Marilyn Monroe
☆―MARILYN・MONROE―☆
【マリリン・モンロー】
1926年6月1日~1962年8月5日没。
本名ノーマ・ジーン・ベイカー。
アメリカの“伝説“になった女優。
正直、マリリン・モンローを語るには 一冊の本が出来上がる程、その人生はスキャンダルと謎に満ちていますが、個人的には 大好きな女優です。
ここでは、マリリン・モンローの簡単な
プロフィール等の記事になります。
⬆Norma Jeane in 1945.
モデル時代の10代の頃。
マリリンは私生児として生まれ、母親が精神疾患で入院していた為、幼い頃から親戚の家を転々と移り住み、決して恵まれた子供時代ではなく、16歳で近所の工場に勤める男性と結婚。
離婚も早く、マリリンは生活の為にヌードモデルやファッションモデルの仕事をしていた所、20世紀FOXの映画会社と契約して女優になる。
元は赤毛の髪をブロンドに変えて 色々な映画の端役として出演するが、べティ・ディヴス主演の「イブの統べて」のわずかなシーンで、観客の目を引く程の存在感になっていた。
後に、「ナイアガラ」で自ら考案したモンローウォークが有名になるが、仕掛けはハイヒールの“かかと“を片方だけ短くしたものだが、非常に自分を魅せる仕種等の上手い女優であり、頭も良かった。
「紳士は金髪がお好き」等のミュージカル映画が得意でも有り、コメディーとシリアスの両方の演技力(大低、どちらかがコケる)や、歌って踊れる稀な存在でもあったが、必ず付き纏うのが“スキャンダル“。
2度目の夫は 野球界のスター、
ジョー・ディマジオだが
(※当時、マリリンは日本在留のアメリカ兵士や朝鮮戦争で戦っているアメリカ兵士の慰問コンサートと新婚旅行を兼ねて、
日本へ2人で来日している。)
「7年目の浮気」の有名なスカートのまくれあがるシーンに激怒し、元々 女優を引退して欲しいと思っていたディマジオとの意見の対立で離婚。
3番目の結婚相手は作家のアーサー・ミラーで有り、彼はマリリンとの結婚生活をしている間は1作の作品も書く事が出来ず、常にマリリンの自由で我が儘な行動に振り回されていたとも言う。
アーサー・ミラーは、赤狩り共産主義排除のハリウッドの汚名「ハリウッド・テン」の
騒動が落ち着く間、マリリンを利用した結婚とも言われている。
*ハリウッドテン参照*
女優としてのマリリンは、改めてN.Yで有名なアクターズ・スタジオで演技を磨きながらの努力家でも有り、歌手としてもビルボードのヒットチャートに「ナイアガラ」のメインになる曲、「KISS」が上がっています。
アーサー・ミラーとも離婚したが、ケネディ大統領とのスキャンダルも有名。
JFK の誕生会での壇上で歌うマリリン。
20世紀Foxは出席させる事をやめさせたかったとも言う。
マリリン自体は非常に繊細でも有り、常に不安と恐怖症の持ち主で、睡眠薬と精神安定剤を常用。
アーサー・ミラー脚本「荒馬と女」はマリリンの為に書いた内容だが、マリリンを侮辱するようなキャラクターがマリリンを失望させるが、父親のように慕っていたクラーク・ゲイブルと共演した映画の後、クラーク・ゲーブルはクランクイン後に亡くなった事もショックでマリリンの精神不安は誰から見ても分かる程に自殺の心配があった。
仕事を何度も遅刻する中、「女房は生きていた」の撮影中を最期に睡眠薬自殺で亡くなるが、その死に対しても未だ謎を残し、様々な憶測が飛んでいる。 享年36歳。
(ちなみに、代役はコミカルな演技と母親役の上手いドリス・ディに決まる。)
⬆Something's Got To Give, 1962.
「女房は生きていた」40度の高熱の中、
撮影したプールで泳ぐシーン。
本来のマリリンは、プロフェッショナルな女優でもあった。
☆代表作☆
「ナイアガラ」(1952)
「紳士は金髪がお好き」(1953)
「七年目の浮気」(1955)
「百万長者と結婚する方法」(1953)
「お熱いのがお好き」(1959)
「帰らざる河」(1954)
「荒馬と女」(1961)他。
☆ゴールデングローブ賞
1960年 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)
「お熱いのがお好き」
☆余談ですが、2011年6月に「七年目の浮気」の有名な“地下鉄ドレス“がオークションで、日本円にして、3億7000万円で落札とされました。ディマジオと離婚したシーンです。
(ドレスの所有者はデビー・レイノルズ。
それをオークションに出しました。
彼女はハリウッド衣裳コレクターで有名です。)
ちなみに、ディマジオは亡くなるまで、身内のいないマリリンに、薔薇を毎年、命日になると供えてあげていました。
椎名りつ子
2017.5.15
2019.12.13 noteへ移行
*2011年 8月 22日の記事をブログ移行の為、再編集致しました。
*「ハリウッド・テン」「ナイアガラ」もから よろしくお願い致します。*
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