ケルト音楽、聴いて欲しい
オレ、ケルトオンガク、スキ
ケルト音楽が好き。
国産RPG、特にスーファミ時代のFFシリーズとか好きな人は結構抵抗なく聞けるんじゃないかと思う。聞いてみて「あぁ、こういう感じか」ってなる、はず。多分。もしかしたら。きっと。
けど大体人に「オレ、ケルトオンガク、スキ」って言ってもどういうジャンルか伝わらなかったりする。というわけで今回はそんなケルト音楽について自分の備忘録がてら書いていこうと思う。
そもそも「ケルト音楽」って?
ってなる人も結構いると思う。そんな時は聞いてみようぜ、Wikipedia先生によ!ってことで以下引用
ケルト音楽(ケルトおんがく)とは、レコード会社、音楽メディア、ジャーナリズムなどによって西ヨーロッパのケルト人達の民族音楽から発展し、継承されていった幅広い音楽のジャンルを総称する音楽用語である。特にバグパイプ使用など、民族音楽色が濃いミュージシャンが、このジャンルの代表格とされている。
厳密には、ケルト音楽と言われているものが文化的にケルト民族に起源を発するかどうかは定かではないが、広く用いられている言葉である。また口承された伝統音楽から、ポピュラー音楽まで、幅広い音楽を指すとされる。後者の場合は、ケルト人の民族文化の表層すら感じられない音楽も存在する。
ってことらしい。まぁ概要ずらっと書かれても理解しづらい。
上の引用文に書いてある通り、古くはケルト民族の音楽だけど現代に至るまでに継承、発展、他文化の取り込みなどなどで変化していってるから一概に「こういうやつ!」ってわかりづらいと思う。
また同じジャンルとして「アイリッシュ・ミュージック」が内包されることが結構ある。ビリー・アイリッシュの音楽ではなく。日本国内だとケルト音楽よりもこっちの方がもしかしたら耳にしたことがある人が多いかもしれない。
アイリッシュミュージックの本場であるアイルランドもケルト地方という括りに含まれるけど、アイルランド人のアイデンティティ的に一括りにされることを忌避されることがあるらしい。複雑。
一応この記事ではアイリッシュミュージックもケルト音楽に含めて書いていく。
代表的なアーティスト
エンヤ(アイルランド語: Eithne Pádraigín Ní Bhraonáin、英語: Enya Patricia Brennan、1961年5月17日[注 1] -)は、アイルランドの歌手、作曲家、音楽プロデューサー、音楽家。音楽一家に生まれ、アイルランド語圏のドニゴール州グウィドーで育つ。
多分日本でケルト音楽を説明する際一番アーティストとして名前挙げられると思う。CDとかもショップの「その他海外アーティスト」とかのコーナー行けば置いてあると思う。ケルト音楽とか大体その欄にある印象。
クラナド (Clannad) は、アイルランドのポピュラー音楽/アイルランド音楽グループである。フォーク音楽やジャズの要素を含んだ彼らの独特の音楽性は国外でも広く評価されており、1999年には『Landmarks』でグラミー賞のニューエイジ・アルバム部門を受賞した。クラナドは、かつてエンヤ (Eithne) が参加していたことでも知られている。また、リード・ヴォーカルのモイア (Máire) はエンヤの実姉である。
wikiにも書いてある通り上記のエンヤとも深い関わりがある。こっちはグループということで男性ヴォーカルも味わえる。
「クラナドは人生」、とか思ったヤツは十中八九オタクだろうけどこっちのクラナドも良いので是非聞いてくれ。
Lau is a British folk band from both Scotland and England, formed in 2005. Named after an Orcadian word meaning "natural light",[1] the band is composed of Kris Drever (guitar, vocals), Martin Green (accordion, piano, electronics) and Aidan O'Rourke (fiddle). To date, the band has released five studio albums, several EPs, and a live album.
まさかのwiki日本語ページ無し、勘弁してくれ。
個人的に一番好きなケルト音楽アーティスト、ぶっちゃけここで書くのも代表的といいつつただ僕が一番好きだから紹介したいだけ。
あと表記が「Lau」だったり「LAU」だったり「LaU」だったりブレてる。多分オフィシャル的には「Lau」が正しい筈。
上で紹介した2組は代表的ってことで結構古いアーティストだったが、今回紹介するLauは2005年に発足し、まだ活動中。
めちゃくちゃナイスミドルな男性3人組によるアーティスト。貼っている動画では演奏のみだが、普通に歌うこともあるので聞いて欲しい。
またケルト系バンドということでフェスなどにも出演しており、youtubeの公式チャンネルに幾つか動画が上がっている。ケルト音楽はどこか静謐な雰囲気を曲から感じるのだが、フェス会場で演奏されるとまた受け取る印象が大分違う。
実際ケルト音楽と言うとどこか民芸音楽的なイメージを抱く人が多いと思う。
しかし、現代に至るまでアレンジや他文化を取り入れてきたケルト音楽にはオシャレでカッコイイ曲もあるというのを今回この記事を読んでいる貴方にはお伝えしたい。
最後に
正直日本国内じゃあまりポピュラーではない気はするケルト音楽。
しかしティン・ホイッスルやバグパイプから紡がれる音色はどこか心地よく、ヒーリング的な面も強い。
冒頭に書いたようにファンタジーRPGのようなどこか幻想的なイメージを抱く楽曲も多いためそういった音楽が好きな人には是非オススメしたい。
これはファイナルファンタジー4の楽曲ををケルト音楽調にアレンジしたアルバムだがこういった物もある。
また今の時代youtubeで「ケルト音楽」と検索すれば適当にオススメの曲が放り込まれたプレイリスト等も出てくると思うのでそういった所から触れてみるのも良いかもしれない。
こういったオムニバス形式のアルバムもあるため、まずは「ケルト音楽って大体こういう感じ」というのを掴むためにそういったCDを聴いてみるのもいいかもしれない。上に貼ったAmazonのリンクやたら高いけどプレミア付いてんのかな…。
長々と書いてきたが、ケルト音楽って周りに理解してくれている人が少ない。なのでこの記事を読んでどういうものかを知って貰えたなら嬉しい。そんな記事でした。