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いか

次のpSSRは甜花ちゃんかな甘奈かなーとか考えてたら突如として恒常sSSRの浅倉透がきちゃって大変。って言っても恒常だしそのうち引けるだろ。

って思いながら欲に負けてガシャを回したらきてくれた。よかった。


さて、今回はそんな【ハウ・アー・UFO】浅倉透のコミュ感想です。内容のネタバレしているんで嫌な人は記事を開かないでください。

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今年の春に実施されたノクチル。

pSSRの追加、ユニット単独イベント「天塵」の開催、先日まで行われていた「アジェンダ283」による他ユニットキャラとの越境、ホーム画面でのノクチル同士の会話の追加……。

などなど、公式からの供給が増えるにつれて「透明」である彼女達のキャラの造形を知る機会が増えてきました。

で、それを読んでいる僕自身もなんとなーく彼女達の人となりをわかった気でいたんですよ。特に浅倉とか最初マジで何考えてるかわからなかったから。

そして今回のサポコミュ読んだ感想として「浅倉透、何だこいつ…?」ってなりました。原点回帰。

天塵の記事でも書いたんですけど、浅倉ってモノローグ的なのが殆どなくて何を考えているのかわからない。

今回のコミュではそんな浅倉のモノローグが結構描かれていて、ようやく彼女が日頃どういった事を考えてアイドルとしての日々を過ごしているかがわかります。

その一例がこれ

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これは最初に発生するイベントでの浅倉のモノローグなんですけど、この時点でなんかもう常人とは視点が異なってるんだなこの女は…っていう気持ちがいっぱい。

今回のサポートイベント全体を通して浅倉が宇宙から来るUFOとか宇宙人、それらに対する考えなどが描かれています。

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本気で宇宙人やUFOの存在を浅倉は信じているんですけどノクチルの他メンバーはそれらにあまり関心が無い様子。

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ノクチルメンバー内で浅倉だけがどこか冷めたような様子だったことはこれまで何度かありました。

今回はその逆で浅倉だけが宇宙人やUFO等に執着し、他メンバーは冷めているという構図。

夏祭りの帰り、露店で買ったイカ焼きを食べながらこんなことを言う浅倉。

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樋口の発言からして昔からこの「いかは昔宇宙人だった」説を唱えていることがわかります。

雛菜に「すきすぎ~」と言われて照れることから単純に宇宙人とかの存在が好きな様子。

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そして宇宙人を呼ぼうと提案する浅倉。ここらへんを見て涼宮ハルヒという女のことを思い出しましたね、ハルヒ全盛期に学生だったオタクなので。

宇宙人を呼ぶべく近くの公園にミステリーサークルを描く浅倉。そして手伝わされる小糸。

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根拠の無い自信で「UFOが来る」と断言する浅倉。

そしてそんな4人に大きな光と轟音が届きます。

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しかしその正体は当然ながらUFOや宇宙人といった類では無く、近所で上がった花火によるものでした。

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天塵の時もそうだったんですが、どうもノクチルが出てくるシナリオにおいて本来「綺麗」等のイメージを持つ花火が「邪魔」「不要」と言ったネガティブな印象を抱かせるように描写されています。

一方で、同日に公開されたノクチルの新曲、「あの花のように」では曲のタイトルの「花」は花火だと多くの人が考察しており、自分もそうだと思ってます。

「透明」を強調されるノクチルと夜空を彩る花火の対比。

現時点で判明している歌詞の

遠く鮮やかに 夜を彩る あの花のように なれる気がした 君となら

といった内容から、ここらへんの対比は意図的だと思うので今回の「なんだ花火かー」といったガッカリ感も敢えてそういう風に描写しているのかなぁと。

そういう意味だとフル歌詞が楽しみですね「あの花のように」。

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話を戻して、ここでカードイラスト回収。

最初このイラストを見た時

あ、公園で線香花火してるのかなぁ

と多くの人が思ったと思いますが、実際は

出店で買ったイカ焼きの棒を使ってミステリーサークルを描きUFOを呼び出そうとしている

という1シーン。初見でこれ予想できる人いないだろと思わず噴き出す。

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そして諦めずにUFOを呼び出そうとする浅倉と、明らかに飽きている様子の雛菜。

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一方で小糸と樋口は既にミステリーサークルを描くの辞めて地面へイラストを描いて遊んでいます。

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そんな3人を尻目に引き続き宇宙人を誘おうとする浅倉。

個人的にここは結構ノクチルに対しての意識変わったシーンで印象的です。

これまでのノクチルって「浅倉が言ったから」と皆がそれを肯定して、その流れに乗っかるってイメージでした。アジェンダ283の缶蹴りも浅倉か雛菜が言い出したんだろうなぁって考えてたので。

ただここまで突拍子も無い行動になると流石に他3人も付き合いきれないのか別のことをやりだすんだなぁと。

ガッチガチに浅倉を起点として幼馴染内で結束している、というわけでもなく「付き合いきれない」と思ったら放っておくくらいのドライさを個々が持ち合わせているのが結構へぇーっと思わせてくれたシーンでした。

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最後のアイドルイベントでは、小糸がニュースで見た内容をノクチルメンバーに話す所から始まります。ニュースで見た正体不明の光は宇宙人ではないかと浅倉は考えますが

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実際は人工衛星かもしれないというニュースの続きを聞いて落胆します。

場面は変わり、残り少ない夏休みで宿題を終わらせるべく自室で課題を消化するシーンに。

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詳細は割愛しますが、このシーンで樋口は夏休みの課題最後までやらないといった部分も判明するので是非見てほしいです。

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課題の合間にニュースで報道されていた人工衛星のことを考える浅倉。

やがて課題を解くことを放棄し、スマートフォンで人工衛星の事を調べ始めます

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検索して出てきた内容を見ても「なんのこっちゃ」と理解できない浅倉。

このUFOや宇宙人等は好きだけど人工衛星を物理的や科学的な根拠で論述されると全く理解できないのは実に浅倉らしいなぁと思いました。

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最後は「課題終わらない」「夏休み短い」と思いながら地球の周辺を回り続ける人工衛星への問いかけをする浅倉のモノローグで終わります。

この

「周り続けて人工衛星を続けるか、それとも重力から解き放たれてUFOになるか」

といった問いはメタ的に考えると浅倉透という少女の今後を示唆しているのかなとも思えます。

今まで通り幼馴染として皆で仲良く過ごすか、それを離れてアイドルとしてより高い所へ行くといったように。

まぁ、浅倉本人絶対そんな深いこと考えてないんだろうなとは思いますが。


改めて今回のサポートイベント通しての感想ですが、浅倉透という少女は本当何考えてるんでしょうね。

何考えているかをテキストとして提示された結果、読んで「何だコイツ…」ってなったのでもう何もわかりません。

ただまぁ、浅倉が宇宙やUFOといったどこか現実離れした何かへの憧れを持っているというのは凄く今回のコミュで伝わってきました。

恐らく昔から「ここではないどこかへ行きたい」というざっくりした願望はあって、ジャングルジムの一件でまさに「新しい場所」に連れて行かれたことがその後の成長にも大きな影響を与えているんだなぁと。

アイドルとしてデビューしてからも、まだ方向性が本人の中で定まっておらず漠然としている状況。

多分ユニットイベントコミュやサポートイベントではそういった不確実さが目立つ様子を描いて、pアイドルコミュではプロデューサーとのやりとりで自分の人生を少しずつ確実な物にしていくみたいな構造なのかなー、とこれまでのシナリオを読んで思いました。

あと某所で今回のサポートイベントがBUMP OF CHICKENじゃんって言われて笑った。

意識すると天体用語とか「いか」とった部分で確かにBUMPを感じるなぁと思うのでした。ノクチルはやはりロキノン系。

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