うららを吸ってくれる可能性がある『プルリア』を採用しました。
捨てて発動であることや、ドローフェイズに即撃ちするため『粉砕』の影響を受けない点も評価しています。
※今後この枠にはフワロスが入ります。

その外の小粒の誘発では何枚発動しても貫通されてしまう事から無効系等は不採用。
ニビルについてもヴェーラーやドロバの不採用により重ね撃ちの期待値が低い点や、参加者全員の練度が高く、単体ではケアされる可能が高い点から不採用としました。

先行札6枠
魔法罠を除去するカードが環境にほとんど採用されていない事から、1枚で詰みまで持っていける可能性がある『次元の裂け目』を3枚採用。
ドロバやヴェーラー等の誘発の受けにもなります。
また、展開札や捲り札として魔法カードに頼っているデッキがほとんどであるため『魔封じの芳香』を3枚採用しました。
他のデッキが採用する場合は、魔法カードが展開のキーとなることが多く、展開が通っていない場合に邪魔になるといった側面があります。
しかし、こちらは魔法カードをほとんど採用していない為、自身が影響をほとんど受けない点も評価できます。
『アトラクター』2枚と合わせ、計8枚のカードで相手を詰ませに行きます。
また、これらのカードを引けていた場合は『原始生命体ニビル』を意識したゲームをしていました。

【ハーピィの羽根帚】【大嵐】
ここまで全く魔法罠に触るカードを採用していなかったため、対R-ACE・ルーンの対面を簡単にするために採用。
神や永続罠が採用されている『スネークアイ』に対しても詰み回避のために『ハーピィの羽根』のみ入れていました。

サイドチェンジ

細部の枚数調整をする程度で、基本的にどのデッキに対しても同じようなサイチェンです。
霊獣ギミックを削るほど事故率が上がってしまうので、何を入れたいかよりも何をどこまで抜くかを重視していました。

先行用
後手用

継聖は組み合わせ初動になるものの、『魔封じの芳香』を意識して枚数を減らしていました。

2.【「奇跡の魔導剣士」を使用した展開】

【英霊獣使い-セフィラムピリカ】

以下『ピリカ』

『旧レラ』との違いはこんな感じ。
・メリット
①攻撃力が高い
②先行展開が強力になる
③ラムペンタのコストになる
※EXの表側のカードもコストにできます!
・デメリット
①蘇生したモンスターがエンドフェイズに破壊される
※『新レラ』で破壊から守ったとしても、次のターンのエンドフェイズにもう一度破壊の判定が入ります。
②ニビルやドロバの受けは『旧レラ』の方が優秀

【奇跡の魔導剣士】

以下『エクシード』


展開の最大値を伸ばすために採用しました。
『エクシード』の①の効果でEXの『ピリカ』を手札に加え、『キムンファルコス』を何度も蘇生することで展開を伸ばします。
これで、通常の妨害の外、2素材の『アポロウーサ』を盤面に追加できます。

最終盤面候補

気持ちいい
サイド後はこれを目指す
大体勝ち

一本目はバグースカ、二本目以降は『拮抗勝負』や『心変わり』等の捲り札を意識してリトルナイトを目指す事が多いです。
『バグースカ』は強力ですが、相手が『無限泡影』を温存してくる場合もあるため、③の盤面になりそうな時は無理には作らず、②の盤面を目指しています。
『ノチウドラゴ』の対象耐性を残すことや『連契』の破壊枚数を維持した方が強い場面も多いです。

回し方

カンナホーク+ラムペンタ
盤面①or②

展開例
カンナns
カンナef、新レラ除外
新レラef、ウェンss
カンナ+ウェン=騎カンナss
騎カンナef、カンナ+新レラss、ウェン墓地落とし、長老サーチ(分離サーチ)
カンナef、ペト除外
カンナ+新レラ=キムss
キムef、新レラ除外、長老ns、ラムns
ラムef、騎アペ除外、アペ墓地送り
長老+ラム=騎カンナss
騎カンナef、長老+ラムss、騎アペ墓地送り、ピリカサーチ(分離サーチ)
ラムef、ガイアペ除外、ウィンダ墓地おくり
墓地:アペ+ウィンダ=ノチウss
キム+ラム+長老=レイラss
レイラef、新レラ対象、ピリカns
ピリカef、キムss
ピリカ+キム=エクシードss
エクシードef、ピリカ回収
新レラef、ピリカns
ピリカef、キムss
キムef、アペ+ウィンダss
アペef、カンナ除外
ウィンダ+ピリカ=騎カンナss
騎カンナef、ピリカ+ペトss、ガイアペ墓地送り、連契サーチ(分離サーチ)
アペ+ペト=バグースカss
エクシード+ピリカ=2ウーサss

ラムペンタ+新レラ
盤面①or②

展開例
新レラef、ラムns
ラムef、騎アペ除外、アペ墓地送り
墓地:アペ+新レラ=ノチウss
新レラef、ウェンss
ラム+ウェン=騎カンナss
騎カンナef、新レラ+ラムss、騎アペ墓地送り、カンナサーチ(分離サーチ)
カンナns、カンナef、ピリカ除外
新レラ+カンナ=騎カンナss
騎カンナef、カンナ+ピリカss、新レラ墓地送り、長老サーチ(分離サーチ)
カンナef、ペト除外
カンナ+ピリカ=キムss
ラムef、ピリカ除外、ウィンダ墓地送り
キムef、ウィンダ除外、長老ns
長老+ラム=騎カンナss
騎カンナef、長老+ペトss、カンナ墓地送り、連契サーチ(分離サーチ)
キム+長老+ペト=レイラss
レイラef、ピリカ対象、ピリカns
ピリカef、キムss
キム+ピリカ=エクシードss
エクシードef、ピリカ回収
ピリカns、ピリカef、キムss
エクシード+ピリカ=2ウーサss
キムef、ウィンダ+アペss
アペef、ペト除外
アペ+ウィンダ=バグースカss


長老+カンナホークorラムペンタ
盤面②or③

展開例
長老ns、カンナns
カンナef、ラム除外
長老+カンナ=騎カンナss
騎カンナef、長老+ラムss、カンナ墓地送り、ピリカサーチ(分離サーチ)
ラムef、ガイアペ除外、新レラ墓地送り
長老+ラム=キムss
キムef、ラム除外、ピリカns
ピリカef、カンナss
カンナef、ペト除外
ピリカ+カンナ=騎カンナss
騎カンナef、ピリカ+ペトss、ガイアペ墓地送り、新レラサーチ(分離サーチ)
ピリカ+キム=エクシードss
エクシードef、ピリカ回収
エクシード+ペト=2ウーサss
新レラef、ピリカns
ピリカef、キムss
墓地:新レラ+新レラ=ノチウss
新レラef、アペss
ピリカ+アペ=騎カンナss
騎カンナef、新レラ+新レラss、ラム墓地送り、連契サーチ(分離サーチ)
キム+アペ+ピリカ=レイラss
レイラef、カンナ対象、カンナef、ウィンダ除外
ノチウef、ウィンダss
カンナ+ウィンダ=バグースカss

EXの枠も少なく、メインに採用するカードも弄る必要がないおすすめ展開となっています!

3.【メタカードへの考え方】

誘発を意識したゲームメイク

例えばこの手札

くそつええや

まごうことなき最強ハンドです。
ジャンケンにも勝って今日は絶好調。
では、意気揚々とスタンバイにアトラクターから入ってみましょう。


まだつよい


するとGを撃たれたのでうららか墓穴を当てました。

もう怖いものはありません
カンナホークを召喚して新レラ効果!


大乱闘メスガキバトル

負け

ではどうすれば良かったのでしょうか

領域展開

まずはアトラクターを撃たずに、カンナホークを召喚して新レラ効果
相手のうららに対して墓穴を発動し、チェーンアトラクター
アトラクターを待つことで、墓穴でうららを止める事ができます。
チェーンでGが飛んできたとしてもうららで安心です。
このように、アトラクターを撃つタイミングも重要になってきます。

ではここからウッキウキで展開スタート!

はあ

負け

全力で展開したところ、ニビルをもらってしまい、霊獣が全て除外されてしまいました。
これでは返しに『ノチウドラゴ』を出すこともできないため、リソースも0になってしまいます。

この場合、ニビルを受けないように次のようにプレイしています。

4止め

【中級編】で紹介した、ニビルを意識した盤面ですね。
アトラクターが通っているため、召喚4回で最低限の妨害を構えつつ、返しのターンにキルしきれるだけのリソースを残しています。
『次元の裂け目』や『魔封じの芳香』+誘発の様な手札で、『連契』or『レイラウタリ』だけでも妨害が足りると判断した場合はこのプレイを選択し、ニビルの被害を受けないように立ち回っています。

霊獣の先行1ターン目の展開目標はターンが返ってくる事と返しの展開リソースが残る事です。
必ずしも全力の盤面が毎回必要ではなく、リソースと最低限の妨害を構えることを意識してプレイしています。

逆にこんなハンド

かわいいの大渋滞

悪くはないですが、さっきみたいな舐めた盤面で返したらエクセル召喚からぐちゃぐちゃにされます。
霊獣ばかりで他に妨害札がない、こんな時は迷わずガイアペに向かいます。
成立したら無限妨害です。全力で展開しましょう。

霊獣は展開途中でドローが挟まるわけでもなく、一撃で大量のアドを稼げるカードもありません。
良くも悪くも初手次第で出来ることは決まっています。
手札から出来ることを考え、
手札誘発や罠カード等で相手の攻め手をいなし切れそうな場合は、ドロバが直撃しないか、ニビルを貰って0妨害にならないか、キツいカードに対するケアを慎重に行います。
反対に、どうしても展開しなければいけない手札の時は思い切って全力で展開してみましょう。

手札が強い時ほど慎重に
弱い時ほど大胆に
プレイしていきましょう。

【原始生命体ニビル】


やめて


霊獣デッキ最大の敵であるこのカード
もちろん『カンナホーク』や『ラムペンタ』1枚からケアして展開する事は不可能です。
2枚以上の持ち方で最低限の妨害とリソースは残せる組み合わせがあるため、0妨害0リソースにならないよう、他の手札と相談しながら展開を選択していきます。

長老+カンナorラム

この最強の組み合わせであれば、天敵のニビルを受けても案外どうにかなります。
ニビルを意識する場合、『旧レラ』か、ピリカ採用の場合は『ウェン』をサーチしています。
①分離直後にニビル
妨害:連契2〜3体破壊+マスカレーナ


②『キムンファルコス』直後にニビル
妨害:連契2体破壊+マスカレーナ


③その後の『騎カンナ』後にニビル
妨害:レイラ+キム+マスカレーナ


④撃たれない
妨害:ガイアペ2無効


手札に外の霊獣カードがある場合は、②の直後にいきなり『ガイアペ』を成立させます。

※キムンファルコスからの分岐
リンク値4が揃った時点で、アポロウーサを出してしまうというのも手
妨害:3ウーサ+レイラウタリ+連契

ラム+新レラ+霊獣
この場合も、上記の展開と同様、早めに『ガイアペ』を成立させて展開していきます。


アトラクター下の展開

長老+カンナorラム
盤面:レイラウタリ+連契+リトルナイト+ノチウドラゴ

アトラクターef
長老ns、カンナns
カンナef、新レラ除外
新レラef、ラムss
ラムef、騎アペ除外、アペ除外
長老+カンナ=騎カンナss
騎カンナef、新レラ+アペ墓地送り、連契サーチ(サーチのみ)
騎カンナef、長老+カンナss(分離のみ)
カンナef、ペト除外
長老+カンナ=騎カンナss
騎カンナef、長老+カンナ墓地送り、ウェンサーチ(サーチのみ)
騎カンナ+ラム=キムss
キムef、アペ除外、ウェンns
ウェンef、アペss
ウェン+アペ=騎カンナss
騎カンナef、ウェン+ペトss、ラム墓地送り、ピリカサーチ(分離サーチ)
キム+ウェン+ペト=レイラss
レイラef、ウェン対象、ウェンns
ウェンef、キムss
ウェン+キム=リトルss
リトルef、アトラクター除外
墓地:長老+ラム=ノチウss


最初に『連契』を加え、『ノチウドラゴ』を温存しているため、どこでニビルを受けても『連契』の1妨害を残す事ができます。
『継聖』で霊獣モンスターを捨てて展開していれば、『新レラ』の効果も温存できたり。
リンク召喚以降のタイミングであればどこでニビルを受けても『ノチウドラゴ』が『キムンファルコス』や『レイラウタリ』に変身できるため、相手がニビルを撃つタイミングに迷っている場合は更に受けが良くなります。
『ノチウドラゴ』をリンク体に変換できるかどうかがニビル受けの重要なポイントです。

【ドロール&ロックバード】


しょた


効きそうに見えて実はあまり被害が大きくないカード。
『連契』を構えるのが難しくなる。
『継聖』から入ると直撃する。
以上の点に注意します。

カンナホーク1枚
盤面:レイラウタリ+ノチウドラゴ+マスカレーナ

展開例
カンナns
カンナef、新レラ除外
新レラef、ピリカss
カンナ+ピリカ=騎カンナss
騎カンナef、カンナ+新レラss、ピリカ墓地送り、ウェンサーチ(分離サーチ)
相手:ドロバef
カンナef、ラム除外
カンナ+新レラ=キムss
キムef、ピリカ除外、ウェンns
ウェンef、ラムss
ラムef、騎アペ除外、騎アペ墓地送り
キム+ウェン+ラム=レイラss
墓地:ウェン+カンナ=ノチウss
レイラef、ピリカ対象、ピリカns
ピリカef、アペss
アペef、キム除外
ピリカ+アペ=マスカレss

『連契』が加えられないだけで、ドロバをもらわなかった場合とほとんど同じ盤面になります。

長老+カンナホークorラムペンタ
盤面:レイラウタリ+ノチウドラゴ+マスカレーナ+バグースカ

展開例
長老ns、カンナns
カンナef、ラム除外
長老+カンナ=騎カンナss
騎カンナef、長老+ラムss、カンナ墓地送り、旧レラサーチ(分離サーチ)
相手:ドロバef
ラムef、レイラ除外、新レラ墓地送り
長老+ラム=キムss
キムef、ラム除外、旧レラns
旧レラef、カンナss
カンナef、ウィンダ除外
キム+旧レラ+カンナ=レイラss
墓地:新レラ+旧レラ=ノチウss
新レラef、アペss
アペef、カンナ除外
レイラef、旧レラ対象、旧レラns
旧レラef、キムss
キムef、新レラ+ウィンダss
新レラ+旧レラ=マスカレss
アペ+ウィンダ=バグースカss

『旧レラ』を採用している場合が最も盤面が強くなります。
この外、カンナホークで『連契』を除外して『レイラウタリ』で回収したりと、相手や手札に応じた妨害を用意していきます。

【拮抗勝負】



発動された時点でターンが返ってくる事が確約されます。第一目標はクリアしたので、後はリソースを残しましょう。
ここで重要となるのが『リトルナイト』の存在です。
自分の霊獣モンスター2体を逃して被害を抑えることを意識すれば、拮抗が直撃して負けることはほぼありません。
また、相手が誘発の枠を減らして拮抗を採用しているため展開が若干通りやすく、霊獣が多い手札や永続を引いている場合は『ガイアペライオ』を出して捲り札を止めにいく事もしばしば。

4.【後手での立ち回り】

デッキ内に誘発の枠を比較的多めに取れている外、霊獣ギミック内での手数もある程度確保できています。

霊獣ギミックのみでの手数は以下の通りです。
①長老による召喚権の追加
②新レラによる召喚権の追加+破壊耐性
③ノチウドラゴによる墓地からの展開+対象耐性

序盤に破壊耐性+対象耐性を用意しながら展開できるため、R-ACEを始めとした、妨害の中心が破壊や対象を取る効果のデッキに対しては強気に立ち回る事が可能です。

これらが通った後は次に繋げていきます。
④新レラによる展開
ウィンダの自爆特攻による『レイラウタリ』の出力

⑤ウィンダでの自爆特攻により展開ルートを大幅に省略できる

デッキ・EXデッキから召喚条件を無視したリクルートが行える化け物カード。
ウィンダの自爆特効が通れば、リンク値4が丸々浮いた上で、エースモンスターである『レイラウタリ』がいきなり着地します。
この動きが非常に強力で、後手はこの動きを意識したゲームメイクを行なっていきます。
特に『ユベル』に対しては、ダメージステップに『レイラウタリ』を着地させる事で、妨害数を大幅に削る事ができます。
反対に、霊獣と対面した場合はモンスターを守備で置き、自爆特攻させない事が定石となります。

①〜③の手札から起こせるアクション数を見ても、霊獣ギミックの重ね引きによる手数が非常に多い事がわかるかと思います。

先行では①〜③全てが貫通手段となるので、強力な組み合わせ初動を有しているデッキとも言い換えられます。

5.【各種対面】

対デモンスミスギミック
『レイラウタリ』によって『刻まれし魔の鎮魂棺』の効果が止まります。
そのため、『サロス=ナンナ』から『刻まれし魔の大聖棺』経由でデモンスミスギミックに向かうことができません。
素引きの『魔を刻むデモンスミス』に対しても、追加のリンク値1が無ければ『ラクリモーサ』を融合召喚した際の蘇生対象が足りなくなっています。
こちらが後攻の場合、デモンスミスギミックから作られる『DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー』『アポロウーサ』が妨害として重い外、『ディエスイレ』の対象耐性と墓地のバウンス効果が強力で処理に手間取るため、誘発はデモンスミス側に切る事が多いです。
『粉砕』の存在により、『刻まれし魔の詠聖』に撃てる誘発が多いのも霊獣の魅力の一つです。

ユベル
『レイラウタリ』の永続効果が強力で、『刻まれし魔の鎮魂棺』以外にも『ファントム・オブ・ユベル』『サクリファイス・D・ロータス 』の効果が使えなくなります。
こちらが先行の場合は『暗黒の招来神』を着地狩りしているだけでほぼ捲られません。
後手は『ウィンダ』の特攻から『レイラウタリ』を着地させる事が目標となるので、『ナイトメアペイン』『エグゼクティブシーザー』『アポロウーサ』を如何に成立させないか、処理するかが課題となります。
『ファントム・オブ・ユベル』や『ロータス』の書き換え効果はダメステには使用できないため、『新レラ』の効果を戦闘破壊の肩代わりで起動するといったテクニックもあります。

また、霊獣側は相手の各種『ユベル』を処理する手段がほぼないため、処理するための『閉ザサレシ世界ノ冥神』と『スピリット・オブ・ユベル』を防ぐ『アポロウーサ 』の採用が必須となります。

スネークアイ
ほぼ確実に盤面に添えられる『マスカレーナ』→『リトルナイト』と『アポロウーサ 』が妨害として重すぎて捲りの難易度が非常に高いです。
上から順番にウーサ撃たれてリトルナイトに着地狩り2回されて負けます。
『継聖』を発動していると『アポロウーサ』の打点が下がり、発動回数が減ることは覚えておきましょう。

R-ACE
タービュランス』4伏せの妨害が効きにくく、後手でも強く出やすい対面です。
『CONTAIN!』を受けても融合可能
『EXTINGUISH!』は新レラで受ける
『プリペンダー』はほぼ効かない
ノチウドラゴでも上記全て+咎姫の墓地効果いずれかを受ける事が可能と
ギミックのみでも捲りの目があります。
そのため、『アポロウーサ』や『ディエスイレ』の成立を防ぐように、『デモンスミス』側に誘発を切っていきます。

天盃龍
『天球の聖刻印』が重いので先行を取ります。
『レイラウタリ』が『幻禄の天盃龍』を止めつつ『盃満ちる燦幻荘』を除去できる外、『バグースカ』の刺さりも非常に良い対面です。
なるべく『バグースカ』の成立を目標に、キツい誘発のもらい方をしてしまった場合は『レイラウタリ』+『連契』を目指します。
『禁じられた一滴』を連契で避ける事も念頭に置きましょう。
ニビルには本当に気をつける。

神碑
明確に詰む永続罠が『群雄割拠』のみで、他のデッキよりもやりやすいです。
『インスペクト・ボーダー』についても『長老』や『ノチウドラゴ』の存在により突破しやすいです。
新レラやノチウの耐性を活かしつつ盤面を広げ、『レイラウタリ』の成立を目指します。
『レイラウタリ』さえ成立してしまえば、あとは泉を除去しつつキツい永続罠をじっくり剥がして行くだけです。
たまにルーン魔法で新レラが除外されるボーナスもあります。

6.【最後に】


【初級】【中級】に引き続き、最後まで御覧頂きありがとうございました!
楽しんでいただけましたでしょうか?

『霊獣』は使うのが難しいと思われがちなテーマですが、とても楽しく、練習量に必ず応えてくれるデッキです!
上を目指せるポテンシャルも持っている強いデッキでもあります。
皆さんも是非霊獣を使ってみてください!

【お願い】
私たちは東京中野を拠点に『ぽんず交流会』というイベントを開催しております。
大会常連の方はもちろん、イベントに参加した事が無い方でも楽しめる交流会です!

こちらのnoteが気に入ったという方がいらっしゃいましたら、noteをご購入していただけたら幸いです。
いただきましたお金は『全て』ぽんず交流会の運営や初心者の方の応援に使わせていただきます。
よろしくお願いいたします。


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