誰もあんたのことなんか見てやしない
段々と肌寒くなってきましたね。いよいよ毛布と布団の2枚を掛けて寝るようになりました。
やっぱりぬくぬく温かいのは幸せで、私は四季の中で冬が1番好きです。ですが、まだ秋ということで雲ひとつないような秋晴れでは背中にうっすらと汗を感じる季節。皆さん如何お過ごしでしょうか。
今回のお話はこちら
誰もあんたのことなんか見てやしない
ということをお話します。
はじめに
なぜこの記事を書こうと思ったのか。簡単です。
これが事実だけど多くの人が知らないから
怪しさ満載ですがどんどん行きましょう。
オシャレは無意味?
私たちは常に誰かに見られながら生活をしています。お店の店員さん、会社の同僚、学校の友達、すれ違う名前も知らない人。常に誰かと関わってます。
出かけようかなといったとき、あなたはもちろん服を着ることでしょう。流石に裸では出かけないですよね。(僕は許されるなら一度やってみたいですが)
その時、あなたはどのような基準で服を選んでますか?
別に自分が着たいと思った服を着てもらって全く構いません。花柄ワンピースだっていいし、パーカーだっていいし、お気に入りのジーンズでも。なんだっていいのです。
しかし、もしあなたが以下の理由で着る服を選ぶなら僕はちょっと物申したいです。
かっこいい、かわいいと他人に見られたいから、褒められたいから
一見なんの問題もなさそうに見えますね。人から褒められるのは嬉しいことです。しかし皆さんに非常に残念なことをお知らせしなければなりません。
誰もそんなこと見てない、気にしてない
はい、これが現実なのです。
ここで1つ簡単な質問をしましょう。今日あなたは少なくとも1回くらいは人とすれ違ったと思います。すれ違ってないなら関わった人でもいいです。
では、その人の見た目や服装を詳しく言えますか?言えない人がほとんどでしょう。
でもこんな反論があるかもしれませんね
「そんな一瞬なことわかるわけ無いじゃん」
そうです、一瞬なんですよ。先程上で言いました。他人なんてそれほどあなたを見ていない。あなただって他人を見てないってことがこれでよくわかったじゃないですか。誰もあなたのことなんかちゃんと見てないわけですよ。
自分だけが自分を見ている
服に限らず、化粧や髪型を意識する人は多いでしょう。よく鏡の前で前髪すごくいじってるひとをよく見かけますね。
ああいう人を見て僕は
「時間の無駄だな〜」
と思ってます。どうせ誰も気にしないのに。
他人はあなたを見ていないという一見おかしな考えを言いましたが、じゃあ一体誰が見ているのか。簡単な話です。「自分」です。他でもない自分自身なんですよ。
・他人からどう見られているのか気になる
・かっこよく見られたい
・かわいいと言われたい
それって「あなたが勝手に他者の視点を乗っ取って見たことによって生まれる空っぽな言葉」なのです。人がきっとそう見ているはずだと思いこんでいるだけなのです。
こんな事言われて腹が立つ人はいっぱいいることでしょうが、これがリアルなんです。
前髪や服装、それを一番気にしているのは他でもなくあなた自身です。あなたが正解なのです。他者の意見は正解でも不正解でもなく「わからない」はずなのです。
他人の考えはわからない
実際、多くの人は他人からどう見られているのかすごく気にしています。真面目と思われてるかなあ。かわいいと思われてるかなあ。かっこいいと思われてるかなあ。
そこにあなたの考えが存在してないですよね。いや、ある意味では存在してるかもしれません。自分が他者になりきってどう見られているのかと自己分析するわけだから。
しかし、そうはいってもやはり一度は他人を経由し、自分の主張はかなり薄まっていることでしょう。
本来自分が持っていた「確かな主張」を、なぜだかよく知りもしない「他人」を通して見たことで「人がきっとこう見てるだろう」という毒に侵され「他人(の皮をかぶった自分)が多分持っているだろう主張」になるのです。
どうせ本当に何を考えているかわかりもしないのに。
自分を貫け
じゃあどうすれば他人の目を気にすることがなくなるでしょうか。他人と比べたりすることがいかに無価値かという事実を知っておかなければなりません。
上でも言ったように、他人の考えはその本人にしかわからないのです。想像するだけ時間の無駄です。
他人と比べるのではなく「自分と比べること」が大切なのです。過去を変えることはできない、未来を知ることはできないと別の記事でも書きました。
でも過去から学び、成長することは可能です。
よく学校のテストの点を比べる人がいますよね。本当に無価値だなあと思う行為のトップに来ると思っています。学力は他人依存ではなく、完全に自分の努力だけで決まるものです。
いいですか、何度も言います。
他人の考えはわからないし、変えられません。変えられるのは自分だけです。他人の目を気にするなんて時間の無駄です。
とにかく自分を貫くのみです。他人がどう思うかなんて気にせず自分を信じる。これが今の暗い自分を打破する第一歩になります。
アドバイスを求めたりするのは後でいいです。(アドバイスは重要なんですよ。生の意見だから。自分の空想・想像じゃないから)
最後に
これからも前髪を必要以上にこねくり回しますか?かわいいと言われたいからその服を選びますか?
僕自身も大学に入る前はすごく太っていました。それがある日突然に痩せたいなと思い、筋トレや食事管理を始めました。動機もよく覚えてないです。ただ、かっこいいと思われたいが理由ではなかったと思います。でも自信を持って言えることがあります。
変わっていく自分を見るのはすごい嬉しい。
3日坊主どころかかれこれ3ヶ月近く筋トレが続いて、もはや習慣の1つになってしまいました。今日もまた腹筋をいじめてきます。変わっていく自分を見たいから。