「おはよう」の向こう側
朝、平日なら5時に起床。お弁当作りから私の一日は始まる。
「おはよう」の時間かー。
このタイミングの「おはよう」は、声ではなく、文字として発せられている挨拶なのだ。
起きてすぐだったり、お弁当のおかずを冷ましているタイミングにスマホを取り出す。Slackのアプリに表示されているのは6月から参加している「bosyu cafe」。その中のチャンネル「#ohayou」で、いつ起きるか分からないが、起きたら見るであろうメンバーに向けて「おはよう」の挨拶をするのが日課になっている。
誰も起きていないかもしれない時もあれば、何人も起きている日もあったり。よく見てみたら「#oyasumi」でちょっと前に「おやすみなさい」と書かれていたりと、それぞれの生活リズムがよく表れている。
で、ふと思う。
「家族・仕事関係以外で挨拶することが減ったな…」
以前パートとして食品スーパーに勤務していた時は、そんなことを考える必要がないほど挨拶をしていた、と思う。
5年勤務したスーパーが閉店したのを機に一気に減った。が、学校行事で誰かしら知り合いがいるので、誰かに会う機会はあった。
20年度の1学期は、コロナ禍で学校行事は運動会がなくなり、春に行われるはずの参観日もなくなった。入学式もマスク着用必須で短時間で終わらせたため、子どもの同じクラスのメンバーの顔が全く覚えられていない始末だ。
外出する時もマスクをして、できるだけ遠出せず、人混みを避けているので、「知り合いの誰かに会ったの、最後いつだっけ?!」と思い出そうにも思い出せない状況。
そんなリアルで知り合いと交流が減った私でも雑談ができる場所が「bosyu cafe」にある。
今日、どんなことを書いてみようか。