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2022年6月15日　牛女の新作コント10本VS座頭市ライブ

立体交差

牛女の新作コント10本VS座頭市ライブ@阿佐ヶ谷アートスペースプロット

出演：牛女、イケナイ太陽、高木払い、大久保八億、栗原


新ネタ10本ライブを1ヶ月間で3回開催して計30本おろすという常軌を逸した量産期に突入している牛女。新ネタを10本もやるライブって普通は年に1回くらいだから何日も前からわくわく楽しみにしているものだけど2週間前と4週間前にも10本ずつ見ちゃってるせいで感覚が麻痺してかなり集中力を欠いた状態でライブを見てしまいました。もっともったいぶって見るべきだったと反省しています。配信アーカイブがあって助かる。かつては牛女が活動してくれるだけであんなにありがたがっていたのにな…。


配信期限は7月8日までだそうなのでまだ見てないかたは是非見てみて下さい！！！


⚠️⚠️以下、がっつりネタバレあり⚠️⚠️













コント①告白


　内容：喫茶店で男性（佐野）が女性（しらす）に告白している。誠実に思いの丈を伝えるも、場所が電マカフェのせいでムードがぶち壊しだと女性が怒りだす。男性は謝罪し、店をかえることに。席を立ってレジに向かおうとした時、女性は意外な行動に出る。
　感想：しょっぱなから液体撒き散らしてて最高。


コント②RT


　内容：バズりたい女（しらす）とスマホの画面越しにそれを応援している男（佐野）。女は「リツイートの数だけ○○します」というよく見る手法でバスりを狙うも、男による1RTのみで全く盛り上がらない。躍起になった女はチャレンジ内容をどんどん過激なものにエスカレートしていく。過激なチャレンジがバズってしまい女が辛い仕打ちを受けることを心配しつつも応援の気持ちが少しだけ上回り男はリツイートし続ける。
　感想：衣装とかちょう適当なわりに小道具のカップ麺にはお湯が注がれていて湯気が立ってたのこだわるとこ変でウケました。


コント③親


　内容：息子（しらす）が自室で友達と遊んでいると、父親（佐野）がやってきて、これからリビングで母親とセックスをすると高らかに宣言する。息子は戸惑い、反発する。親のセックスを知ることが子供にとっていかに耐え難いことかを訴えかけるものの、父の意志は固く揺るがない。このままでは埒があかないと判断した息子は、父が最も嫌がるであろう行動を取ることで対抗する。


コント④保険


　内容：生命保険の営業マン（佐野）が接客していると、焼身自殺真っ最中の男（しらす）が店舗内に駆け込んでくる。男は炎に包まれながら何かを問いかけている。焼身自殺中でも入れる保険はありますか？何と奇跡的に焼身自殺中でも入れるプランがあり、男は最期の力を振り絞って契約書にサインをする。無事に保険に加入できたかと思いきや、直後に重大な事実が発覚し、実は彼はそのプランの対象外だったことが判明する。
　感想：身体が炎に包まれているところの演出がチープすぎてノイズになっちゃうからもうちょっと何とかならないのかなって前半思ったけど後半そんなことどうでも良くなる面白さで爆笑でした。


コント⑤トマト


　内容：出演者全員参加のコント。牛女の新ネタ10本ライブアメリカ公演をいつか実現するために英語のレッスンに励む牛女オールスターズ（牛女、イケナイ太陽、高木払い、栗原、大久保八億）。お手本として佐野が英単語を発音し、それに続いて他のメンバーも復唱する。レッスンは順調に思えたが、tomatoの発音の時だけ違和感が。試しにしらすだけに発音させてみると、彼ははっきりと「公明党」と発音していた。何度注意しても頑なに公明党と言い続けることに苛立ったメンバー達は、次第にしらすをリンチし始める。
　感想：牛女新ネタ10本ライブに毎回出ている彼らをまとめた呼称があれば便利だなと思っていたんですが公式が牛女オールスターズと言っていたので今後私もオールスターズと呼びたいと思います。このブログでは牛女のネタのみに焦点を当てて記事を書いていますがもちろんVSパートも面白くて大好きなので全員参加のコントが見られてとても嬉しかったです。オチ担当のRYOの怪演が特に好きでした！


コント⑥DAM


　内容：全編暗転しっぱなしのコント。客（しらす）がカラオケを歌っていると突然部屋が真っ暗になり、店員（佐野）から停電になった旨を告げられる。もとからオールナイトで利用する予定だった客は、特に取り乱す様子もなく復旧するまで部屋で待つと言う。店員は丁寧に謝罪し、待っている間の退屈しのぎにと、特技であるDAMチャンネルの完全再現を披露し始める。


コント⑦ATM


　内容：金にだらしない男（しらす）は虫の居所が悪くATMの機械に当たってしまう。するとATMが動き出し、報復として男をレイプし始める。茫然とする男。解放され何とか帰路に着くも、ATMを見かける度に自分がされたことを思い出して動悸が止まらなくなる。その様子を見た別のATMが男にかけた言葉は…。
　感想：性行為絡みのコントが大量にある牛女ですがレイプのお話って私が知る限りではこれが初めてなんですよね。皆んなちゃんと同意の上でエッチしてる。エンディングで佐野さんがATMのネタが怖かった人がいたら申し訳なかった、少しでもの配慮として被害者役を男性にしたと話していました。それを言い出したら男性の性犯罪被害者もいるじゃんと私は思ってしまいましたが。ネタの終わらせ方が好きでした。


コント⑧質屋


　内容：質屋にやってきた男（しらす）は憔悴しきっていた。店員（佐野）が親身になって話を聞くと、男は身の上をぽつぽつと語り始める。困窮しこのままでは生活が立ち行かなくなってしまうため何とかして生活費を工面する必要があるが、貴金属や金券はとうに手放してしまい金目の物はもう持っていないと言う。そして最後の頼みの綱として持参したものを鞄から取り出す。比重の重い血尿。戸惑う店員と、何とか買い取って貰えないかと懇願する男。無下にできない店員は買い取ることはできないが、対案として自分の血尿と交換することを提案する。
　感想：私は一年に一回くらいのペースで血尿を出すから分かるんですが、実際の血尿はおしっこの黄色が混ざるからもっとオレンジ色だよって思いました。


コント⑨前戯


　内容：彼氏（佐野）が彼女（しらす）にクンニをしていると、舐める位置がずれていると言って彼女が怒り出す。テクニックには自信があるしクンニがずれている訳ないだろうと反論しつつ彼女の機嫌を取って何とかクンニをやり直す彼氏だったが、やり直してみると確かに無意識のうちにクンニをずらしていたことが発覚する。
　感想：めちゃくちゃ面白かったです。今回のライブでこのコントが一番好きでした。とにかくずーっとくだらないのに途中のセリフがオチに効いてくるみたいなきれいなまとめ方しててむかつくけど最高。別のライブでも絶対また見たいな。


コント⑩アンコール


　内容：コンサートの最後の曲が終わり、サザンのメンバー達はステージからはけていく。客席からは鳴り止まないアンコール。舞台監督（佐野）は楽屋に戻ってきたメンバーを労いつつ、アンコールの準備を促す。するとステージには牛女しらすが登場し、題目を唱え始める。
　感想：地方出身の芸人が方言を使ったネタをしたりボイスパーカッションが出来る芸人がボイパをネタに取り入れたりするみたいに創価学会のお経をあげられることを活かしたネタ作りをする牛女大好きすぎる！！！しらすさんのガチ感やば🤣🤣🤣

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