解離でも、空想だと思われてもいいから、私の世界を紹介したい
それはもう、発狂しそうでした。
同じフロアで稼働する洗濯機の音に腹を立て、
「もういい!私がイヤホンをつけるから!」と当たり散らす、散々なイライラ律です。
そして、頭の中がうるさい。
うわーーーーーーーーーーーーーーーー
不調のサインやんけ
結局、頓服薬を服用できたのは
夕方頃。
おっそ
うるせぇ!おそくねぇんだよ笑
男子高校生の2人組が、半分面白がってボケとツッコミを繰り広げています。
その仲の良さを遠目で見て、微笑む複数人。
申し遅れました、わたくし律と申します。
ギリギリ10代の、女の子をやっております。
現在、執事の役割を、仰せつかっておりますが
竜に変貌することも、
小さないたずら好きな子どもに入れ替わることも可能です。
わたしっておもしろいでしょう?(小悪魔系イマドキ10代女子)
てへへへっ(ほろ酔いの20代女子)
解離みたいなむずかしい医学用語をできるだけ使わずに
ユーモアを交えて私の世界を紹介するよぉおー
よろしくね!(女性芸人 フワちゃんキャラの子)
場面は、警察署の取調室、、、(頭の中)
「私、人を殺しそうな勢いだったんです」
警察署に謎の心理士。
心理士がうなづく。
「不安のときのおくすり、おちつかないときのおくすり。飲んだんです。
飲んだときは、効くはずがない。攻撃性のほうが勝っていると思って信じなかったんです。でも、わたし、飲んでよかった・・・」
涙ぐむ40代女性。
これは・・・なんのシチュエーションを見せられてるんだろうか。
不思議な心情になる2人組。
場面の外側から、俯瞰している。
「なんでこんな不調なのよ!!」
眉をひそめてこれまた大きな声で。
60代くらいのおばあちゃんがクレームをいれている。
そこに便乗したヤツらがいる。
めんどくせぇ。。。
「スポーツしたかったのに!
なんだこの動かない下半身は・・・。
外出どころか、布団から起き上がれないじゃないか!」
(40代のひげを生やした男性)
「私だってそうよ!」
声を上げた人がまた1人いた。
食いしん坊な30代女性だ。
「イオンでウィンドウショッピングしたかったのに!!
なんで連れて行ってくれないのよ!」
「あーちゃんは、しまむらいきたいの!
おねえちゃん、連れて行って!!」
小さな肩掛けバッグをぶら下げている10歳女の子がだだをこねている。
極め付きはこれだ。
「そうよ!
部屋着がやぶけているのよ。
いくらセール中の古着屋で500円かなんかで買ったからって
ワンシーズンでやぶけることないじゃない!!」
ありゃまー
収集がつかないぞぉー
どうしよ
「あなた様は、部屋着がやぶけたことに腹を立てておられるのですね。
2日に1回は着ていたようですから、愛着のある洋服が着られなくなるのではないかと思うと心配なきもちにもなりますよね」
AIのような、カウンセラーのような
微妙なラインに立つ男性が
うまくなだめてくれた。
よかったですー。
段々と頭の中が静かになっているのを、まじまじと感じています。
イライラしていた理由が分かった気がします。
頭の中のキャラ達に、構ってあげてあげられてなかったから
寂しかったんだろうなあ。
AとBとCどれを選ぶのがいいんだろう?
葛藤の処理をがんばってがんばってしているところに
溢れだして
攻撃性に変貌していたのかもしれません。
自分の中のキャラクターたちと向き合えたら、
声に耳を傾けることができたら、
攻撃的になることは減るのかもしれません。
寂しさが根底にあるのだと思います。
満たされなさもあるのだと思います。
でも、頭の中にたくさんお友達や仲間がいてくれて
あーでもない、こーでもないと
にぎやかにしてくれて
私は嬉しいです。
今回はある意味チャレンジングな文章の書き方でした。
あえて、病的なものとして取り扱わず、
マイワールド全開という設定の上、取り上げました。
お読みいただきありがとうございました。
全て¨私の場合は¨というお話でしたが、参考にしていただければ幸いです。
2023.9.13(水) 律(りつ)