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先月読み返したり新規開拓した漫画あれこれ

タイトルの通り。

転職を決めて9月は有休消化期間としてずっと休んでいました。

ちょっと前の記事にした通りコロナにも罹ったりしていたんですがまぁ大凡元気ではあったので自宅療養期間中から途中まで読んでいたり、気付いたら完結していた漫画達を読みました。思い返すとほぼラブコメです、大好きなので。

具体的に言うと漫画代だけで来月のクレカ支払として数万請求が来る程度には。電子書籍じゃなかったら本棚爆発するくらいは。まぁ金額等はどうでもいいんでその中でも良かったやつをピックアップしていきます。

■ワンピース

む、麦わらぁ…(ポロポロ)

いや、今更説明いる!?と思いきや結構空島とかウォーターセブンあたりでリタイアした人が僕含めて周りに結構いるワンピース。丁度FILM RED公開、ワノ国編完結とインターネット上での勢いも凄かったので友人に頼んで100冊以上の単行本をダンボールに詰めて郵送して貰いました。持つべきものは仲間だろ!!!!(ドンッ)

上に書いた通り自分はウォーターセブン~エニエスロビーあたりで確か単行本を読まなくなっていたんですが、インターネット人間なのである程度盛り上がるとネットでは話題になるため要所要所は知ってる。みたいな感じだったワンピース。

でもまぁ久しぶりに読むとすっっっごく面白い。既読の東の海編も散々擦られまくった名シーン達だとわかっていてもウソップ海賊団の解散とか、サンジのクソお世話になりましたとか、アーロンハウスをぶっ壊すルフィ等は逆に年取った今だからこそシンプルに「良い…」となり普通にアホ程泣きました。最初の11冊だけで水分消費が凄い。

そして未読だった部分とかも当たり前ですがしっかり面白い。元々空島あたりの時点でめっちゃ上手い尾田先生の画力も更にメキメキと上がっているのがわかり、1コマに詰められた情報量も週刊誌でよくやるわ…となるような感じになっていく。面白さと勢いをキープしたままなんだかんだ数日で100冊超を読み終えてその足でFILM REDも見てとすっかりワンピース漬けになってました。ツイッターで9月半ばくらいのツイート見返すとマジでこいつワンピースの話しかしてねぇなってなります。丁度本誌の方も最終章!って感じで盛り上がってきているので本当丁度良いタイミングだったなぁと思います。

■川柳少女

単行本の表紙がマジで良い

週刊少年マガジンで連載していたラブコメ漫画。全12巻です。アニメ化もしてます。
元々マガジンで掲載していた頃は生徒会役員共とかとさっくり読んでいたのですが、一時期マガジン本誌読んでなかった時期もあるために改めて読み返しました。そして読了後の満足度が凄かった。

ヒロインが会話をする際は五・七・五調の川柳で自分の気持ちを表現する、という他に類を見ないタイプのラブコメ。しかしヒロインのノリは良く、ヤンキー気質な主人公とのやり取りは凄くほのぼのとした雰囲気になっておりそれでいてラブコメ要素もしっかりと詰められています。

全12巻なので冗長化したラブコメにありがちなヒロインどんどん追加してグダる、ということが無いテンポになっておりとても読みやすかったです。何より五十嵐正邦先生の描く女の子が本当に可愛い。特にメインヒロインである七々子が五七五調の意思表示とキャラビジュアルが相まって清楚ヒロイン指数が凄く高く、他の女の子キャラも本当に魅力的なのでこれだけでも読む価値あります。

現在も電撃マ王にて連載している同作者の「まったく最近の探偵ときたら」も川柳少女良かったので流れて読んだのですがこっちはギャグ全振りくらいの勢いで腹抱えて笑いました。上述した通り女の子がめっちゃ可愛いのにメインヒロインの顔芸が止まらねぇ…。

●1話試し読み


■僕と君の大切な話

「となりの怪物くん」作者のろびこ先生がデザートで連載していた少女漫画、全7巻。

少女漫画なんですが男性読者でも全然楽しめる内容になっています。基本的には主人公(ヒロイン)である相沢さんと、その想い人である東くんとの小気味の良い会話で話が進行していくため最初はラブコメのラブ要素は薄めでコメディ要素が強いです。

またメイン2人以外にも魅力的なキャラクターが多数出てきており、暗くドロッとした空気も無いため心穏やかに読めました。終盤にいくにつれて相沢さんと東くんの両片思い状態が続くため早くくっつけ!!!抱け!!!と気ぶり爺さながらの熱量を発揮しながら読んでいたためやっぱり心穏やかではなかったかもしれません。

何よりも全7冊でありながら読者を十分に楽しませてくれるため、良い映画を1本見たような気持ちで読み終えることができました。

●1話試し読み


■久保さんは僕を許さない

ジャンプ+でも読めるよ

ヤングジャンプにて好評連載中の雪森寧々先生の作品。既刊10巻で来年の1月にアニメ放映予定です。

ラブコメ3作目になりますが、上二作と違う点として主人公である白石くんがタイトルにもなっている通りビジュアルがほぼモブという目立たなさ。無個性主人公といいつつ露骨に女装展開するために女顔で描かれた量産型主人公達より余程無個性ビジュアルだと思います。

またその目立たなさから周囲の人からは気配を察知され辛く、ドラえもんの石ころ帽子をデフォで被っている状態な白石くん。多分バトル漫画ならアサシンとして天下取れます、バスケしたらミスディレクションを生かして全国優勝も出来るでしょう。

ただまぁこれはラブコメです。上述した通り周囲からも殆ど認識されない白石くんですが、メインヒロインである久保さんはそんな白石くんをはっきりと認識することができるため凄い絡んできます、グイグイきます。また所謂1対1系ラブコメのため、主人公を奪い合う他ヒロインとかも出てこないのでひたすら白石くんと久保さんを生暖かい目で見守り続ける作品になります。表情筋が緩むこと間違い無しで、元々気持ち悪い顔が更に歪み、ページをスクロールする際の一瞬のブラックアウトで自分の顔が画面に映る度にスマートフォンを砕きたい衝動と闘いながら読んでいました。

また作中のキャラたちも皆暖かな心を持っており所謂優しい世界です。これ本当にヤンジャンのラブコメか?

●1話試し読み


■恋と嘘

ムサオ先生作。マンガボックスで連載しており今年の年明けに完結して全12巻。まぁやっぱりラブコメです。

といってもここまで紹介してきた所謂ほのぼのとした作風と違い結構ドロッとしています。大分胃を痛める展開が散りばめられていたので。

お話のあらすじとして国が遺伝子データ等を分析し、政府によって通知されるマッチングした相手との恋愛が推奨される世の中で、マッチングした相手と自分が元々好きな相手のどちらと結ばれるかを巡る作品です。

上の画像の2人がヒロインであり、主人公と三角関係を繰り広げる系のアレなんですが実際はもっと複雑な事情を作中で展開していきます。読んでいながらハラハラさせられページを捲るスピードが上がる系の作品でした。逆にコメディ成分がちょっと控えめかなと思ったので今回の記事で紹介したラブコメの中ではぶっちぎりでシリアスです。

また、この作品の特徴としてヒロインのマルチエンドを採用しています。ぼく勉でもやっていた「もし選ばれなかったヒロインと結ばれていたら…」的な感じです。より正確に言うと最終巻がヒロイン別で2パターン出ており最後の数話が該当ヒロインの個別ルート+個別エンドになっている状態です。

個人的にこの作品はヒロインの好感度が最終盤には本当50:50のどっちも幸せになって欲しいと思える作品だったので賛否両論なマルチエンド方式ですが個人的には良かったなと思いました。

●1話試し読み


そんな感じで9月にいっぱい読んだ漫画で良かったやつをピックアップしました。ほぼラブコメ漫画紹介記事じゃねーかこれ。

ただまぁ改めて読むの途中で辞めた作品とかを読み返すと普通に面白かったり、アニメ化だったり話題になったりしている作品はやっぱり注目されるに値する面白さがあるなぁと色々思う所がありました。

丁度今DLSiteで集英社作品まとめ買い60%オフとかのクーポン配ってるので皆さんもこのタイミングでマンガ一気読みとかしてはいかがでしょうか。

今回の記事ではワンピースと久保さんはまとめ買い対象です。バイナウ!


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