谷口杯 SP団体戦を終えて
こんにちは。私の名前はKIRISYといいます。この度7/15に開催された谷口2歳Sでチーム「THE ACE TROOPERS」として参加しました。
今回は今大会に出るにあたってやってきたこと、振り返り等を書いていきます。
準備(エントリー~ドラフト)
まずドラフトで選ばれるために何をアピールするのか、どんな事をするべきか考えました。
他の候補者を見たところ中々の強者揃いで、自分が選ばれるなら3巡目になるだろうと思い、理想的な3巡目選手になることを目標に色々と戦略を組みました。
過去のBPL選手がやってきたことを参考にしたり監督の立場になって考えてみた結果、私は以下の4点をアピールすることにしました。
・精度の高さ
3巡目選手の傾向としてまず先鋒戦、中堅戦への出場をメインとすることが多いです。(過去の大会等を見て感じました)
また今大会はストラテジーカードが存在するので、監督としては☆12のBPIが高い選手を大将戦に出したいはずです。私はエントリー当時BPIが38.4でしたので先鋒戦 中堅戦に振り分けられるだろうと予想しました。
そのためまずは精度勝負での強さをアピールする必要がありました。
このように一桁落ちのリザルトなどを投稿して精度勝負でも戦えることを発信してました。一桁狙いは心臓に悪いわい。
・個人差系ジャンルに出られる
SCRATCHとSOF-LANですね。癖のあるジャンルなので人によって出来る出来ないが激しいです。しかしチームに1人は職人が欲しい!というところで、これを得意だと言えるようになればドラフトをやる上でかなり有利に働くと考えました。特に皿!
私はソフラン曲をそこそこ詰めていたのでそこをアピールすることにしました。
・自選を確実にキープできる力
低~中難易度がメインになるとはいえ1巡目選手とぶつかることもある、コストの関係上大将戦に出ることもある。
といった理由で格上と対峙することになってもポイントを取りに行ける自選力があるとチームとして頼もしいところです。
監督としても「どこにでも置ける選手」がいることでオーダーを組みやすくなったりと戦略的に楽になると考え、どのジャンルでも絶対引き分け以上に持ち込めるよ!というのをアピールすることにしました。
・本番強さ
大会経験がゼロというところで、私自身を売り出す上でかなりビハインドがあった部分でした。上三つをアピールしたところで「実力はあるけど本番で力を発揮できるのか」という不安要素があると監督としてもかなり選びづらいと思います。なので、「1クレ目からそこそこのスコアを出せる」「緊張に強い」ことを頑張って伝えることにしました。
ここはエントリーの自己PR文で一番書いたと思います。本当に。
こうして約一ヶ月間準備してきた結果……。
YON*(よしもん)監督から2巡目指名を頂きました。
とても嬉しかったです。
オールラウンダーで高い水準のスコアを出せるよしもんさん、高難易度では無類の強さを誇るばいおさん、精度勝負に強いあろってさん。
良いチームができたと感じました。
練習期間
さて、ここから練習の方針をガラッと変えることにしました。
この期間やってたこと
地力上げ
本番を見据えて、指が冷えてる状態でもスコアを出せる押し方の習得
1クレ目のアベレージを最大化させるための設定を探す
特に地力上げは外れ譜面で差をつけたり地力が必要な中難易度譜面を武器にしたかったから入念にやってました。
この段階でオーダーは既に決まっていましたが、監督のよしもんさんから「しばらくは基本的な練習を続けてほしい」と言われていたので自分の担当ジャンルを集中的に取り組むことはせずに練習メインで行きました。
大会3週間前
この辺りから担当ジャンルの対策を始めました。
私の担当は
・先鋒戦(SOF-LAN)
・大将戦(PEAK)
・副将戦(TREND)
下2つは地力である程度はカバーできることを踏まえて、まず先鋒ソフランに着手することにしました。
当たり前ですが癖のある曲しかない!!
どのジャンルも「誰が来ても勝てる武器曲を作る」を目標にしていたのでここは本当にしんどかったです。
特にグラフルと叙情はかなり苦手だったので、地元の上手い方からギアチェンのやり方やコツなどを教えてもらい、ひとまずはどれが来ても対応できるようにしておきました。地元の上手い方に感謝🙏
一方このタイミングでよしもんさんが体調不良で欠場となり、代わりにしきぴーさんに監督代行していただくことになりました。
よしもんさんにはこんなしんどい中でもチームをまとめたり引き継ぎなどやってくださったりと本当に頭が上がりません。しきぴーさんも突然の監督交代だったと思いますが監督業務を引き受けてくれて本当にありがとうございました。
オーダー発表~試合前日
大会三日前になり試合のオーダーが発表されました。
ちはやさん副将じゃないんかい!!
あの大量に送られてきてたCHORDの挑戦状達はなんだったの…。
でも多分向こうも同じこと考えてそうだなあって思ってニヤニヤしてました。
そして第2試合の対戦相手は青木さんです。
青木さん!?
一番可能性低いと思ってた人が来てまじでびっくりしました。
100%わいあくさんだと思ってました。いや、マジで?
とりあえず先鋒ソフランは叙情、era辺りのごりごりソフラン系が自選候補に。そして2hot2eatが何故か仕上がってたので急遽二曲目に選択。
他選はサーフ一択だと思ってました。本当に怖かった…。
大将ピークですが、自分の得意なガチ押しであるカゴノトリと弱点を刺すという意味でエルフェリアを選択しました。
ただ青木さんがカゴノトリお上手なの知らなくて、試合直前に『DIV. 2610点(MAX-40)』が見えた瞬間ガチで焦りました。
他選は正直何が来るか分からなかったです。中速系が来そうだなあってぼんやり思ってました。
そして副将トレンド。
相手の候補はVAN3さん、SILVERさん、AXIOM.さんのうち1人。
自選候補は悩みに悩んだ末、誰が来ても絶対勝てる自信があった『Seraph』と地味に得意な『マツケンサンバII』にしました。
そんなこんなで福岡に前日入りし、チームメンバーでもつ鍋を囲んだあと、ラウンドワンで1クレだけ入れ最終調整を行いました。しきぴーさん車出してくれてありがとうございました。
試合当日
第1試合 vs STRNGIファンボーイズ
いよいよ始まります。お相手はTIHAYA選手。
お互いの自選曲は以下の2曲になりました。
・op.31 叙情
・GRADIUS -FULL SPEED-
ここは自分の得意フィールドでもあったので2タテに成功。
叙情投げてごめんなさい。
次はCHORDで""勝負""しましょう
第2試合 vs Power of Lo部
相手は青木さん。
曲は
・カゴノトリ~弐式~
・Dances with Snow Fairies(ストラテジー)
の2曲となりました。
ストラテジーに関してですが「この日一番仕上がってたきりしゃろさんに使いたい」としきぴー監督が言ってくれましたがとりあえずは「大将は相手の曲目を見てカードを切るか決めたい」と伝え壇上へ。
しかし
「あ、すみませんこれ無理です」
とチームに伝えストラテジーカードを使うことに…。
変更後のDances with Snow Fairiesは苦手ではありませんでしたが、青木さんも中速系が上手いプレイヤーなのでどうなるか、、、
そして結果ですが、かなりいいプレーができ勝利。
二曲目のカゴノトリはかなり自信があったのでこちらも落ち着いてプレーできました。と思いきや、終盤の配置がかなり終わっていて心臓バクバクだったしGOODを出したときマジで焦りました。
結果、3点差で勝利。
本当に嬉しくて嬉しくて頭が真っ白になりました。
ちなみに後でチームメンバーから最後まで同点だったと聞いてめちゃくちゃ肝が冷えました。グラフ見なくて良かった…。
勝てたのももちろん嬉しいんですが、青木さんは少し前から大会で活躍されていて憧れのプレイヤーの1人だったので、戦えるだけでも本当に嬉しかったです。
またBPLバトルとかで稽古つけてもらいたいです。よろしくお願いします。
第3試合 vs 最初で最後の晩餐会
少し時間を挟んだ後、私達の番が来ました。
お相手は「最初で最後の晩餐会」のVAN3さん。
曲は
・Seraph
・C-C-C-N-N-N(ストラテジー)
の2曲に。
ここはお互い自選を取る形で引き分けに。
C-C-C-N-N-Nに関しては自己べを出していても負けていたので敵ながら天晴でした。
その後大将戦ではばいおさんがドラ1の強さを見せつけるも大野さんが華爛漫†で勝負強さを発揮し3点差で敗北。
めちゃくちゃ悔しかったけど、良い経験になったと思います。来てよかった。
そして全試合が終了し、激戦の末 STRNGIファンボーイズが優勝しました。
本当におめでとうございます!!
今回初めての出場でしたが、大会ならではの面白さを色々と経験させていただきました。そして参加してよかったと心から思えました。ありがとうございました。
THE ACE TROOPERSのみんなへ
一緒に戦えて本当に良かったです。ありがとうございました。
二次会
べろべろに酔っ払った
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