Titanfall2って全然難しいゲームじゃなくて━━
・BackspaceKey 2023年アドベントカレンダー企画 12/4
・執筆:りつ(@Ritsu@misskey.backspace.fm)
私が事あるごとに擦っている神ゲー 「Titanfall2」
操作感が気持ちよすぎて好き。
色んな人に遊んでもらいたいのですが、どうも「難しそう」という声をたくさん聞きます。
なので今回はその「難しそう」という印象を少しでも払拭できるように、始めての記事作成ながら私なりに頑張ってPRしていこうと思います。
主に対人戦のお話になります、シングルプレイもあるのでそちらから触ってみるのも手です。
信じて。
そもそも「Titanfall2」とは。他FPSとの違い
まずここを話さないと色々分かりませんね。ざっくり特色をまとめて紹介します。
・他FPSに比べて動き、めっちゃ早くない?
そうかな…
確かに、FPSゲーマーにおなじみ「Battlefield」シリーズや「Call of Duty」シリーズと比べるとスピーディな部類に入ると思います。
動きが素早いゲームは一般的に、良くも悪くも操作が忙しそうな印象を与えてしまいます。
その点がゲーム人口増加の障害のひとつになっていると言えるでしょう。
ですが、実際そこまで難しいこともなく、FPSゲームをプレイしたことのある方はあまり苦労せずともTitanfall2に適応できると考えています。
特にバトルロイヤル黎明期に生まれ、今なお絶大な人気を誇る「Apex」をプレイしたことのある方(勝利経験は問わず)は色んな意味で取っ付きやすいかと。
ほぼ同じ武器があったり、知ってるスキルだったりね。
操作自体も、全然複雑とか難しいとかそんなことは無く、ストレスを感じないような設計になっていると思います。
壁走るのだって1度壁にひっつけば後はそのまま走るだけでいいからね。
初心者でも十分に活躍出来る
Titanfall2のメインルールの一つである「消耗戦」。
プレイヤー以外にもCPUが存在していてそれを倒すだけでもチームにスコアが入って貢献できるんですよ。
ここはすごいデカいですね、実際私も始めたて時はできるだけ会敵しないようにひたすらBOTを倒して遊んでました。
・まずはルール「消耗戦」について少しお話を
倒した時に手に入る点数は対象によって変わり、
早い話CPUを5人倒せば敵プレイヤーを倒した点数と同じです、簡単ですね。
・CPUの存在
さて、元のお話に戻りましょう。
初心者でも活躍出来ると言いましたね。
これには、CPUの存在がとても大きいです。
CPUにいくつか種類はありますが今回は、頻繁に見かけることになる「歩兵」についてお話しましょう。
・歩兵は貧弱
歩兵の体力は敵プレイヤーの半分しか無く、ちょこっと弾を当てるだけで1点になってくれます。お得だね。
・固まって行動している
彼らは4人分隊を組んで行動しています。
分隊が壊滅していない時は、1人いれば周りに2~3人追加でいます。GはGでもGruntのGその辺で騒いでるので見かけたらみんな仲良く1点×4に変えてあげましょう。
・とはいえ油断は禁物
彼らは体力こそ低いものの、握っている武器は我々と同じ威力です。
定期的に弾を当ててくるので、目の前でダンスをしようものならAメロ後半辺りには倒されます。
動きながら弾を当てる練習だと思って、歩兵を倒すことから慣れていくと良いでしょう。
余談ですが、彼らに近付きすぎると暴力で殴られます。
一撃死では無いものの体力の約半分を削られます。痛い。
歩兵は小さいようで大きな存在。
なんだか戦えそうな気がしてきませんか?
私はもう慣れてるプレイヤーなので初心者の感覚は薄れていますが、これだけでも十分ゲームに参加できてる気がすると思います。
「歩兵、ときどき敵プレイヤー」みたいな感じで戦っていると結構しっかりチームに貢献できます。
消耗戦に参加した時は、まずはスコア50辺りを目標に頑張ってみましょう。
3桁スコアは我々に任せなさい。
余談ですが、CPUを200体くらい倒してスコアトップになっていた方を見たことがあります。
バケモンかよ。
生身の時の戦い方
タイタンを呼べると言っても、まずは生身で戦うことになります。
みんなが「難しそう」と思う部分だね、頑張って説明するよ。
さて、Titanfall2の説明をする時、なんだかんだ知名度が高く既プレイ勢も多いApexを引き合いに出して説明しているで、今回もそのスタイルでいくね。
・戦術
アビリティです。Apexで言うところのキャラスキル。
全部は説明しないけど初心者にオススメな戦術を書くね。
・パルスブレード
Apexで言うブラッドハウンドのスキルです、壁越しでも敵が見えるよ!やったね!
Titanfall2ではクナイを投げて、刺さった周囲にソナーを発生させて壁越しでも敵を視認できるようになる優れもの。
敵に刺されば一撃です、忍者最強。
初めのうちは、向かう先にこれを刺して壁裏の敵を警戒するのがオススメ。
ソナー範囲であればレーダーにも映る為知覚しやすいし、敵の動きを見て「そんな風にも動けるんだなぁ」と思えると思う。分からん。
・クローク
透明人間です。Apexで言うところ「ult使った瞬間一瞬消えるミラージュ」
と言っても、ゲームに慣れてくると6割くらい視認できます。
Q.「見られんじゃん!何が初心者にオススメなの?」
A.「視認しづらい」がシンプル強い。
地形の条件が揃うとほんとに見えにくい、見えにくいと何が有利って「先手を取れる」んですよね。
このゲーム、撃ち合う時間が短いために先手を取られると振り向いた頃に倒される事がよくあります。
撃ち合い苦手でも先手を取る事で狙える時間が増えるよ!やったね!
油断は禁物、よく見れば普通に見えます。間違っても道のど真ん中で踊ったりしないでね。
上記二つは比較的誰でもクセなく使える戦術ですね。
とりあえず使っておけば腐る場面は無いかと。
じゃあTitanfallを感じられる戦術も紹介しますね。
・グラップル
みんな大好きグラップル。えぇそうです、Apexで言うパスファインダーです。
大体の人はグラップルか、後述する興奮剤なイメージがあるね。
この2つはものすごいスピードで移動できるので爽快感抜群です。
ただ、動かし方が少し難しいので気持ちよくなるには慣れが必要かな。
慣れると文字通り縦横無尽に動けます。
・興奮剤
一度キメたらやめらんねぇ……Apexでいうオクタンです。
興奮剤をキメて壁を走れば一瞬で最高速に到達できます。ハヤイゾー!
やべーやつはキメながら暴れまわって帰っていく。
まるで嵐だ……
・増幅壁
Apexでいうランパート。
やめとけ。
・Titanfall2ならではの動き方をしてみよう。
本命の記事。長らくお待たせしました。お待たせし過ぎました、ごめんなさい。
さて、今まで説明したのはあくまでもゲームとしてのお話。
ただシステムの解説に過ぎません。
ではいきます。
・ウォールランしてバニホで速度落とさず撃て!
とは言いません。流石に酷が過ぎますね。私でも分かります。
今回は「難しくないよ!」と言いたいので、ぶっちゃけてお話します。
・無理に壁を走る必要は無い
Titanfallといえば「ウォールラン!バニホ!すれ違うころには死!」なイメージですが、それが出来なくてもゲームはできます。試合に参加できます。
実際、セール時に増える新規ユーザーの7割程はまだ地面をよちよち歩いています。可愛いね。
それでもいいんです。まずはゲームに慣れましょう。話はそこからなのです。
ただし、地上や壁際は爆風がめちゃくちゃ当たるので不利なことに変わりは無いです、辛い現実だね。
テクニックの話で、「バニーホップ」と呼ばれる動き方もありますが、後述。
走りながらしゃがみを入力するとスライディングも使えるので、ときどき使用して少しずつ慣れていきましょう。
・意外と成長は分かる
適当に壁を走るだけでも楽しめるので、やってみよう。
壁を走り、スライディングをし、動きながら銃を撃てば、それはもうTitanfallの動きだ。
動いていれば地形を把握し、操作理解度も上がっていくことでしょう。
足を止めないことが大事。
このゲーム、意外と成長を体感しやすいんだよ。
・倒せないプレイヤーより倒せるCPU
先述したCPU、彼らは無限に存在します。
倒しても倒してもひっきりなしに補充されます。
言ってしまえばCPUを650人倒せば我々の勝ちなのです。
敵プレイヤーを倒す必要性は無いのです。
私も、一日のTitanfallの始めは歩兵を倒してウォーミングアップします。
潤沢な歩兵資源に感謝しながら1点になってもらいましょう。
・戦い方次第で全然対処できる
戦術を組み合わせることで、スピーディに動かなくても戦うことが出来ます。
マップの端でゴニョゴニョするようなプレイはあまり勧めたくはありませんが……
例えばデコイを作り出すホロパイロットを上手いこと使えば、こちらは先手を取れて相手は本物を見失うので優位に立てたり、フェーズシフトを使うと不利な場面も仕切り直しが可能です。
自分好みのプレイスタイルを見つけて楽しみましょう。
・「自分だけのビルド」のようなものも組める
スキルだけじゃなく、武器に拡張マガジンやファストリロードといった微カスタム要素、6種のグレネード、スキルクールタイムを短縮したり壁に張り付けられるようになるといったキット……
といったように、戦い方のコンセプトを決めてロードアウトをカスタマイズすることができます。
これはタイタンも同様にキットを装備することができ、戦い方や状況に合わせた特徴を持たせることが可能です。
ここまでは、「無理に忙しなく動く必要は無い」という事を書いてきました、ちょっとでも伝わったかな?
この記事を書いてて思ったけど、なんか言いたいこととちょっと違う気がするんだよな……
ということで、ここから先は「忙しなく動くには」を書いてみようと思います。
前述した内容をぶち壊すかもしれないけど…ごめんね?
・地を這うな!壁を走れ!飛べ!
正直、倒す側からして地上を歩いてるプレイヤーはめちゃくちゃ倒しやすいです。
上から撃ち下ろせるためそもそもポジション有利ですし、爆風武器を使用していたら地面に当てるだけでダメージが入りますからね。
壁を走るだけでこの不利条件は軽減されます。
「地に足付けたら死ぬ」の勢いでぴょんぴょん飛んでおこうね。
あっ、その場ジャンプはダメだよ、あれは加速しないからね。
・手っ取り早く加速したいなら壁を蹴ろう
そのままです。走ってスライディングするより壁走って即ジャンプした方がすぐ加速できます。
速度に関しては「壁走り>スライディング」なイメージ。ただし以下はわからん、勘。
・テクニックの話「バニーホップ」
うさぎ跳びです。
速度が乗った状態で地上でしゃがむとスライディングになります。
スライディングの出始めは殆ど減速しません。
つまり、「スライディング→ジャンプ→スライディング→ジャンプ……」と繰り返すことで殆ど減速しないまま動くことが可能なのです。
しゃがみ入力を切り替えではなくホールド設定にしておくと、しゃがみを入力しっぱなしで着地した時にジャンプを入力するだけで簡単にこのテクニックを使えます。
基本のテクニックなので、動きに慣れてきたら意識してみましょう。
お前もタイタンに乗らないか?
さて、お待たせしました。
何回待たせるんだ。
このゲームのタイトルにもあるタイタンのお話に参りましょう。
ちょっと待って!タイタンを呼ぶ前に戦況を確認しましょう。
これが出来ていないと、貴方の相棒はすぐスクラップにされてしまいます、一度落ち着きましょう。
スコアに介入すると「ビルドゲージ」と呼ばれるゲージが溜まり、これが100%になるとタイタンを戦場に呼び出すことが出来ます。
敵プレイヤーをキルやアシストしたり、CPUをなぎ倒してても結構溜まるので意外と呼べる回数はあります。
特に、キルストリーク中はボーナスゲージを得るので死なずにCPUや敵プレイヤーをキルしているとめちゃくちゃ溜まります。
死ぬとボーナス分は無くなります。
・じゃあ早速俺のタイタンを呼ぶか──
タイタンを呼ぶ前にいくつか確認しておきたい事があります。と言っても、
敵タイタンの数
味方タイタンの数
基本はこれだけです。
さて、どこをどう見たらいいか。
理由もあわせてご説明しましょう。
・戦況を把握しよう
最初に見るのは、敵が何体タイタンを保有しているかです。
画面上部のUI、ここでタイタンの状況を確認できます。
透明バーの状態はタイタンがまだ呼べないということ。
白いバーになっていると、タイタンを呼べる状態。
そしてタイタンのアイコンは、現在戦場にタイタンが出ているということ。
この3種の表示があるので、とにかく白色がいくつあるかを確認します。
これも、見方は先ほどの内容と全く同じです。
同様の見方をして、数を把握します。
敵と味方、どちらの数も確認しましたね?
タイタン戦において最も重要なのは「数」です。
「戦いは数だよ兄貴」
はじめのうちは、「味方のタイタン出撃数が敵のタイタン(出撃待機含む)より多ければ前線より一歩引いたところに出す」ことを心がけていきましょう。
ちなみに乗り込み中は無敵ではないので、普通にタイタンの体力が削られます、気を付けようね。
また、タイタンは戦場に呼び出す以外にも一緒にリスポーンすることも可能です。
基本的にリスクは無いので、「呼び出したのに倒されて乗り込めない…」な不安がある場合は倒された後一緒に出撃するでも良いでしょう。
・オートタイタン
タイタンはAIで自立して動くことも可能ですが、基本ポンコツなので理解していないうちはとにかく乗り込みましょう。
さもなくば敵プレイヤーに群がられてあなたの相棒がチュールになります。
・デカい(点数)
タイタンは優秀故、倒したときの点数も大きいです。
タイタンは何点か覚えていますか?そうです、10点です。
ちなみにプレイヤーが中に入っている状態で撃破すると
となるのでお得です。
逆も同様です、気を付けましょう。
体力ゲージが全て無くなると、縞模様の「危険状態」に移行します。
この時に搭乗キーを3回連続で押すと上方向に緊急脱出できます。
最後の足掻きも良いですが、やばくなったら緊急脱出するが吉です。
この状態で敵タイタンの格闘攻撃を受けると、「処刑」に移行し、確定で撃破されます。
「危険状態になる!」と思ったら、長押し判定を受けない程度に搭乗ボタンを連打しよう。
・タイタンに乗り込んだあとの動き
タイタンは生身と比べ物にならないほど強力です。
呼んだらオート稼働はやめてさっさと乗り込む、これを徹底していれば無駄なスクラップになることは無いでしょう。
さて、タイタンは撃破されると10点になってしまいます。
つまり早い話、
という事を目標に動けると良いですね。
歩兵はその辺に4人1組で固まってるのでその塊を3つ踏み潰せば元が取れます、頑張りましょう。(4人×3点=12点)
そこからさらに3点取ってしまえば、仮に乗り込んでいる状態で撃破されてもプラマイゼロに出来ます。チャラです。お得だね。(12点+3点=15点)
さらにさらに追加で敵を倒してしまえばなんということでしょう、15点のあなたが18点や25点を取ってしまった日には、もう貴方はチームのヒーローです、素晴らしいですね、あなたの存在がプラスに働きます。
と、いうことでこれを達成するにはすこ〜しだけ動き方に気を配らないといけないですね。
タイタンはクソデカロボットです、見つからない訳がありません。
それはもうモテモテのモテです、敵から猛烈なアピールを受け、貴方とタイタンはシャイなので耐えきれず、もれなく爆発してしまいます。
では、どう気を付ければ良いか?私なりに普段気を配っている点をお伝えしましょう。
味方タイタンと合流する
そもそも呼ぶところを味方タイタン付近を選んで呼ぶ、間違っても戦線のど真ん中とかに落としちゃうと即スクラップです。横に建物等の構造物がある所にはあまり近付かない
建物はプレイヤーにとっては最高の足場、窓とかあろうものならそこからチクチクしばけるからね、建物って意外と怖いのよ…
音
プレイヤーの2段ジャンプの音とか割と聞こえるよ、聞かなくても戦えるけど聞いてると不意打ちに対処できるようになる。
的な感じのことを考えながら動いてます。
敵プレイヤーや敵タイタンの対処は状況によって様々なので今回は割愛。
い か が で し た か ?
ここまでで7,000字を超える文章になってしまいましたが、「難しそう」という印象が少しでも払拭されれば幸いです。
私自身書いててよく分かんなくなってきたので、改めてまとめてみようと思います。
以上です。
文章書くの、やっぱりめちゃくちゃ難しいね?
道中はサクサク書けるんだけど、一通り言いたいこと終わったら締め方にすごい困っちゃって……まとまらないや。
私がばすきーによく浮上するうちは、言ってくれたらばすこーどでTitanfall2のゲームプレイを配信したり知識について教えることができるよ!
もし少しでもTitanfall2に興味があったら頼ってみてください、聞きたいことには頑張って答えるよ。多分。
知識はあります。実力は…まぁ……ね?
私は知識で補ってるよ。
急に思い出した話題をするのでこっから完全余談
・発売時期が悪かった
「Battlefield 1」と「Call of Duty: Infinite Warfare」の発売に被ってしまい、(前者は同パブリッシャーからの発売。ひどい。)完全に影が薄かった。
超ビッグタイトルに挟まれるTiF2、可哀想である。
時は経ち2023年。
数年前からほぼワンコインセールは行われていたんだけど、その存在を大きく認知されるようになったのはここ1~2年の話だと思う。
分からない、私も始めた時期は発売してから数年経ってた気はするけど、まだそこまでセールの話をネットで見る程でもなかったと思う。覚えてない。
ちなみにこんな記事が出たことも
少しずつ、でも着実にゲーム所有者は増えているのでいい具合に、過疎らない程度に繁栄して欲しい。
パイロット、いつでも貴方の帰りを待っています。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
読み飛ばしたとしても、下までスクロールしてくれて感謝です!
まだばすきーのアドカレ12/22の枠を保持してるのでここが書き終わったと言ってまだ終わりでは無いのだ……
今回ほど長文にはならない思うので、期待しない程度に期待しててください。
それではまた、次のアドベントカレンダーで!
12/4 9:25追記:なんかアドカレ埋め込めるらしいので埋め込んだよ