オランダ留学@ティルブルフ大学
お久しぶりです。しばらく時間が空いてしまいましたが、思考整理のためにアウトプットを再開しようと思います。
私は今秋から1年間、オランダのティルブルフ大学の経営学部(厳密にいうとSchool of Economics and Management)にて、交換留学プログラムに参加します。
コロナ禍ということもあり、まだ見通しの立たないこともありますが、ひとまずは現地留学という形で渡航するつもりです。
せっかく得たこの貴重な1年間を、泥のなかを這いつくばってでも、堪能する気満々です。
なぜオランダ?
一番最初にオランダに興味を持ったのは、高校時代シンガポールに住んでいた時にクラスメイトだったオランダ人の友人たちや、先生たちの影響でした。
親切だな、とか、柔軟な考え方を持っているな、とか。魅力的に感じた人が全員、オランダ人でした。もちろんひとくくりにするのはどうかという感じだし、単純な理由すぎるし、世界的にオランダ人は「ストレートな物言いをする頑固な人々」として悪名高い部分もあります。インターナショナルスクールにいるオランダ人だから、特に寛容レベルが高かったのかもしれませんが。
福沢諭吉は『自伝』において、アメリカに摂津守の従者として訪れた際、アメリカの機械文明ではなくオランダ系アメリカ人の文化的側面におどろいたことを明かしています。
私にとっても、一番最初で最も重要な決め手はオランダ人の国民性に惹かれた、という文化的な側面でした。
第二に重要な決め手であったのが、オランダが欧米において商業の拠点として、今も昔も変わらずその重要性を保持していることでした。
日本の多くのスタートアップも、オランダをまず第一の拠点に、他の欧米各国に進出していく傾向が多いようです。
経営学専攻である身として、このような環境に身をおくことに、魅力を感じました。
なぜティルブルフ大学?
数多くある大学の中で、なぜティルブルフ大学を選んだのか。
それはズバリ、経済経営系で権威のある大学で学びたかったからです。
オランダの大学は一概に、経済経営系で有名な大学が多いので、当初私はティルブルフ大学かマーストリヒト大学(オランダ最南のベルギーとの国境近くにある公立大学。場所はマーストリヒト条約でも有名ですよね)で悩んでいました。
ですが、ティルブルフ大学所属の研究者たちの、リサーチ大学としての圧倒的なアウトプットの量と非常に実践的な授業内容に惹かれ、ティルブルフ大学に最終決定しました。
今回は短めに、私の留学の初目的などなどについてお話ししていきました。本当に渡航ができるのか、それはオランダ/日本政府、そして双方の大学の指針に委ねられる部分がありますが
できる限り、万全の準備をして留学に臨みたいなと思っています。
見守っていただけると、幸いです。