4ヶ月で麻雀初心者が雀傑3になる方法
初めまして。普段は歌ってみたのMIXをやっているものです。元々将棋が趣味で、数ヶ月前からMリーグをBEAST所属の鈴木大介先生の影響で見始め、自分も麻雀をスタートしました。
雀魂を始めたのが2023年10月9日で今日2024年2月20日に雀傑3に到達しました。
そんな私がどんな勉強をしたのか、どんな考えをしているのかをこれから麻雀を始めたい人向けに書いていきます。多分長いですがこれが最短の勉強だと思います。最後にこれまで読んだ本を書くので最悪そこだけ見れば情報は得られます。
注意。この先「6m」や「9s」みたいな表記があったら「萬子の6」「索子の9」みたいに読んでください。いちいち萬子の6みたいに書くのは大変なので……
0.プロフィール
そもそも私がどれくらいの麻雀予備知識があったか書きます。これによって初心者のレベルって少し変わるようなして。
まず過去に麻雀に触ったことはあります。と言っても小中学生の時代にアプリで遊んでみたくらいで、よくあるポンやチーしまくって役なくてアガれないを繰り返しただけです。時々清一色みたくなって楽しかったくらいです。
なので雀魂を始めるのにあった知識としては
リーチすればアガリ目前
ポンやチーばかりしているとアガれない
くらいです。これをここで言う初心者とします。よろしくお願いします。
1.ルールを覚えよう!
やはり最低限のルールは知らないとアガリすらできません。なのでまずはルールを覚えましょう。今の時代ネットで調べれば色んなサイトが出てきますので気に入ったサイトでいいと思います。
おすすめのサイトを貼っておきます
このサイトは楽しく読めますし、のちのち勉強する牌効率についても書いてあって読みやすかったです
一応ここにも書きますが、麻雀のゴールは3枚1組の面子を4組、同じ牌2つで1組の雀頭、合わせて5つのブロックを誰よりも早く完成させるゲームです。
2.セオリーを覚えよう!
のちのち勉強することとなる「牌効率」の基礎オブ基礎、セオリー(定跡)を知りましょう。これだけで初心者から1歩脱出です。
と言ってもそれほど難しいことではありません。麻雀は234や456みたいに階段、111や東東東みたいなトリオを集めるゲームです。各牌は4枚ずつ。そう考えると数字の真ん中は周りと友達になりやすい陽キャです。
悲しいお知らせですが、ぼっちの孤立牌は序盤に切られます。このような序盤のセオリーは多くの人がやっていることであり、基礎的な動きとなります。
ここでも先程のサイトが勉強になりますが、動画の方が勉強になるしわかりやすい人も多いでしょうから紹介しましょう。この動画はそういったセオリー以外の話もあるため、難しいと思ったらその時点で視聴をやめて次に行きましょう。
3.まずは3つの役を覚えよう!
そもそも上のようなセオリーを知っていても「役」ができないとゴールできないのが麻雀です。初心者が覚えるべき役は3つしかありません!
リーチ
役牌
タンヤオ
リーチ
まずリーチですが最強です。自分のライフからたった1000点削るだけで役として認められます。と言っても上で言った麻雀のアガリ形である4面子1雀頭(国士無双と七対子を除く)ができる1歩手前にならないとリーチはできません。1歩手前をテンパイと言います。
画像は1例です。残念ながら役はありません(東が役牌でないとすれば)。しかし麻雀のゴールである4面子1雀頭完成まであと1歩です。萬子が123、筒子が456、索子が789、東が3枚、これらが面子で4組完成です。つまりあと雀頭があればいいのです。よって西待ちのリーチとなります。
役牌
役牌は自風(画像で言う南)と場風(東4局の東)、白發中の三元牌、それぞれ3枚集めるだけで役として認められます。なので私の場合南を3枚、東を3枚、發を3枚集めるだけでそれぞれ役になるのです。リーチの数倍簡単に役ができます。
リーチはポンやチー(こういうのをまとめて鳴くという)をするとできません。なので初心者の人は勝手に鳴きしない方がいいです。
しかし役牌だけは別で、ポンするだけで役となるのですぐポンです。しかし字牌ならなんでもポンは注意です。画像で言うと西と北。役となる字牌だけポンです。
タンヤオ
タンヤオは役牌と違って2~8の数牌のみで構成することで成立する役です。上で言ったように麻雀は真ん中の数字が使いやすいので必然的に字牌や19牌は捨てて真ん中に寄せます。なのでタンヤオは自然と作りやすいのです。
またルールによってはポンやチーをしてもタンヤオは認められる(喰いタン)のでこれまた作りやすいです。
しかし私は言います。初心者はとにかくリーチを打てるマシーンになりましょう。なので1ヶ月程度は役牌は鳴いてもそれ以外は鳴きません。とにかくリーチです。本当にリーチ。
ホンイツ
3つと言いましたが、もうひとつだけ覚えておきたい役があります。それはホンイツです。
このように萬子、筒子、索子のどれかと字牌で構成されたものをホンイツ(混一色)と言います。
ホンイツは面前(鳴かないこと)で3翻、鳴いても2翻と比較的点があり高いです。また、字牌が役牌であればさらに点がアップします。
なので数牌部分が愚形だけど多くある場合、ホンイツに向かうパターンがあります。鳴いても打点があるからです。しかし同じ色がたくさんあるからと言ってなんでもホンイツに向かうにはやめましょう。
人によって行く行かないの基準は様々です。一応の目安を書きますと、配牌時
同じ色が7枚程度で
他の色(萬子が7枚あるとしたら筒子と索子のこと)がバラバラで面子作りにくそう
役牌が1組は対子になっている
というのが自分の大まかな基準です。特に2つ目が注意です。麻雀のゴールは誰よりも4面子1雀頭を作ることで、高い手を作るゲームではありません。ゆえに無理にホンイツを目指すよりリーチする手組が強いです。
「索子沢山あるけど筒子は形がいいな……」そうなったら基本はリーチを目指しましょう。
4.強い形を覚えよう!
麻雀には強い形が存在します。まずは両面待ち。45mみたいな形があれば3mと6mどちらか来れば階段トリオが作れます。
画像で言うと、左の1m2mは3mで面子が完成します。真ん中は2p、右は1-4sですね。この3つだと右の形が強いわけです。
ちなみに真ん中は3pに4pがくっつくと右の形に進化しますよね?なので左より真ん中の方が強いです。
他にも3456みたいな4つの階段も強いです。これを4連形と言います。3445みたいに階段の真ん中が膨らんだ形、中ぶくれと言いますがこれも強いです。
このように麻雀には強い形(アガリを組みやすい形)を覚えるとリーチが打ちやすくなる。リーチマシーンになれる。勝てる人になる、というわけです。
他にも手牌全体見ての強い形というものがありますが、これはどちらかと言うと牌効率に近い話になります。
5.いいリーチ、ダメなリーチを考えよう!
ある程度時期が経ち、リーチマシーンができたとします。ここまでにリーチマシーンになれていない人は今1度勉強です。リーチ率20%くらいあるといいでしょう。
ビギナー猫講座を読んでみましょう。
ではここからはリーチマシーンになったのになかなかロン、ツモを言えない皆さん向けの話です。
35mと45mでは階段になる枚数が4枚と8枚で倍違います。つまり35mで4m待ちと45mで3-6mを待つのはアガれる可能性が大きく違います。つまり両面で待てるのがいいリーチ(良形リーチ)、35mみたいに1種類や少ない枚数でしかアガれないリーチ(愚形リーチ)はダメなリーチになってしまいます。
また、字牌や端の19が絡んだ待ちはいいリーチになります。字牌と19は基本いらないのでみんな捨てやすいです。
このような愚形リーチがいいリーチになる状況があります。
早いリーチは最強です。何故か。リーチはあと一歩でゴールの合図なので周りは勝負するか降りるかを考えます。麻雀は4人で1人しかゴールできません。守備ターンに回ることも時には大事になります。
しかし早々にリーチをされたら守備しにくいのです(守備の話は後ろの方で)。そうすれば自分がアガれる可能性は大いにあります。抽選できる回数が増えればそれだけツモ!と言いやすいです。しかも周りは守備もしにくいのでロンと言いやすいです。
なので誰もリーチをしていない局面では愚形でもリーチです。さっさとリーチ。とにかく抽選を受けましょう。
6.守備を覚えよう!
ここまで来ればアガれるリーチマシーンになれたはずです。そろそろ守備もできる紳士な人になりましょう。
ここで基本になるのが「フリテン」というルールです。フリテンとはかなーり簡単に言うと「自分が捨てた牌ではロンができない」というものです。つまりリーチと言った人が捨てた牌は絶対通ります。これを(リーチ者の)現物を切ると言います。「https://wikiwiki.jp/nya/よくわからない!フリテンについて」を読んでみてください。
これが先程いった先制リーチの強さです。現物を切って守備をしたくても現物が少ないと守備できないわけです。
現物を切り終えた次はどうしましょう。字牌を切りましょう。字牌が相手の当たり牌になることは少ないです。
次が少し難しいです。「スジ」というものです。この先絶対使いますのでこの際覚えましょう。
スジとは両面待ちになる数字のペアのことです。23なら1-4待ちなので1と4はスジの関係性となります。34なら2-5待ちなので2と5もスジです。これが一体守備に関係あるのでしょうか。
先程も言ったフリテンの仕組みが関わってきます。例えばリーチ者が5を捨てているとしましょう。もちろん5は絶対安全です。
ではもしリーチ者が34で2-5の両面待ちだったとしましょう。この時実は2が出てもリーチ者はロンと言えません。アガりの待ちに一種類でも自分が捨てた牌があるのならフリテンになるのです。つまり自分が2を切ってもロンとは言われにくいです。また5と8もスジの関係なので8も比較的安全です。
6が切られたら3と9もスジで安全となるのですが、より端の9の方が安全です。
これがスジによる守備ですが注意があります。まずこれは両面待ちだけに通じる守備なのでロンと言われることもあります。愚形待ちにスジによる守備は通用しません。しかし牌効率を勉強した人間はなるべく両面でリーチをかけたいはずです。なのでスジによる守備は比較的安全なのです。
もう1つの注意です。例えば1が切られたとしましょう。スジは4ですね。じゃあ4は安全なのか?違いますね。4には7というスジもあるので4-7の両面待ちでロンと言われることがあります。
「じゃあ7が捨てられたら安全ってこと?」と思ったあなたはこんな文章でも理解できる素晴らしい理解力の持ち主です。1と7が切られると1-4、4-7のスジが否定されるので4の安全度が上がります。これを「中スジ」と言います。
何度も唱えましょう。1mは「いーまん」2sは「りゃんぞー」みたいに各牌を呼べるようにもなると楽ですね。
文章だけではすごく分かりにくいでしょうしここも動画を紹介します。
ノーチャンスは初めは難しいかと思いますが、少しずつで大丈夫です。守備の基本は現物切ってのオリです。まずはそれを覚えましょう。
せっかくならアガりたいという気持ちはすごく分かります。しかし4人の競技なのでなにも考えなければ平均4回に1回のアガリです。つまり残り3回は守備なんです。ゆえに麻雀は守備の方が勝敗に直結します。
なんせ麻雀は運が絡みます。配られた牌が良ければすぐにアガれたり高いアガりになります。しかしそのリードを保つのは実力が大きく割合を占めます。なので麻雀で勝ちたいなら守備が大事なのです。
7.牌効率をゆるく勉強しよう!
リーチマシーンをさらに精密なマシーンに進化させます。ビギナー猫を8割理解できたものだけ次に進めます。ネクストは少し難しいので牌効率勉強後でいいと思います。
ここで言う牌効率とは「最短でリーチをかける手順」のこととします。だってリーチを先制で打てるのは最強だから。とにかく現代麻雀はリーチなんです。それが先制ならもっと強いです。
これを参考に話を進め、個人的に意識すべきポイントを挙げていきます。
猫効率1は上で書いた話です。猫効率2は少し難しいですが言われれば簡単です。
仮に14mと持っているとしましょう。この時1mがなくても2mと3mは4mがフォローしてくれます。なので1mは要らない子になるというわけです。これもスジですね。2mと5mみたいなスジは微妙です。2mは3mがくっつけば23mとなり1-4mの両面待ちになるからです。
猫効率3は大事です。よく出てきます。4のリャンカンですがこれもよく出ます。瞬間受け入れは両面と同じく2種類計8枚ですが、他が先に完成してリャンカンから1枚切ってリーチとなれば必ずカンチャン待ちです。これがちょっと弱いね。しかしスジ引っ掛けという技があります。
例えばこの形。6pをツモって来たのでテンパイです。1mか5mを切ってリーチができます。ここで5mを切ってリーチするのがスジ引っ掛けです。2mがスジとして出やすくなるのです。
しかしこのようなリーチは意外と発生するため「リーチ宣言牌のスジは全然当てにならない」とされています。切る牌がなくなったら、くらいには信頼できないスジです。
猫効率6は大事です。麻雀は4面子1雀頭の5ブロックでゴールなのであらかじめ各ブロックで考えようという考え方です。
猫効率7は少し難しいですが、いい形は先に固定しておいて、悪い形は腕広げて目いっぱいで待つということです。いい形は先に固定してもいい形なんで十分なわけです。
猫効率8は6ブロックになったので5ブロックにしようということでこれまた大事な考えです。
猫効率9ですが、これはそこまで考えなくてもいいです。ただし完全イーシャンテンは理解しておくといいでしょう。
猫効率10は上で書いた強い形の話です!今1度復習ですね。
猫効率11は難しいのでスルーです。
後編の内容は省略しますが、どれも重要でした。
好きな方ご覧くださいにゃ。牌効率を勉強すると今まで以上に良いリーチが打てます。
8.守備に回るタイミングを覚えよう!
また守備に戻りましょう。上でも守備について書きましたが、次はいつ守備に回るのかというお話です。
誰かからリーチが飛んできました。最初の方はそれこそ無視して自分も攻めていたことでしょう。1、2ヶ月経つと現物やスジやノーチャンスみたいな守備を覚えたはずです。ではその守備に回る基準はなんでしょうか?
基本的に自分の手牌によります。自分の手がバラバラ。ここからテンパイ、リーチと言える可能性がないとわかった瞬間、あなたはリーチマシーンから徹底守備マシーンになってください。さっさと現物切りましょう。これはわかりやすい。
じゃあテンパイしちゃったら。まず自分が親の場合。これは即リーチします。親なので攻めましょう。守備に回った時点で自分は点を払うだけになってしまいますが、テンパイなら自分がアガる可能性もあるため勝負しましょう。
自分が子の場合、色々基準あるのですが、3翻くらいあるなら相手が子でも親でもリーチしちゃいましょう。良形なら翻関係なくリーチしちゃいましょう。色々あるのでこの程度におさめます。
イーシャンテンの場合。これが難しいですが
2翻以上あれば勝負(ドラ2とか)だけど真ん中456切るなら少なくとも3翻。3翻あれば序盤(1~6巡目くらい)なら通ってない2378スジは押す。
手はそこまで高くないが良形テンパイできそうなら通っているスジ(123789)くらいは勝負。けれど両無スジ456(1が切られているだけの4みたいな片方だけスジが通っている456)を切らないといけないなら即オリ。
愚形だらけなら通りそうなスジの19切って少しだけ勝負。それ以外切るならオリ。
この3つを自分は意識しています。難しいのが2ですね。こういった手が1番考えるけど、如何せんこちらはイーシャンテンでここから少ない有効牌をツモってやっと勝負です。テンパイはそれだけ偉いのです。
それ以外はすべて徹底的守備です。リャンシャンテンオリ。
こういうのが一番ダメな。カモ🦆。イーシャンテンでさえ1段階進んでやっと勝負なのに完成しなさそうな手から勝負はダメ。
例外として例えばオーラス、現状ラス目なら押しです。どうせ最下位ならこれより失うものはないから。1個でも着順アップ見て勝負。
また相手が親リーの場合、良形なら追っかけリーチ。愚形は高いなら勝負。両無スジ切るリーチは点数状況考える。東場なら行くけど南場は着順考えて行かないとかある。高くない瞬間にオリ。やはりテンパイは偉いです。しかし親の1.5倍ボーナスにリーチが絡むのは鬼に金棒で基本降りた方がいいです。
押し引きの基準は人それぞれな所もあります。最近は統計学を利用したデジタル麻雀が増えているのでもしデータ的に打ちたいのであれば調べてみてもいいでしょう。押し引きが1番難しいね
9.東場・南場の役割を理解しよう!
半荘は長くて疲れます。しかし私は半荘を打ちます。理由は簡単で運の要素が少し減るから。東風戦だと高い手アガった人間が簡単に逃げ切れます。4局しかないため逆転は難しいです。しかし、半荘は8局あるので南場で逆転も可能です。そういうこともあって半荘を打っています。
では、それぞれの役割を考えてみましょう。
東場。始まったばかり。言ったように南場で逆転される可能性もあるわけですから東場は稼ぎ時なのです。というかここで稼げないときついです。東場の親が子の1000点で流されるのが一番堪えます。
なので無理な攻めではなく、放銃がないと見た局面ではちゃんと押します。打点も重視します。私の雀風は「最速リーチか役牌ポンの1000点2000点で流す」なのですが、東場においてはこれも同じです。たとえ1000点でもアガればその人の加点は消えます。
しかし、東場でちょこちょこ稼いでも南場でまくられる可能性は大いにあります。なので安い喰いタン(鳴いてのタンヤオ)はしません。雀魂は赤ありなのでタンヤオは打点が上げやすいです。ドラも2~8なら使えます。タンヤオドラ2になら中盤から鳴いて3900点でアガりますけれども、それでも基本はリーチを目指します。東場は稼ぎどころ。
逆に南場はどうでしょう。まずは自分がかなりリードしている時。やはり放銃は避けます。無駄な勝負はしません。しかし、自分が簡単にアガれそうならアガって局消化を目指します。ほか3人にとって逆転の目を摘まれるのは痛すぎます。トップはトップらしくいましょう。
ライバルが近い時、1300点や2600点で逆転される可能性ありです。放銃しなくてもツモられても逆転があるでしょう。ゆえにアガって消化したい気持ちが先程より強いです。
自分が3着目の場合。オーラス前で放銃してラス目に落ちるのが最悪です。オーラスにラス目となってしまえばとにかくプッシュしかできなくなります。アガれないとおしまいです。故に南場の3着目はとにかくラス目と差を開き、2着目を目指します。
ラス目の場合。フラットな点数状況なら無駄な放銃を減らす打ち方でいいでしょうけど、困るのが点差が3着目と開いている場合です。もうこうなったら押しです。どうせラスなので押すしかないです。
10.ラス回避を徹底しよう!
雀魂のルール上、ラスになることが非常に痛いです。3着は痛くないのです。なので4着はとにかく回避です。
リーチマシーンになったとしても不運な放銃、手牌が悪いなど点数が伸びないことがあるのが麻雀です。もしラス目でラス前、オーラスを迎えたらどうしましょう。
その前にトップ目、2着目はどうでしょう。考え方として「アガれそうならアガっちゃう」があります。アガれば他者は絶対アガれませんから。逆に手牌が悪い場合から他者への振り込みがないように徹底します。3着目、ラス目のリーチが来たら注意です。
正直今の自分にラス前、オーラスの立ち回りは語れません。難しいです。なのでラス回避を徹底しようと書きましたが、今の私では「オーラスになる前に無駄な放銃を減らしてラス目にいることを回避しよう」くらいしか言えません。逆にそれくらいでも雀傑3にはなれるのです。
以上10の事について書きました。概ね勉強すべき順番に書いたつもりです。と言ってもこれ通りにやれば必ず上に行けるものでもないのでそれはごめんなさい。しかもたかだか雀傑3の意見です。
しかし私はこのような感じでほぼ麻雀知識なしの4ヶ月で雀傑3になりました。牌効率も70点ばかりだと思います。守備は60点いっていればいいほうでしょう。しかしシンプルな戦術
先制リーチをとにかく狙い
役牌1000点の安いアガリも早いなら目指し
それで自分がアガれないならベタオリ
この3つをとにかく実践しているだけです。結局これが強いのです。
終わる前に点数計算について話します。現状私は正確な点数計算はできません。ただしよく出る形はできるようになりました。
不正確ですが簡単な覚え方です。まずはロンアガりの場合です。面前で完成したら1翻1300点スタートです。そこから1翻増える事に倍になります。2翻だと2600点、3翻だと5200点、4翻は満貫で8000点です。
鳴いているなら1翻1000点スタートです。2翻2000点、3翻3900点、4翻7700点。ピンフが役として付く場合は鳴いている状態と考えちゃいます。面前だけど安くなるという理由はこれです。
通常のツモはとりあえず置いておいて、平和ツモは覚えましょう。ツモ、ピンフ、プラス1翻(リーチとかドラ1)の3翻は「700/1300」ドラ1個あって4翻だと「1300/2600」5翻は満貫で「2000/4000」となります。
とりあえずこれだけでいいです。正確ではないですがこれで大方なんとかなります。七対子なんて役はありません。符計算もいりません。
最後に自分のデータと皆が目指すべき値、勉強になった本を紹介して終わります。
雀傑3のデータ
画像は私の半荘399のデータと雀傑になってからのデータです。雀傑1になってから3になるのに51回でした。なので雀士から雀傑1になるまでに348回も半荘をやっています。結構かかりました。
いかんせんギャンブラー精神ゆえ、雀士3くらいになるまではクソプッシュが多かったです。その時の放銃率は18とか19%あったと思います。雀傑になってからは流石に守備をよく考えるようになりました。なので雀傑になってからの放銃率は11%になっています。51半荘じゃデータ数として少ないですが放銃しなくなったのは確かです。
リーチ率が20数パーセントで平均より少し上くらいですが、やはり先制リーチ最強と思い込んでいる今は愚形でも平気でリーチします。良形リーチ(待ちが複数あるリーチ)は40%程度でした。
この先皆さんが気にするべき数字は
です。この差がだいたい10になるのが強者の目安と言われます。現状リーチマシーンになっているとアガリ率が20前後にあるかと思います。つまり放銃率は10数パーセントを目指すこととなります。
初めて1ヶ月はとにかく攻めるので放銃率が20%を超えていようが無視していいです。2,3ヶ月経ったのなら18%以下を目指しましょう。雀傑になれる頃には15%以下になっているといいでしょう。
その他の数値はどうでもいいです。特に副露率。
おすすめ本
雀傑3になるまでに読んできた本を紹介しておわります。
1冊目は「麻雀1年目の教科書」です。一番最初に読んだ本です。VTuberの千羽黒乃さんが書いています。内容としては上で書いたようなものが1冊にまとまったもので、そこまで難しくはありません。ルール覚えた後に読めると思います。
2冊目は「麻雀『超コスパ』上達法」です。これはかなり勉強になりました。買って良かったです。後半に連れて難しくなるのですが、これを守って進めていけばかなり戦えます。しかし3,4ヶ月で強者へという内容なのでさっきよりは少し難しいです。特に第4章とか。第3章までは頑張って読みましょう。力つきます。タイトル通り「コスパいい」本です。
3冊目は「ウザク式牌効率」です。ウザク本は有名ですが、その中でも牌効率をしっかり解説した本です。ボリューム多すぎて全部読めていません……
上で貼ったリンクの猫効率をすべて読んで理解したらこの本を読んでもいいでしょう。それくらい事細かな書いてあって初心者には意外と難しいです。でもいい本。
4冊目は「現代麻雀 押し引きの教科書」です。これは買いです。特に雀傑なったなりそう付近で押し引きに悩む人にはいいかもしれません。要は守備なのか押しなのかという問題が一問一答形式の本です。また別の方の見解も各問題後ろに付いてます。
ただ、押し引きって難しいので雀士レベルの人はまずは簡単な牌効率を勉強しましょう。リーチマシーンになれる勉強をすべき。雀傑にはおすすめ。
5冊目は「定石『何切る』」通称赤本です。何切るとはいわば牌効率ドリルみたいなもので、何を切ったらいいのかという思考を鍛えるものです。青本もありますが難しいです。赤本はシンプルなのでこれにしましょう。
ただ、私はそこまで何切るをやってません。寝る前に少しだけやるくらいの息抜きみたいな感じです。何切るをたくさんやらなくても雀傑には行けます。
牌効率の勉強を教科書というか座学とすれば何切るは演習問題みたいなものです。牌効率少しは覚えたかな?という確認テストみたいな感じの立ち位置はどうでしょうか。
実践と違い制限時間がないのが微妙です。10秒くらいで結論出して解説見ちゃいましょう。
他にも読んだ本はありますが、雀傑までに必要な知識はこの5冊で十分かなと思いましたので省きます。1番ダメのはすべて中途半端に読むことです。ちゃんと読みきりましょう。あと平澤元気さんの本はほとんど読んでません。だってYouTubeあるので。動画の方がいいでしょ。
最後に
初心者が4ヶ月で雀傑3になった話でした。もちろんこれら全て実践しても雀傑になれる人なれない人はいるかもしれませんが、結局のところ基礎が大事なんです。麻雀強くなる方法と調べたら色々出てくるかもしれませんが!結局は牌効率なの降りだのそんな記事ばかりでしょう。
学校の勉強と同じです。基礎が当たり前のようにできる人間が普通に強いのです。上達に近道はありません。楽しく麻雀打ちましょう~では(o・・o)/
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