PTAの存在意義

幼稚園から高校まで、毎年のようにPTA役員を10年ほどやってきた。

自らやりたくてやった年は一度もなかった。

くじであたっちゃったから。
互選会で何時間にも及ぶ重たい空気に耐えられなくなって。
前年度の役員さんや校長先生に頼まれて。。
ただ、毎年毎年NOと言えなかっただけ…

でも、いい出会いがあり、人として成長できた部分もあり、活動しているときは楽しかった。
『立場は人をつくる』その通りだと思う。

ただ、人間関係こじらせ問題とかもあった。
嫌な思いをしてまでやる必要はないよね?
動員もあった。仕事休んでまで行く必要あったのかな?

私は、楽しかったけれど、PTA不要派だった。

でも…

子どものことを学校に任せきりでいいの?
子どもが日中の大半を過ごす学校がどんなところか知りたくない?
どんな先生がいるんだろう?
どんな給食を食べてるんだろう?

子どもの話からだけでは分からない、その『知りたい』という願いが叶うことの一つの手段がPTA。

どんな形であれPTAに関わる人って、
子どもや学校のことに関心がある人が多い。
自分の子どものことだけでなく、
子どもたちがよりよい学校生活を送るために、を考えている人たちにたくさん出会ってきた。

学校の様子がオープンになり
風通しをよくするために
PTAがその一役をかっているのでは?

2が月に1回でも、定期的に学校へ行く保護者がいる。
校長先生と膝を突き合わせて話をする保護者がいる。
我が子のことだけでなく、学校運営全体のことを聞く保護者がいる。

PTAが存在する意味がそこにあると私は思う。

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